人に教えると理解する

人に教えることを意識して知識を磨こう

人に情報を教えることで自身の知識もより深まると良く耳にします。
これは、人が聞いて分かりやすいかどうかを意識することで、
知識の整理をつけることができるから。
無意識的に反復練習も行うことができますので、
特に、歴史の記述問題など、物事の背景に迫るような深い知識を問う種類の勉強には、
絶大の効果を発揮します。
では、「人に教える勉強法」とは、具体的にどのようなことを指すのでしょうか。

リポーター法で伝えることを意識しよう

人に教えることを意識する勉強法の代表的なものに、
「リポーター法」というものがあります。
これは、自身がリポーターになったと仮定して、
教科書や授業に対して「取材」するというもの。
・見出し・内容・理由・影響・結論という5段階の要素に勉強する事柄を分類して、
どのようにリポートすれば視聴者に事件
(教科書や授業上のできごと)が伝わりやすいかを考えて行くのです。
これを行うことによって、受け身の記憶方式であった「暗記」から情報を昇華させ、
試験の際などのアウトプットが容易に行えるようになってきます。

リポーターの具体的なやり方

歴史上の出来事で有名な関ヶ原の戦いを例にとって考えてみましょう。
まず、見出しですが、これは何かが起こったことを
視聴者に知らせる第一声として考えますので、
「とうとう徳川家康が、関ヶ原の戦いを制しました!」
というような形にすると良いでしょう。
次に理由を述べます。
「信長亡き後、秀吉の手によって関東への移動を余儀なくされていた家康ですが、
天下統一の野望は潰えていませんでした。
鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギスと詠んだ句のように、
ついに忍耐が実を結ぶときがやってきたのです」
影響。
「この後、天下分け目の関ヶ原を制した家康は、
征夷大将軍の任を受けることになり、江戸幕府の開始につながります」
そして結論。
「立ちはだかる豊臣一派を制したことにより、家康の権力は絶対的なものとなりました」
いかがでしょうか?年号や人物の名前だけを記憶する勉強法に比べると、
分かりやすく、すんなりと理解できるようになったのではないかと思います。
人に教えることを意識した勉強法の活用で、揺るがない知識をつくって行きましょう。

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