こんにちは!小学6年生の方は中学校生活がもうすぐ始まりますね。「新しい環境での生活が楽しみ!」という人もいれば、「授業や友達関係でうまくやっていけるかな?」と少し不安を感じている人もいるかもしれません。

でも、大丈夫です!この記事では、中学校に入る前にやっておくと安心な準備について、具体的なアドバイスや実践的なヒントをお伝えします。一緒に中学校生活を楽しいものにする準備を進めましょう!



1. 小学校の学びを振り返る

中学校の授業は、小学校で学んだ内容を基礎に進みます。なので、小学校で習ったことを復習しておくことがとても大切です。特に算数、国語、英語の3つの科目は、中学校でも基本になる部分が多いので、しっかりと確認しておきましょう。

 

算数の復習

算数は中学校の数学の基礎になります。特に、「分数の計算」「小数の計算」「図形の面積や体積」は重点的に復習しておきたい内容です。これらの基礎をしっかり固めておくことで、中学校で学ぶ「方程式」や「関数」などの新しい内容もスムーズに理解できるようになります。

練習のポイント

分数の足し算や引き算、掛け算、割り算を徹底的に練習しましょう。小数の計算も同じく大切です。中学校の授業では、小学校で習った四則演算は出来る前提で進んでしまいます。戻ってくれる時間はほぼないので予め復習した状態で臨むことが大切です

 

国語の復習

国語では、漢字や文法を復習しておくことが重要です。特に、主語と述語の関係や助詞の使い方は、中学校の作文や文章読解で必要になります。また、漢字の練習は毎日少しずつ、が理想です。例えば、以下のような復習もいいと思います。

●毎日5つの漢字を覚え、それを使った文章を作る。

●教科書に出てくる長文を音読してみる。物語文を読む際には、登場人物の気持ちを考えながら読むと読解力が向上します。

 

英語の準備

まずは、アルファベットの書き方や簡単な単語を覚えてみましょう。例えば、

●「Hello」「Thank you」などの簡単な挨拶を覚える。

●英語の歌を聴いて発音を練習する。

英語のアプリや絵本を使って、楽しみながら単語やフレーズを学ぶのも良いでしょう。

 

2. 中学校の授業スタイルに慣れる準備

中学校では、「教科担任制」が採用されています。これは、科目ごとに違う先生が教える制度です。授業ごとに先生が変わるため、最初は少し戸惑うかもしれませんが、次第に慣れていきます。この仕組みは、各教科を専門的に学べるという大きな利点があります。

 

授業の進み方

中学校の授業は、小学校に比べて進むスピードが速くなります。そのため、予習と復習を習慣化することが大切です。

 

予習と復習のポイント

●予習:次の授業で扱う内容を教科書で確認しておくと、授業が理解しやすくなります。たとえば、数学で「正負の数」を学ぶ場合、正の数と負の数の違いを事前に調べておきましょう。

●復習:授業ノートを見返し、学んだ内容を整理します。また、授業中に理解が曖昧だった部分を重点的に復習することで、知識が定着します。

 

ノートの使い方

ノートの取り方にも工夫が必要です。科目ごとにノートを分け、例えば以下のようなポイントを意識するのも良いと思います。

●数学:公式や例題を見やすく色分けする。

●国語:漢字や言葉の意味をメモし、余白にメモを追加する。

ノートを整理しておくことで、テスト勉強がスムーズに進むだけでなく、日々の授業の理解度も高まります。

 

3. 自主学習の習慣をつける

中学校では、自主学習の重要性が格段に増します。小学校では宿題をこなすだけでよかったかもしれませんが、中学校では、自分で考えて勉強する力が求められます。この力は、高校や社会人になったときにも活かせる重要なスキルです。

 

自主学習のポイント

1.目標を設定する

たとえば、「1週間で英単語を30個覚える」「毎日数学の問題を2問解く」など、具体的な目標を立てましょう。小さな目標を達成することで達成感が得られ、モチベーションを維持できます。

 

2.時間を決める

毎日決まった時間に勉強する習慣をつけると、無理なく続けられます。たとえば、夕食後の1時間を「勉強タイム」と決めると生活リズムに組み込みやすくなります。

 

3.進捗を記録する

勉強した内容を記録することで、自分の成長を確認できます。ノートに学習内容や達成した目標を書き留めることで、振り返りがしやすくなります。

 

