「最近、うちの子、顔色が悪い気がする…」
「夜遅くまで勉強しているけど、朝起きられなくて学校でも寝ているみたい」
「試験当日、風邪を引いたらどうしよう…」
はじめまして。「家庭教師のガンバ」の体験スタッフのTです。
私たちは日々、受験生のご家庭を訪問し、勉強の指導を行っていますが、この時期(秋〜冬)になると、勉強の内容以上に、お子さんの「体調」や「メンタル」に関するご相談をいただくことが激増します。
「勉強を代わってあげることはできないけれど、何かしてあげられることはないか」
そう悩む保護者の皆様、そのお気持ち、とても素晴らしいと思います。
実は、高校受験は単なる学力テストではありません。
寒い冬の朝、プレッシャーのかかる中で、朝から午後まで集中力を維持し続ける「体力とメンタルの総力戦」なのです。
そして、この「戦うための体と心」を作ってあげられるのは、塾の先生でも家庭教師でもなく、毎日一緒に暮らす保護者の皆様だけです。
この記事では、受験生を持つ親御さんが今日からできる、合格率を底上げする「睡眠」「食事」「夜食」の最強サポート術を、医学的な根拠や経験則を交えて徹底解説します。
鉛筆を持たなくてもできる、親にしかできない「受験対策」がここにあります。
やる気が出ない・集中できない・・・それでも合格できる高校受験対策とは?>>
第1章:【睡眠】「寝る間も惜しんで勉強」は昭和の常識! 合格する脳を作る睡眠戦略
「受験生なんだから、睡眠時間を削ってでも単語を覚えなさい!」
もし、まだそう思っている方がいたら、今すぐその考えを捨ててください。現代の受験戦略において、睡眠不足は「百害あって一利なし」です。
1. 記憶は「寝ている間」に定着する
脳科学の鉄則ですが、昼間勉強した内容は、睡眠中に整理され、脳に定着します。
徹夜で詰め込んだ知識は、脳内の「一時保管場所」に置かれるだけで、すぐに消えてしまいます。一方、しっかり寝て「長期保存場所」に移された知識は、入試本番でも引き出せます。
つまり、「寝ることも勉強の一部」なのです。最低でも6時間できれば、7.5時間の睡眠を確保するよう、親御さんがスケジュールを管理してあげてください。
2. 「朝型」へのシフトは、親の協力が不可欠
高校入試は、朝9時頃から始まります。人間の脳が完全に覚醒するには、起床から約3時間かかると言われています。
つまり、本番で頭をフル回転させるには、朝6時には起きる必要があります。
夜型の生活リズムを、入試直前にいきなり朝型に変えるのは不可能です。時差ボケのような状態で試験を受けることになり、実力の半分も出せません。
冬休みに入ったら、家族総出で「朝6時起き・夜11時就寝」のリズムを作りましょう。
【親ができる具体的サポート】
- 「光」で起こす: 朝、お子さんの部屋のカーテンを勢いよく開け、日光を浴びさせる。これで体内時計がリセットされます。
- スマホ没収タイム: 寝る前のスマホ(ブルーライト)は、脳を覚醒させ、睡眠の質を劇的に下げます。「22時以降はリビングで充電する」などのルールを徹底させましょう。
第2章:【食事】脳のエネルギー切れを防ぐ! 勝てる受験生の「朝・昼・晩」
勉強には莫大なエネルギーを使います。脳の重量は体重の2%程度ですが、エネルギー消費量は体全体の20%以上を占めます。
「何を食べるか」は、そのまま「集中力が続くか」に直結します。
1. 「朝ごはん」を食べない子は、戦う前から負けている
脳の唯一のエネルギー源は「ブドウ糖」です。寝ている間に枯渇したブドウ糖を朝ごはんで補給しないと、午前中の授業や試験中、脳はガス欠状態になります。
「朝ごはん」こそが、脳のスイッチです。
【おすすめ朝メニュー】
- ご飯(お米)+お味噌汁: パンよりも消化吸収が緩やかで、腹持ちが良く、エネルギーが長時間持続します。お味噌汁の大豆(レシチン)は記憶力を高める効果も期待できます。
- バナナ: 時間がない時はバナナだけでもOK。即効性のエネルギー源になります。
2. 昼食・夕食は「血糖値スパイク」に注意!
