中学生にもなると、やはり自分で文房具を選びたいですよね。中学に上がると、シャーペンを使うことができるようになるなど自由度が広がるのも嬉しいポイントです。

そして、お気に入りのシャーペンでノートをとると、非常にはかどるのではないでしょうか。そこで今回は、シャーペンの中でも疲れにくくて、その上安い学生さんでも買いやすいものをご紹介していきます。

どのようなシャーペンが自分に合っているのかもこの記事で見つけ出してみてください。

種類が豊富!自分の勉強方法にあったシャーペンを見つけたい

まず、シャーペンの特徴として、最近のシャーペンはとても種類が豊富というものがあります。主にシャーペンの種類は芯の太さやその重さ、そして、持った時の感じによって分けられます。

この辺りについては、自分で色々なシャーペンを試し書きしてみて、どのシャーペンが自分の手に1番フィットするかというのを見つけ出さなければならないのです。

そうは言っても何百種類もある中から、全部試し書きをして見つけるということは難しいですよね。そこで、シャーペンを見つけ出すための目安を紹介します。

基本的には、シャーペンの芯の太さは0.5mmのものを選ぶことをおすすめします。シャーペンによっては、0.3mmという太さの少し細い芯を持つものがあったり、あるいはそれ以外の芯の太さが使えるシャーペンもあるのですが、1番疲れにくくて、なおかつ長時間の勉強やノートのまとめにも使えるおすすめは0.5ミリのシャーペンの芯です。何だかんだ言っても、これがベストです。

0.3mmのシャーペンの芯については、どうしても芯が折れやすいという特徴があるので、集中して文字や図形を書いている途中でポキっと芯が折れてしまうと、シャーペンの芯と一緒に心も折れてしまい、そこで集中が途切れてしまうこともありますよね。

ちなみに勉強している時やテストの問題を解いている時、あるいは作図をしている時というのはとても集中していて、脳からも特殊な脳波が出ています。

よく、部活の試合などで「極限まで集中すると、何もかもがスローモーションで見えて身体の能力も一時的に上がる『ゾーン』に入る」と言ったりしますが、実は勉強のために集中力を使っているときでも同じ様な現象が起こっています。

そして、この集中力が続いている状態は、ちょっとした刺激で簡単に終わってしまいます。さらに、一旦集中が切れてしまうと、脳は本能で出来る限り休憩を取ろうとするので、そこからまた集中モードに持っていくというのはかなり難しくなってしまいます。

このような集中切れを、シャーペンの芯が折れるたびに起こしていては勉強どころではなくなってしまうので、出来る限りシャーペンの芯は折れにくい0.5mmのものを使うようにしたいところです。

そして、同じ芯について、その濃さについても、解説しておきます。シャーペンの芯の濃さ=硬さは鉛筆からシャーペンになると、いまいちその違いがよくわからずに苦戦している人も多いかと思います。基本的には、HBのシャーペンの芯かもしくは、もう少し濃いBのシャーペンの芯を使うようにするとしっくりくるかもしれません。

ものによっては2Bの芯なども売っていますが、この辺りは柔らかすぎてすれるとノートや手を汚してしまう可能性もありますので、注意しながら使うようにしたいですね。

ちなみに、小学生の頃に鉛筆の芯の濃さが4Bくらいの濃いものを使っていた人については、最初から2Bくらいのシャーペンの芯を使うようにするとすんなりシャーペンに移行することができるでしょう。

やはり芯が濃い方が滑らかに字を書いたり、図形を描くことができたり、何かと便利という人もいますので、この辺りについては、決して他の人に合わせたり無理をして使う必要はありません。

1番のポイントは自分が使いやすいかどうかそして、長時間勉強することが辛くないかどうかですし、シャーペンの使い心地が悪いということでどうしても勉強やノートをとる作業から遠ざかってしまう人がたまにいます。これは、あまりにももったいない話ですよね?

そして、意外と「なんとなく勉強が辛くてノートをとるのも嫌だ」という人ほど気づいてことが多いのですが、実際にはシャーペンが自分に合っていなくて文字を書くということが苦痛になってしまっている、というパターンもあり得ます。

そのため、今この段階で勉強やノートをとる作業がとにかく、苦痛で仕方がないという人はまず、シャーペンの芯の濃さやシャーペンの太さがきちんと自分に合っているかどうかを確認してみましょう。

試し書きについては、お友達に少しシャーペンを貸してもらってもOKですし、文具コーナーでも試し書きが可能なケースもありますので、どんどん色々な種類を試してみるようにしましょう。

