勉強することは大事ですが、勉強の仕方や方法によっては効果がない場合も存在します。
長時間かけても成果が出なければ疲れるだけですし、モチベーションも下がってしまいますよね。
今回は、絶対にやってはいけない「効率の悪い勉強法」についてお話していきたいと思います。
①眠いまま勉強する
睡眠不足で集中力を欠いたまま勉強しても頭に入りません。
私も経験ありますが、教科書とかノートとかを見ながらボーっとしてしまい、なんにも覚えられなかっことがあります。そういう時は効率が悪いので寝てしまった方がいいし、どうしても寝ずにやらないと間に合わないときは、1時間でもいいので仮眠をとってみて下さい。1時間でも寝ると頭がすっきりして効率が上がりますよ。
②塾の回数を増やしすぎる
塾だけに限ったことではないですが、一人で勉強しないからと言って、塾や家庭教師などの指導を受ける回数を増やしていくことに意識が行ってしまう人が意外と多いと思います。
状況にもよりますが、ほとんどの場合効率的ではありません。学力を上げるためには自学習が絶対に必要になるし、避けて通れません。その時間を取ることを放棄してしまうと逆効果になってしまいます。まずは、指導回数を増やす前に家庭学習をする時間を作るようにしましょう。
③無計画に勉強する
思い付きでやろうとするとすぐに行動に移せないどころか後回しにしてしまいがちです。
テスト前の勉強で苦手な英語に追われてしまい、テスト前まで他の科目に全然手をつけてなかったということがあり、結局他の科目は一夜漬けでテストを受けるみたいな経験があります。当然、テストの点は悪かったんですけど、あらかじめ計画立てればこんなことにはならないんですよね。計画を立てるようにしましょう!
④わからない問題に時間をかけすぎる
科目によりますが、例えば数学で難しい問題にぶつかって、「どうやってやるんだ?」ってずーとにらめっこしたりした経験はありませんか。1問解くのに30分も40分もかかってしまうなんていうのは、効率が悪い勉強の仕方といえます。10分考えてみて解けない場合は、解答解説を見ましょう。経験上、行き詰っている問題で、考え込んで閃いたことはありません。
⑤ノートをキレイにまとめることにこだわる
これは女の子に多いかもしれないですね。
ノートをまとめることは大事なんです。大事なんですけれど・・・
見た目的にきれいな方がいいですが、それよりも内容が大事だよね。いろんな色を使ってきれいにしてもテストの点が上がるわけじゃないので、ある程度にしておきましょう。時間をかけすぎるのは効率が悪いです。
後で見たときに、見やすければそれでよし!重視するのはそこです。
⑥インプットに時間をかける
インプットって言うのは情報を頭に入れることを指しますが、情報を頭に入れただけでは頭に定着しないし問題も解けるようになりません。
私の経験では、「数学の勉強で公式覚えた!」「解き方覚えた!」だから「大丈夫!」なんて気持ちで問題を解く練習をせずテストを受けて、散々な結果だったことがたくさんあります。これは効率の悪い勉強なんですよね。
問題を解く作業(アウトプット)をやらないと力は付きません。
⑦できない問題を放っておく
今より実力を上げていこうと思ったら、できない部分・分野をできるようにすることが必要です。
よく見かけるのが、テスト前に問題集を1回やって満足して終わりにしている子。でも、実はそれってすごくもったいないんです。
重要なのは、2週目にもチャレンジして今度は1週目にできなかった問題を中心にやってみる。3週目は2週目にできなかった問題を中心にやってみる、というように効率よく回していくことをお勧めします。私自身もこれをやるようになって成績アップした経験があるので、ぜひ意識してやってみて欲しいです。
まとめ
今回は、「絶対にやってはいけない効率の悪い勉強」について書いてみました。読んでみていかがだったでしょうか。
自分が気付かないうちに効率が悪くなっていたり、やっているつもりなんだけど成果に繋がらないということもあると思います。勉強法が悪ければ長い時間や期間やっていても成果が上がることはありません。今回の記事を見て、ハッとすることがあればすぐに改善しましょう。参考にして頂ければ嬉しいです。
家庭教師のガンバ 今村