受験や定期テスト対策以外にも、普段から毎日勉強しているけれどもなかなか効率が悪い・・・と思っているそこのあなた!そして、この勉強の効率を改善できる方法を探しているというあなた!周りの人から頭一つ抜けられるチャンスです。

実は、お気づきの通り勉強というのは時間が全てではありません。やはり集中して効率よく、勉強するというのが何よりも重要なのです。そこで今回は、勉強が効率的にできるようになる、誰にでもできる二つの方法についてご紹介をしていきます。

勉強の効率が悪いのはなぜ?

それではまず、その誰にでもできる勉強が効率的になる方法をご紹介する前に、なぜ今現時点で勉強の効率が悪いのかについて解説をしていきます。

ポイント1:勉強を作業と勘違いしてしまっている

作業と勉強は基本的には違うものなのですが、いざ勉強を始めてみるとこれがすべて作業になってしまうことがあるのです。

どういうことかと言うと、授業の板書の内容を綺麗にまとめたり問題集の内容を書き写して満足してしまったり、ノートを芸術作品に仕上げようとしたり、そういった部分の行動というのは一見すると勉強のようにも見えますが、ただ単に机に向かっているというだけでそれらはすべて「作業」です。

作業では何も新しい情報は入ってきていませんし、特に新しい気づきなども生まれないのではないでしょうか。

せいぜい勉強の内容を振り返ることで、こんなこともあったなあ・・・など、記憶を新しくするくらいのもので、これでは効率の良い勉強とは言えません。

ポイント2:一度で全ての勉強を終わらせようとしている・短期決戦型になりすぎている

これもまた、問題です。人間の脳みそというのは基本的に、1度で全ての作業を終わらせようというのはかなり難しくなっています。

マラソンと一緒で、いきなりマラソンの経験のない人がフルマラソンを走れるかといえばそうでもないもので、普段から勉強してるといえども自分が出来る範囲の勉強の量を超えてしまうと、一気にモチベーションが下がってしまい効率も悪化してしまいます。

そこで、一度に全て終わらせようとするのではなく何回かに分けてスケジュールを組んで勉強をしていき、それ以上の範囲まで勉強が進みそうであれば、そこで一旦打ち切ってしまうという方法もおすすめです。

よほど集中している時にはそのまま勉強してしまっても構いませんが、あまりそれを繰り返してしまうと結局、勉強疲れを起こしてしまい脳みそが勉強することを拒否してしまう原因にもなります。

ポイント3:勉強時間のバランスが悪い

まず、これはこの後の項目でもご紹介していきますが、勉強時間というのは何も法律で何時から何時までやりなさいと決まっているものではありません。

そして、人間誰しも一人一人が、脳が一番集中できる時間帯というものを持っています。

例えば夜中の時間帯に集中することができる人もいれば、午前中の時間帯に集中することができる人、さらに早朝であれば、一番集中ができるという人もいます。

基本的には一番早朝の時間帯が集中できるケースが多いのですが、とにかく、この集中できる時間帯があるということは覚えておくとよろしいでしょう。

反対に何をどう頑張っても集中することが難しい時間帯というものもどうしても存在します。

そういった時間帯に無理やり勉強しても何の意味もありませんので、こういった時間には勉強を避けるというのも重要なポイントとなります。

時間を無駄にしている可能性あり!

そして、もう一つご紹介したいのが、ノートをだらだらと眺めているだけというのも勉強というよりただの鑑賞であまり意味がありません。

なぜかと言うと、勉強というのは反復して問題を解いたり理解できない部分を情報を集めて自分で理解できるところまで落とし込んでいくというのが本来の目的です。

場所でやったことを振り返っているのはただの回想でしかありませんし、復習をしているような感じもしますが、あまり復習にもなっていないのが現実です。

そうなってくると勉強をしている時間でもないし、気持ち的には勉強をしたという気になってしまうし、これほど無駄なことはないというわけです。

勉強するのであれば、しっかりと目標を定めてこう言ったことをしようという形で勉強するというのが何よりも重要なポイントになってくるわけです。

勉強の効率をアップさせるやり方とは?

それでは、勉強の効率をアップさせるやり方にはどのようなものがあるのでしょうか。

こちらを見ていきましょう。

先ほど人間誰しも一番得意な集中に適した時間帯があるということをお伝えしたところですが、これを含めて自分の勉強スタイルを見つけるというのも一つのポイントとなります。

というのも、一番集中できる時間帯があるということは一番集中できる勉強のスタイル、例えば勉強する場所や、その時に耳に入ってくる音、温度、その他カフェインを飲んでからの方が勉強できるなど、様々な条件があります。

この一番得意なスタイルで望むのがやはり一番よろしいのではないでしょうか。

どうせ勉強するなら、自分が一番得意なコンディションで望む。これが一番おすすめの方法となります!