自主学習を楽しくする工夫

●ゲーム感覚で学ぶ

単語を覚えた回数や、問題を解いた数を記録してポイント化し、一定のポイントに達したらご褒美を用意するなど、遊び心を取り入れた学習方法を試してみてください。

●学習アプリを活用する

自分に合ったアプリがあれば、それを利用するのも効率よく学ぶ方法になるかも知れません。クイズ形式で楽しく学習できるアプリもあるようです。

 

4. 健康的な生活習慣を整える

新しい生活では、心身の健康が何よりも大切です。特に中学校では、授業や部活動、友達との交流など、さまざまな活動に取り組む機会が増えるため、体力や精神力が必要になります。

 

生活リズムの整え方

たとえば、就寝前はスマホやゲームを控えめにし、ストレッチや読書を取り入れ、リラックスした時間を作るとスムーズに眠りにつけるのではないでしょうか。また、健康的な生活を送るためには、適度な運動も必要です。たとえばジョギングやウォーキング、ストレッチなどを日課にすることで、体力がつき、疲れにくい体を作ることができます。

 

5. 新しい友達との付き合い方を考える

中学校では、新しい友達や先生との関係がスタートします。良好な人間関係を築くことは重要なことではないでしょうか。以下のことを参考にしてみてください。

 

友達作りのポイント

1.挨拶を心がける

挨拶はコミュニケーションの基本です。「おはよう!」と明るく声をかけるだけで、もちろん相手にもよりますが、好印象を与える可能性が高まると思います。

2.共通の話題を探す

趣味や好きなことについて話してみましょう。「好きなスポーツは?」「週末は何をしているの?」など、相手の興味を引き出す質問をすると会話が弾むことが多いです。

3.相手を尊重する

人それぞれ考え方が違うことを理解し、相手の意見を尊重しましょう。相手の話をしっかり聞く姿勢が信頼を築きます。

 

トラブルへの対処法

新しい環境では、誤解やトラブルが発生することもあります。たとえば、意見がぶつかったり、グループ活動で役割分担がうまくいかなかったりする場面があるかもしれません。そのようなときは、以下のポイントを心がけるといいと思います。

1.冷静に話し合う

感情的にならず、お互いの意見を冷静に聞き合うことが大切です。問題を一緒に解決する意識を持つようにしましょう。

2.第三者に相談する

どうしても解決が難しい場合は、先生や保護者など信頼できる大人に相談するのも一つの方法です。

 

6. 部活動や学校行事への備え

中学校生活を充実させるためには、部活動や学校行事への積極的な参加が欠かせません。これらの活動を通じて、自分自身の成長や友達との絆を深めることができます。

 

部活動の選び方

中学校では多くの部活動があり、運動部から文化部までさまざまな選択肢があります。自分の興味や性格に合った部活を選ぶことが大切です。たとえば、運動が好きな人はバスケットボール部やサッカー部といった運動部に、芸術に興味がある人は美術部や吹奏楽部などの文化部に、と自分に合った部活を見つけてみましょう。

部活動では、先輩や先生との交流を通じて、新しい技術や考え方を学ぶことができます。また、チームとして目標を達成する喜びを味わえる場でもあります。見学や体験期間を活用し、自分にぴったりの活動を見つけてください。

 

学校行事への取り組み

体育祭や文化祭、修学旅行などの学校行事は、クラスメートと協力して取り組む貴重な機会です。特に体育祭では、クラス対抗の競技や応援合戦など、全員で一丸となって目標を目指す楽しさを体験できます。

文化祭では、自分の得意分野を活かして活躍する場がたくさんあります。たとえば、演劇では役者としてステージに立つだけでなく、裏方として舞台装置や衣装を担当することで、成功の喜びを分かち合うことができます。

修学旅行では、クラスメートと非日常の体験を共有することで、友情がさらに深まります。計画段階から話し合いを大切にし、協力して進めることが成功の秘訣です。

 

まとめ

中学校生活を楽しむためには、事前の準備も大切になります。学びの復習、新しい授業スタイルへの慣れ、自主学習の習慣づけ、健康的な生活リズムの確立、新しい友達との関係づくり、そして部活動や学校行事への積極的な参加。これらを心がけることで、より充実した中学校生活を送ることができます。

この記事が少しでも参考になり、自信を持って中学校生活をスタートさせるお役に立てれば嬉しいです。新しい環境での素晴らしい体験を心より応援しています!




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