大学教育は役に立たないの?

大学教育は役に立たない?

大学卒業後、就職した社会人に、「大学教育が役に立っているか?」と尋ねると、
殆どの人は役に立っていないと答えます。
勿論、大学教育は全て役に立たない訳ではありません。
医師や法律家等の専門職に就く人には、大学教育=専門教育が必要です。

しかし、多くの大学生の場合、将来の職業と所属する学部=専門はズレています。
正確に言えば、大学進学の段階では将来の職業が決まっていない人が大半でしょう。
大抵は進学段階では将来は未知数です。
そういう意味で大学教育は、役に立たなくて当然とも言えます。

大学側の事情

しかし、大学側の事情もあります。
専門知識が必要な人は限られていますが、大学が必要以上に存在し、
そこで専門教育を行っています。
そういう意味で政府が大学の設置を認可し過ぎた側面もあります。

また、大学教師には教授の自由があります。
多くの場合、大学教師は自分の興味・関心に従って授業を行います。
そうすると学生のニーズと提供される授業もズレる可能性が高くなります。
教授の自由は専門の学問の論理に従っていると評価することも出来ます。
しかし、学生はその学問を必ずしも必要としていません。

以上から大学教育が役に立たない理由は、それを提供する側にも
受ける側にもあると言えます。
この矛盾を解消するには、進学段階で職業と専門をなるべく一致させる必要があります。

体験授業