こんにちは、家庭教師のガンバ「やる気アップ隊」隊長の竹田です。
中学生の勉強の中で、苦手な教科といえば社会という人は多いのではないでしょうか。
中でも中間・期末テストで必ず出てくる歴史は、「しっかり暗記したのにまったく思い出せない!」なんてケースもありますよね。
そこで今回は、中学生向けに歴史の年後の覚え方を紹介します。

歴史の年号の覚え方は?コツを紹介


歴史の年号は、中学3年生になるにつれて覚える量がどんどん増えます。
数学のように、一度公式を覚えれば問題が解けるタイプの教科とは違い、歴史は数字と出来事を覚えなくてはなりません。
そのため、悪戦苦闘する学生は多いのではないでしょうか。
歴史の年号の覚え方は、次の3つコツを参考にしてみてください。

数字の読み方をわかりやすく変換


歴史の年号は、よく「語呂合わせ」で覚えますが、数字の読み方を変えるだけでスーっと頭に入ってくるケースがあります。
例えば、「4649」という数字、語呂合わせで「4649(よろしく)」とした方が、単なる数として覚えるよりも覚えやすくありませんか?
歴史の年号も同じように、数字の読み方ひとつで頭に残りやすくなります。
数字の読み方のおすすめ例を、次の表へまとめましたので、参考にしてくださいね。

数字 読み方
0 ぜろ、れい、おー、まる、なし
1 いち、ひとつ、わん、ひと、ひ、いつ
2 に(にい)、ふたつ、つー、ふ、ふた
3 さん、みっつ、すりー、み、みつ、みみ
4 よん、し(しー)、ふぉー、よっつ、よ、よつ
5 ご、いつつ、ふぁいぶ、い、いつ、ごう
6 ろく、むっつ、しっくす、む、むつ
7 なな、しち、せぶん、ななつ、な、
8 はち、やっつ、えいと、よう、や、やつ
9 きゅう、ここのつ、ないん、く、ここの
10 じゅう、と(とう、とお)、てん、じっ
20 にじゅう、はたち、はつ(はつか)、とぅえんてぃ
30 さんじゅう、みそじ、あらさー

時代の初めと終わりに集中


高校受験の入試で出題される歴史の年号は「時代の始まりと終わり」が多いため、時間がない時は集中して覚えるとテスト対策できます。
例えば、「1854年のペリー来航」や「1221年の承久の乱」など、中学の中間や期末テストでもよく出題されます。
学校の授業では歴史の年号に合わせて出来事を覚えていきますが、テストに出される問題はわずか数問です。
すべて覚えるのは大変なので、大正時代や奈良時代の初めと終わりの出来事など、ピンポイントで覚えておくのもおすすめです。

楽しみながら記憶に残していく


歴史の年号はたくさんの覚え方がありますが、一番のコツは「楽しみながら」頭にインプットしていくことです。
とくに、歴史に興味がないと教科書を見るのも勉強するのもイヤですよね。
そんな時は、自分なりに覚えやすく楽しめる方法で歴史の年号を覚えましょう。
「社会の先生のモノマネ」や「替え歌やオリジナルソングにしてみる」など、自分にしかわからない方法を見つけるのもひとつのコツです。

歴史の年号は語呂合わせの覚え方がおすすめ!


社会のテストでは、年号より時代や出来事を覚えた方がいいとよく言われますが、そんなことはありません!
なぜなら、学校のテストや入試問題で、必ずと言っていいほど年号の並び替えが出題されるからです。
そのため、歴史の出来事と一緒に、年号を一緒に覚えることはとても重要なのです。

歴史の年号は語呂合わせの覚え方がおすすめ!


語呂合わせと一緒に出来事も覚えられるので、頭にインプットしやすいですよ。

一例として、歴史の年号の語呂合わせを紹介します。

年号 語呂合わせ
607 群れなして遣隋使
710 なんと素敵な平城京
794 鳴くよウグイス平安京
894 白紙に戻す遣隋使
1221 人に不意打ち承久の乱
1467 人世むなしく応仁の乱
1582 いちごパンツの本能寺
1600 人群れる関ヶ原
1853 いっぱい込み合うペリー来航
1877 いいバナナ食べるよ西郷どん(西南戦争)
1914 一苦一死の第一次大戦
1951 ひどく強引な平和条約(サンフランシスコ平和条約)

面白い!年号の覚え方


中学生で覚える歴史の年号は、高校になってもテストで出題されます!
せっかく覚えるなら、一生忘れられない面白い方法で頭にインプットしましょう。
例えば、You Tubeには歴史の年号を面白い歌にした覚え方を紹介しています。
リズム芸人のように、一度耳にすると忘れられない運動会の曲やラップなど、さまざまな曲が多数あります。
また、自分で考えたオリジナルストーリーで年号を覚えるのもおすすめ!
歴史のマンガ本や小説など、書籍で覚える中学生も多いのですが、あまり興味がなければほとんど印象に残らず終わってしまいます。
しかし、自分で考えた物語なら、覚えやすいようにアレンジできるので、インパクトの大きな覚え方ができますよ。

まとめ|自分に合った年号の覚え方で高校受験対策しよう


歴史の年号は学校の先生に教えてもらっても、簡単に覚えられるものではありません。
学年が上がるにつれて、覚える年号や出来事が増えていくため、記憶に残る処理方法が必要です。
歴史の年号は必ずテストや入試問題に出題されるので、自分にあった覚え方で高校受験対策するのがおすすめです。

ガンバ  竹田 一成