「英語のテスト、最初のリスニングの時点で心が折れる…」

「呪文にしか聞こえない。何を言っているか全くわからない」

「どうせ聞き取れないから、リスニングは鉛筆転がして運に任せている」

はじめまして。「家庭教師のガンバ」の体験スタッフのTです。

私たちは日々、勉強が苦手なお子さんや、受験に向けて不安を抱えるご家庭に伺い、勉強の「やり方」から一緒に見直すお手伝いをしています。

 

高校受験の英語において、多くの生徒さんが苦手意識を持ち、半ば諦めてしまっている分野。それが「リスニング」です。

長文読解や英文法は「やればできるようになる」と思えても、リスニングに関しては「帰国子女じゃないと無理」「耳の良さという才能の問題だ」と誤解している人が非常に多いです。

しかし、はっきり言います。

リスニングを捨てるのは、入試において自ら不合格を選びに行くようなものです。

なぜなら、都道府県にもよりますが、公立高校入試の英語において、リスニングの配点は全体の20%〜30%も占めるからです。100点満点中、30点がリスニング。これを「運」に任せて、長文読解だけで合格点を取るのは至難の業です。

逆に言えば、リスニングは「やり方さえ知っていれば、最も確実に、しかも楽に点数が稼げるドル箱」なのです。

この記事では、あなたが英語を聞き取れない「本当の理由」を解き明かし、机に向かわなくてもスマホ一つでできる、1日10分の最強「耳トレ法」を伝授します。

「英語が呪文に聞こえる病」は、今日で卒業しましょう。

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第1章:なぜ聞き取れない?「英語の耳」を邪魔する2つの原因

「毎日英語のCDを聞き流しているのに、全然聞き取れるようにならない」

そんな相談をよく受けます。残念ながら、意味もわからずただ聞き流すだけでは、何千時間聞いても英語はできるようになりません(お経を毎日聞いても、お経の意味がわからないのと同じです)。

英語が聞き取れないのには、明確な「理屈」があります。

原因①:人間は「自分が発音できない音」は聞き取れない

これが最大の原因です。

あなたは英単語を覚える時、「目(スペル)」だけで覚えていませんか?

例えば、「Water(水)」。

あなたはこれを、ローマ字読みで「ウォーター」と覚えていませんか?

しかし、ネイティブスピーカーはこれを「ワラ」や「ワーラー」のように発音します。

「Get it on」はどうでしょう。

「ゲット・イット・オン」ではなく、「ゲリロン」のように聞こえますよね。

あなたの脳には「ウォーター」という音しか登録されていないのに、耳から「ワラ」という音が入ってくる。だから脳は「これは知らない単語だ!」とパニックを起こし、シャットダウンしてしまうのです。

「自分が正しく発音できない単語は、絶対に聞き取れない」

これがリスニングの鉄則です。単語帳を黙読しているだけの子が、リスニングで点数を取れないのはこのためです。

原因②:英語特有の「音のつながり(リンキング)」を知らない

英語は、単語と単語がくっつくと、音が変化したり消えたりする性質を持っています。これを「リンキング」と呼びます。

  • 音の連結:Check it out が「チェケラッチョ」に聞こえる。
  • 音の消失:Good morning の「d」の音がほとんど消えて「グッモーニン」になる。

学校の授業では、先生が「Good(グッド) / morning(モーニング)」と丁寧に区切って読んでくれることが多いですが、入試の音声は容赦なく音をつなげてきます。

この「音の変化のルール」を知らないまま聞いているから、スピードが速く感じてパニックになるのです。

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第2章:リスニングは「長文読解」より100倍カンタンな理由

「聞き取れない原因はわかったけど、やっぱりリスニングって難しそう…」

そう思うかもしれませんが、実は英語のテストの中で、一番簡単なのがリスニング問題です。

なぜなら、「使われている文法や単語のレベルが、長文読解より圧倒的に低い」からです。

入試の長文読解には、中3で習う関係代名詞や、複雑な構文がこれでもかと詰め込まれています。

しかし、リスニングの原稿(スクリプト)を文字に起こして読んでみると、拍子抜けするほど簡単です。中1〜中2レベルの基礎的な単語と文法で構成されていることがほとんどなのです。

つまり、

「文字で読めば100%わかる簡単な文章が、ただネイティブのスピードで読まれているだけ」

これが、高校受験のリスニングの正体です。

難しい文法をウンウン唸って勉強するより、簡単な英語の「音のスピード」に慣れる方が、はるかに短時間で点数に結びつきます。だからこそ、リスニングは「ドル箱」なのです。

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第3章:机に向かわなくてOK!スマホでできる「1日10分の耳トレ」

聞き取れない原因がわかれば、対策はシンプルです。

「正しい発音を知り、音のスピードに慣れること」

これには、分厚い参考書も、机に向かってノートに書く作業も必要ありません。

あなたが毎日触っている「スマホ」が、最強のリスニング教材になります。

ステップ1:単語は必ず「音声」と一緒に覚える

単語帳で勉強する時、文字だけで覚えるのは今日でやめにしましょう。

今はほとんどの単語帳に、音声データをダウンロードできるQRコードやアプリがついています。

単語を覚える時は、必ず音声を再生し、聞こえた通りに自分でも声に出して発音してください。

「Apple」なら「アップル」ではなく「アポゥ」と、ネイティブのモノマネをするつもりで発音します。口を動かすことで、脳に「正しい音」がインストールされ、リスニングで瞬時に反応できるようになります。