朝起きてからスタートするのがベスト!

この自分のスタイルを見つけるという方法に関連するのが、朝起きてからスタートするのがベストという方法です。

先ほど深夜の時間帯に集中できる人もいるし、日中集中できる人もいるという話をしたところですが、基本的には朝起きてから学校に行くまでの時間帯に早朝の勉強をするというのが一番おすすめです。

なぜかと言うと、実はあまり知られていませんが、脳みそも体と同様に「疲労」というものを起こします。「脳疲労」といいます。

実際に通訳のお仕事や耐えず脳を使って労働するクリエイターの人などは、この脳疲労がある、ということを仕事でよく知っているのですが、特にこの脳疲労については学校の勉強で習うこともあまりありませんし、まして学生の間だと気づくことができるケースというのが少ないのではないでしょうか。

とにかく、脳にも疲れることがあるということを覚えておきましょう。

そして、疲れている時というのはどうしても集中することができなかったり、せっかくインプットした情報がまるでザルのように流れてきたりすることがありますので、出来る限り脳が疲れていない元気な時に勉強すると効率が良くなるのです。

そして、一番疲れていない時間帯はどの時間帯かということですが、これは当然体も同様ですが、朝起きた瞬間です。

朝起きた時に勉強すると、脳が若干疲れてきている時に勉強するよりもかなり効率よく、そして、集中も出来るようになります。

基本的に、早朝の時間帯的な生活リズムにもよりますが、きちんとコンディション整えた上で望めば集中力が桁違いに違いますし、睡眠をしっかりとったあとなどで脳疲労もなく、頭が冴えた状態で勉強することができるようになります。

一度騙されたと思ってまずは、一週間でも早朝に勉強をしてみてはいかがでしょうか。

世の中には早朝の時間帯が一番仕事がはかどるということで、早朝の時間早起きをしてものすごい勢いで仕事をしているビジネスマンの人もいっぱい居ますよ!

勉強がデキる人は食べ物も気にしている

そして、勉強ができる人というのは様々なところに気を使っています。

あまり人には言っていないかもしれませんが、隠れて食べ物の部分にまで気を配っているのです。

それでは、勉強ができる人はどのような食べ物を食べているのでしょうか。

といっても、食生活からガチガチに改善するという方法をとっている人はあまりいません。

どちらかと言うと、勉強の時にお供として食べ物を気にしているといったところでしょうか。

まず、代表格として勉強ができる人が集中する時に使っているのがカフェインです。

カフェインといえば珈琲やエナジードリンクになどに入っているあの成分で、カフェインが体に入ると集中できるようになったり、目が冴えたりするわけですが、このカフェイン、取りすぎなければ頭がはっきりとするため勉強に集中することができるようになります。

ただし、あまりカフェインを摂りすぎてしまうと今度は逆に心臓がバクバクして苦しくなったりしますので、適量というものを見つける必要があります。

初めてカフェインを取り入れてみるという方は、お休みの前の日、あるいはお休みの日にカフェインを使ってみると良いでしょう。

続いてお勧めできるのがガムですが、ガムというのは噛む動作が入ることから、脳に刺激が伝わりその上で集中力が増すというデータがあります。

さらに、ガムのフレーバーにも、とてもスースーするものや刺激のあるものがありますので、眠気防止にもなるというわけです。

また、噛むという動作はストレスの軽減にもつながりますので、勉強していることによるストレスも軽減できるという働きがあります。

学校ではさすがにガムを噛んで授業に臨むことはできないので自宅学習のみになりますが、このガムという方法もできる人は実践していますよ。

そして、一番最後のお勧めしたいのが糖分です。

先ほど脳も疲れることがあると紹介しましたが、脳が一番エネルギー源として使っているのが糖分なんです。一番良いのはブドウ糖ですが、もし難しければ他の糖分でも構いません。

とにかく、糖分を摂り続けることによって脳疲労を回復、もしくは、軽減することができますので、集中力はより持続するというわけです。

よく、疲れた時にチョコレートを食べると少し楽になった気がしますが、あれもチョコレートの糖分が脳に届いているということです。

まとめ

今回は勉強が効率的になるようにそして、能率がアップするように誰にもできる二つの方法についてご紹介をしてきました。

大きく分けて二つの方法ですが、様々な方法があることがわかりました。

特にカフェインやガム糖分などは勉強のお供としてとても重要なアイテムですので、出来る限り取り入れるようにしていきたいところです。

そして、何も決められた時間に勉強しなければならないという決まりはありませんので、自分だけの勉強スタイルや集中できる時間帯を見つけ出すことで、より効率的に勉強できるようにしていきましょう!