こんにちは、家庭教師のガンバ「やる気アップ隊」隊長の竹田です。
そろそろ高校受験シーズン本番がやってきます。
中学2年生の方は、そろそろ志望校を考え始める時期かもしれませんね。たくさんある高校の中から、どの高校を選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、志望校の決め方についてみていきたいと思います。
高校受験において志望校の決め方のポイントとは?
人生における重要なポイントの一つとなる高校受験。
どの高校を選んで受験すればいいのか、悩むポイントとなります。
志望校を選ぶときに気をつけなければならないのは、イメージや偏差値だけで選んではいけないということです。
一言に進学校と言っても、学校の教育方針や受験に対する考え方は、各高校によって異なります。
また「昔のイメージや噂だけでその高校を判断したら、実際は異なっていた」ということもあります。
志望校を決める際には、実際に通うことになるお子さんと一緒に情報を調べ、志望校を決めていくようにしましょう。
志望校の決め方 校風編
志望校を決めるときの一つの要素として大切なのは校風です。
それぞれの高校に特色があります。
例えば、部活動に力を入れている高校、国公立大学への進学に力を入れている高校、推薦入試に力を入れている高校、専門的な知識を学ぶことに力を入れている高校など。
お子さんが高校生になって、何に特に力を入れていきたいのかを考慮して、志望校を考えるようにしましょう。
また、高校によっては生徒の自主性を重んじ、あまり校則の厳しくない学校もあります。
その高校に通っている他の生徒とうまくやっていけるのかなど、自分がその高校に入ったときに楽しく通えるかどうかを想像してみるといいですね。
実際にその高校の様子を見てみたいということでしたら、オープンスクールや学校説明会、文化祭などに参加してみるのもおすすめです。
その高校に通う生徒さんの様子や先生の様子を見て、お子さんがこの高校に通いたいと思えたら、受験勉強にも力を入れることができます。
志望校の決め方 偏差値編
高校受験の志望校を決めるとき、どうしても忘れてはいけないのは偏差値です。
どんなに行きたい高校があったとしても、学力が足りていなければ通うことはできません。
「偏差値が高ければ高いほどいい」と言い切ることは難しいですが、偏差値が高い高校に入っておくほうが、将来の選択肢が増える可能性は高くなります。
ただし、いくら偏差値が高くても、校風や学校の雰囲気が合っていなければ、高校に通うのが楽しくなくなるかもしれません。
偏差値も一つの要素として志望校を選ぶようにしましょう。
偏差値である程度志望校を決めるとき、目標をどこに設定しようかと悩む方もいます。
その場合は、現状の成績より少し上の高校を志望校として選択することをおすすめします。
手が届くか届かないか微妙なところが志望校の場合、そこを目指してがんばろうと思えてくるものです。
最初から目標を低めに設定するのではなく、少し高いところに設定し、そこを目指して勉強するほうが学力が伸びるでしょう。
志望校の決め方 高校の実績編
各高校には、力を入れている分野を持っている高校もあります。
大学進学を希望している場合は、校風、偏差値はもちろん、その高校の進学実績を確認しておくようにしましょう。
大学入試が多様化している現在では、高校によってはどのタイプの入試を得意としているのか異なる場合があります。
例えば、指定校推薦の枠をたくさん持っている高校もあります。
その場合、その高校の指定校推薦にどのような大学があるのか知っておくと安心です。
また、国公立大学への進学に強い高校の中でも、地元の国公立大学に強いところと旧帝大と呼ばれる難関国公立大学に強い高校もあります。
実際にその高校を卒業した生徒さんが、どのような大学へ進学しているのかを確認しておきましょう。
また勉強だけではなく、部活動に力を入れている高校もあります。
野球で甲子園を目指している生徒さんが多くいる高校など、スポーツに力を入れたいと考えている場合は、部活動の実績も見ておくようにしましょう。
部活動の場合、その部の監督、指導者との相性などもあります。
部活動をがんばって大学進学ができるのか、就職できるのかなどの進路についても確認しておくと安心です。
志望校の決め方 その他
高校受験の志望校を決めるとき、他にも気をつけないといけない点はあります。
例えば、立地です。
どんなに偏差値が高く、校風がよくても、あまりに遠い学校に3年間通うのは大変です。
交通の便のよくない高校だと、保護者の送迎が必要になるかもしれません。
そのときに、保護者に対応できるのかなど。
通学するのに、便利かどうかはポイントとなります。
他には学費の問題もあります。
公立高校と私立高校では、かかる学費も大きく異なります。
私立高校ですと、学校ごとにさらに学費が異なります。
また、高校に支払う学費だけではなく、教材費、部活動の遠征費、通学するのに必要な交通費など、さまざまなところに費用が発生します。
そういった費用面についても考慮して、志望校を決めるようにしましょう。
【まとめ】
ここまで、高校受験における志望校の決め方についてみてきました。
偏差値はもちろん、校風や実績、学費などいくつかのポイントを紹介してきました。
いろいろな要素を考慮して選ばなくてはいけないので、大変かと思いますが、お子さんにぴったりの志望校選びの参考にしていただけたらと思います。
ガンバ 今村 剛