そして、芯が合っているかどうかの他にもうひとつ重要な要素があります。それがグリップの太さがあっているかという部分です。シャーペンには様々なグリップの太さがありますが、これは適当にグリップの太さが展開されているわけではありません。

人によって、自分の手にフィットするグリップの太さが異なることから、様々な太さのグリップが発売されている、というわけです。ちなみに、筆圧が少し強めの人については、グリップが太めのものの方が使いやすいという声が聞かれます。

昔からグリップが太めのシャーペンの代表格といえばドクターグリップですが、このドクターグリップはノックしなくてもペン自体を振ることでシャーペンの芯が出てきてくれますので、使いやすさという部分ではピカイチです。

ドクターグリップに慣れてしまうと、他のシャーペンや鉛筆あるいはボールペンでも、つい癖で振ってしまうくらい手に馴染む特徴を持っています。

さらに、筆圧が少し細めで鉛筆と同じようなグリップで書くようにしたいという人については、細めのグリップのシャーペンがおすすめです。

まるで、鉛筆のような形をした鉛筆シャープというものもありますので、これらを利用してみるのも良いのではないでしょうか。

とにかく、シャーペンの芯の濃さとグリップの太さというのは、きちんと合わせておかなければ勉強から遠ざかってしまう、直接的な原因にもなりかねません。

今まで、そこを気にしたことがなかったという人は、今日からでも本当に自分に合っているシャーペンの種類はどのようなものか調査するようにしてみましょう。

安いシャーペンでも高機能なものも!使いやすさを重視して選ぼう

最近は、シャーペンがものすごく高機能化しています。今から10年くらい前に発売されたクルトガというシャーペンが高機能シャーペンの元祖と言われており、今や非常に多くの高機能なシャーペンが発売されています。

そして、確かに1本1000円くらいする高いシャーペンもあるのですが、安いシャーペンでも高機能で使いやすいシャーペンもたくさんあります。

先程ご紹介したクルトガというシャーペンについては、ほとんどが1本300円程度で購入することができますし、その他の高機能なシャーペンも、多くは500円から600円程度で購入することができるものがほとんどです。

そのため、高いシャーペンだからといって必ずしも自分の体にフィットしてとても使いやすい、というわけではないということを覚えておいてくださいね。あくまでも先ほどからご紹介している通り、使いやすさを重視してシャーペンは選ぶべきです。

もし高機能シャーペンを使うということであれば、芯が折れにくいもので、さらに、グリップの部分も書き心地について追求されているものを選ぶとよいでしょう。

ちなみに、クルトガについては、芯が耐えず回り続けることでシャーペンの芯が偏った形にならず、文字が太くなったり書きづらくなることを防いでくれるというシステムになっています。よく、鉛筆を使っている時に鉛筆をくるくる回しながら書いていた人もいるかと思いますが、クルトガはそれを自動でやってくれる、というわけです。

このように、最近は高機能なシャーペンがたくさん発売されているわけですね。

ストレスなく楽しく勉強するなら、デザインにもこだわろう

勉強をする上で、ストレスなく楽しく勉強をするというのも、非常に重要な要素です。楽しいことなら長続きしますが、楽しくないことでストレスのかかることは出来る限りしたくはありませんよね。

勉強はストレスのかかるものでなければいけない!ということは一切ありません。どうせなら楽しく勉強したいものです。そして、そんなストレスなく楽しい時間にするためには、やはりシャーペンのデザイン一つからこだわりたいところです。

最近は、キャラクターものの可愛いシャーペンなども、種類豊富に発売されていますし、シャーペンなのにまるでボールペンや万年筆のように高級感のあるものも発売されています。

さらに、シャーペンのロングセラーである、ドクターグリップも最近はモデルチェンジを経ておしゃれなデザインになりました。少しレトロですが、鉛筆シャープが逆に新しいデザインになる場合もあります。

このように、実用性だけではなくシャーペンをまるでアクセサリーのように、自分を演出するアイテムとして使うというのも、おすすめの方法です。持つだけでテンションが上がるというシャーペンも魅力的です。

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まとめ

このように中学生にもなると鉛筆からシャーペンに移行する時期がやってくるということで、シャーペン選びはとても重要な要素となります。シャーペン選びを間違えてしまうと、今後ノートをとる作業や勉強が辛いものになってしまうかもしれません。

反対に、シャーペンをきちんと選ぶことができていれば、勉強の効率が上がりますし、結果的に成績も上がって学校生活が楽しいものになります。シャーペンを選ぶポイントとしてはグリップの太さや芯の濃さそして、デザインの3つということがお分かりいただけたかと思います。

今手元にあるシャーペンが自分にフィットしているかどうか不安だという場合は、すぐにでも他のシャーペンに触れて、試してみるようにしましょう。