ステップ2:最強のトレーニング「オーバーラッピング」

リスニング力を爆発的に伸ばすトレーニングが「オーバーラッピング」です。

これは、英語の音声を聞きながら、原稿(英文)を見て、音声にピッタリ被せるように自分も声に出して読むという方法です。

1. 学校の教科書や過去問のリスニング原稿と、その音声(スマホ)を用意する。

2. 音声を流し、原稿を目で追いながら、アナウンサーと「全く同じスピード、同じ発音、同じ息継ぎ」で声に出して読む。

3. つっかえずに言えるようになるまで、何度も繰り返す。

これをやると、「ネイティブはここで音をつなげているのか!」「ここは息継ぎをしないのか!」ということが、頭ではなく「体」で理解できるようになります。

ステップ3:究極の仕上げ「シャドーイング」

オーバーラッピングができるようになったら、次は原稿(文字)を見ずに、耳から聞こえてきた音声を「影(シャドウ)」のように0.5秒遅れで口に出して追いかける「シャドーイング」に挑戦します。

  • 音声:Hi, Mike. How are you?
  • 自分: Hi, Mike. How are you?(少し遅れて発音する)

文字を見ないため、全神経を「耳」に集中させる必要があります。

これができるようになれば、高校受験のリスニングは「スローモーション」のようにハッキリ聞こえるようになります。

お風呂に入っている時、ベッドに寝転がっている時。1日たった10分でいいので、スマホから音声を流して、ブツブツとシャドーイングをしてみてください。1週間続けるだけで、劇的な変化に気づくはずです。

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第4章:テスト本番で使える!「リスニング必勝テクニック」

耳トレで基礎力をつけたら、次は「テスト本番で点数を取りこぼさないテクニック」です。

リスニング問題には、特有の「解き方のコツ」があります。

テクニック①:「先読み」で敵の正体を見破れ!

リスニングで一番やってはいけないのは、「音声が流れ始めてから、慌てて問題文を読む」ことです。

テスト開始のチャイムが鳴り、筆記問題を開いたら、真っ先にリスニングの「問題文」と「選択肢(絵やグラフ)」を読んでください。

  • (例)選択肢に「9:00」「9:30」「10:00」と書いてある。

→ 「なるほど、『時間』を聞き取ればいいんだな」と予測できます。

  • (例)絵に「走っている男の子」「本を読んでいる男の子」が描いてある。

→ 「『誰が何をしているか』の動詞に集中すればいいんだな」と予測できます。

「何を聞かれるか」がわかっていれば、音声のすべてを聞き取る必要はありません。必要なキーワードだけを待ち伏せしてキャッチする。これが「先読み」の魔法です。

テクニック②:メモは「5W1H」と「数字」だけ!

音声を全部メモしようとして、書くことに夢中になり、肝心の音声を聞き逃してしまう生徒がいます。

人間の脳は「聞く」と「書く」を同時に処理するのは苦手です。

メモを取るのは、以下のポイントだけに絞ってください。

  • 数字(時間、値段、人数、日付など)
  • 5W1H(Who=誰が、When=いつ、Where=どこで、など)
  • 固有名詞(人の名前、駅の名前)

「Tuesday(火曜日)」なら「火」と日本語で書くなど、自分が一番速く書ける記号や略語でメモを取るのがコツです。

テクニック③:「わからない単語」は華麗にスルーする

リスニング中に、全く知らない単語が聞こえてくることがあります。

ここで「えっ、今の単語なに!? どういう意味!?」とパニックになってフリーズすると、その後の音声がすべて耳に入らなくなり、全滅します。

知らない単語が出たら、「まあいいや、どうせ重要な単語じゃないだろ」と開き直って、すぐに忘れてください。

高校入試のリスニングは、1つの単語がわからなくても、前後の文脈や、繰り返されるキーワードから推測して答えを出せるように作られています。

「立ち止まらない勇気」が、リスニングの最大の武器です。

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第5章:【保護者の方へ】家の中を「英語が響く環境」に

最後に、保護者の方へのお願いです。

お子さんが部屋やお風呂で、スマホから英語を流してブツブツと呟き始めたら、それは「耳トレ(シャドーイング)」を頑張っている証拠です。

「うるさいわね! ちゃんと机に向かって勉強しなさい!」と怒ったり、「何ブツブツ言ってるの?」とからかったりしないでください。

リスニングのトレーニングは、机にかじりついてノートにカリカリ書くことではありません。

「声に出すこと」が最大の勉強です。

「お、英語の発音いいね!」「毎日聞いてて偉いね」と、その姿勢を褒めてあげてください。

家の中が、お子さんが堂々と英語を口に出せる「環境」になることが、リスニング力向上の何よりのサポートになります。

 

まとめ:リスニングは「慣れ」ではなく「トレーニング」だ!

いかがでしたか?

1. リスニングは配点が高く、実は一番カンタンな「ドル箱」。

2. 聞き取れないのは「自分が正しく発音できない」から。

3. 1日10分、スマホの音声に合わせて「オーバーラッピング」と「シャドーイング」をする。

4. 本番は、問題の「先読み」と「スルーする勇気」で乗り切る。

「英語が速すぎて聞き取れない」と嘆く必要はありません。

野球の素振りのように、正しいやり方で毎日「耳」と「口」を動かしていれば、ある日突然、霧が晴れたように英語がスルスルと頭に入ってくる瞬間が必ず訪れます。

リスニングを捨てず、得点源に変えれば、志望校のランクを一つ上げることも夢ではありません。

今日からスマホのイヤホンをつけて、最強の耳トレを始めましょう!

もし、「やり方はわかったけど、一人でシャドーイングを続ける自信がない」「長文の勉強法も教えて欲しい」と悩んでしまう場合は、私たち「家庭教師のガンバ」にご相談ください。

家庭教師なら、「一人でブツブツ言うのは恥ずかしい…」というお子さんでも、お兄さん・お姉さんのような先生と一緒なら、ゲーム感覚で楽しくリスニングの特訓ができますよ。

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家庭教師のガンバ T

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