「午後になると眠くなる…」
これは、昼食で炭水化物をドカ食いし、血糖値が急上昇→急降下する「血糖値スパイク」が原因かもしれません。
血糖値が乱高下すると、強烈な眠気やイライラを引き起こし、メンタルも不安定になります。
【親ができる具体的サポート】
- 「カツ丼」は縁起が良いけど要注意: 「入試に勝つ!」とカツ丼や揚げ物を出すのは定番ですが、脂っこい食事は消化にエネルギーを使われ、脳への血流が減り、眠気を誘います。模試や入試の前日は、消化の良いうどんや鍋物がベストです。
- ビタミンB1を意識する: 豚肉、大豆、うなぎなどに含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える手助けをし、疲労回復に効きます。「豚肉の生姜焼き」などは最強の受験生メニューです。
第3章:【夜食】空腹と戦う受験生へ。「太らない&眠れる」最強の夜食術
塾から帰ってきて、あるいは夜遅くまで勉強していて、「お腹すいた…」とお子さんが言ってきた時。
ここで何を出すかが、親の腕の見せ所です。
間違った夜食は、胃もたれを起こし、翌朝の朝食が食べられなくなる悪循環を生みます。
1. 夜食の鉄則は「消化が良い」&「温かい」
夜食の目的は、空腹を満たしてリラックスさせ、スムーズに入眠させることです。
絶対に避けるべきなのは、カップラーメン、スナック菓子、菓子パンです。
これらは脂質と糖質の塊で、消化が悪く、睡眠の質を下げ、さらに肌荒れや体重増加(メンタル悪化)の原因にもなります。
2. おすすめの「神」夜食メニュー
私たち家庭教師が、実際に受験生におすすめしている夜食はこちらです。
- 雑炊・おかゆ: 少しのご飯でも水分で膨らむため満腹感が得られ、消化も抜群。卵を落とせばタンパク質も摂れます。
- 温かいうどん: 消化の良さは麺類でトップクラス。ネギや生姜を入れれば体も温まります。
- 具だくさんスープ(味噌汁): 野菜や豆腐をたっぷり入れたスープは、栄養満点で罪悪感もなし。
- ホットミルク・ココア: 勉強を切り上げて寝る前の「リラックスタイム」に最適。カルシウムはイライラを抑える効果もあります。
【ポイント】
「頑張ってるね、これ食べて温まりな」
夜食を出す時の、この一言が重要です。温かい食べ物と親の優しい言葉は、孤独な受験勉強で冷え切ったお子さんの心を溶かす、何よりのメンタルケアになると思います。
第4章:【メンタル】親は「サンドバッグ」兼「安全基地」になれ
「模試の結果が悪くて落ち込んでいる」
「イライラして親に当たってくる」
受験期のお子さんのメンタルは、ジェットコースターのように不安定です。
1. 「体の不調」は「心の不調」に繋がる
まず覚えておいてほしいのは、ここまで紹介した「睡眠不足」や「栄養不足」が、メンタルの不安定さを引き起こしているケースが多いということです。
しっかり寝て、栄養のあるものを食べていれば、脳内のセロトニン(幸せホルモン)が分泌され、ストレス耐性がつきます。
「最近イライラしてるな」と思ったら、小言を言う前に、まずは美味しいご飯を作って早く寝かせてあげてください。体が整えば、心も自然と整います。
2. 親の役割は「聴くこと」と「どっしり構えること」
お子さんが不安を吐露したり、八つ当たりをしてきたりした時。
親まで一緒になってオロオロしたり、イライラして言い返したりしてはいけません。
- 否定せず聴く: 「そんな弱気でどうするの!」ではなく、「そっか、不安なんだね」「怖いよね」と、まずは気持ちを受け止めてあげてください。
- 家庭を「安全基地」にする: 学校や塾は「戦場」です。せめて家だけは、成績のことや合否のプレッシャーから解放され、安心して過ごせる場所にしてあげてください。
親御さんが「何があっても、あなたなら大丈夫」「お母さん(お父さん)はいつでも味方だよ」とどっしり構えているだけで、お子さんは安心して外で戦うことができます。
まとめ:親の「健康管理」こそ、最強の合格サポート
いかがでしたでしょうか。
- 睡眠: 「7時間睡眠」と「朝型リズム」で、記憶定着と本番力を高める。
- 食事: 「朝ごはん」で脳を起動し、血糖値をコントロールして集中力を維持する。
- 夜食: 「温かく消化の良いもの」で、心と体をリラックスさせる。
- メンタル: 体を整えることで心を強くし、親は「安全基地」に徹する。
これらは、参考書を解くことよりも地味かもしれません。
しかし、これらを徹底することで、お子さんのパフォーマンスは何倍にも跳ね上がります。
受験当日の朝、お子さんを万全のコンディションで送り出してあげられること。
「これだけ体調管理したんだから、絶対に大丈夫!」と自信を持たせてあげられること。
これこそが、親ができる最強の、そして最高の受験サポートです。
私たち「家庭教師のガンバ」では、勉強の指導はもちろんですが、こうした生活習慣のアドバイスや、保護者の方のメンタルサポートにも力を入れています。
「子どもの生活リズムがどうしても直らない」「反抗期で食事もろくに摂ってくれない」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度、無料の体験授業で相談してください。
第三者である私たちが間に入ることで、お子さんの意識がガラッと変わることもよくあります。
親子二人三脚で、心も体も健康に、最高の春を迎えましょう!全力で応援しています!
家庭教師のガンバ T


