塾でも同じだとは思いますが、先生とお子さんとの相性はとても重要です。そして「なぜ重要なのか?」がハッキリわかれば、「どんな先生を選ぶべきか?」も見えてきます。

ここでは先生との相性が重要な理由として、お子さんの「勉強の成果」「やる気の維持」「長期的に見た勉強の習慣づくり」「自己肯定感の向上」の4つに絞り、お子さんに及ぼす影響について触れてみます。

■目次

1:勉強の成果に及ぼす影響

2:やる気の維持

3:長期的に見た勉強の習慣づくり

4:自己肯定感の向上

 

1:重要な理由①. 勉強の成果に及ぼす影響

相性がピッタリなら、お子さんは「何でも質問できます」「気楽に質問できます」「わかるまで何度でも質問できます」。つまり、相性ピッタリの家庭教師なら、お子さんが何でも、何度でも、気楽に質問してくれるので、結果的に、お子さんは「どんな教え方なら理解してもらえるか」(例えば、視覚的に学ぶのが得意な子なら図形やイラストを使って指導するとか)といったお子さんの特性を理解し、それに合わせた指導ができます。当然ですが、結果的に勉強の成果に及ぼす影響は大きくなります。

選ぶポイント:まずは「話しやすい」ことが大切です。同じ趣味、同じ部活、同じ教科が苦手だった、同じ夢を持っている、など、共通の何かがある先生だと話しやすくなるケースが多いと思います。

 

2:重要な理由②. やる気の維持

勉強に対するやる気を維持することは簡単ではありませんが、成績UPには大切な要素。やる気の素となる何かが見つかれば、お子さんも気持ちを切り替え勉強に向き合うことが出来ます。相性がピッタリの家庭教師なら、お子さんの興味や好奇心を引き出し、勉強に関連付けながら指導することも可能です。「今、学んでいることが将来どんな風に役に立つのか?」が理解でき、一つひとつを丁寧に進めることで達成感や自信、そして少しずつでもやる気を育むことが出来ると思います。

また、勉強に自信のない子の場合、お子さんが「できる所」までさかのぼり、一歩一歩確実に「できる」を積み重ねることでやる気を発揮してくれるお子さんもとても多いです。

選ぶポイント:もともと勉強が得意で、挫折した経験が無い先生より、勉強が嫌いで全くやる気が出なかった経験を持つ先生の方が、お子さんの気持ちを理解できることが多く、また、乗り越えた経験談も交えながら指導できるので、そういった先生を選ぶことも良いと思います。

 

3:重要な理由③. 長期的に見た勉強の習慣づくり

お子さんと家庭教師の相性が良いと、勉強の習慣を身につけやすくなります。当たり前といえば当たり前ですが、極端に言えば好きな先生と勉強する場合と嫌いな先生と勉強する場合とでは「勉強の習慣づくり」という点から考えても結果に違いが出るはずです。

また、勉強は例えれば、短距離走というより長距離走。途中で嫌になることもあると思います。そんな時こそ、家庭教師の存在は大きいはず。この場合もやはり、相性がピッタリの先生なら、お子さんも本音で相談できます。そして、その状態を先生と一緒に乗り越える方法も相談できます。

選ぶポイント:特に勉強が嫌いなお子さんは、勉強の習慣づくりには長期的に見て指導することが重要です。ですので、長期間の指導が可能な家庭教師を選ぶことがお勧めです。

 

4:重要な理由④. 自己肯定感の向上

お子さんと相性ピッタリの家庭教師なら、お子さんの自己肯定感を高める効果が期待できます。少しずつでもくり返し勉強を進めれば、例え「勉強つまんない!」「どうせやってもわかんない!」…そんなネガティブな感情を抱いていたお子さんも、必ず「わかった!」「できた!」を積み重ねることが出来ます。また、途中で勉強が嫌になっても、家庭教師と一緒に乗り越えることは、お子さんにとって貴重な経験になってくれると思います。

こういった経験は、お子さんの自信になり、「やれば出来る!」という気持ちを引き出すことにつながります。そして、「やれば出来る」という気持ちは、勉強に限らず、様々な点でお子さんの自信の芽を育てるキッカケになるのではないでしょうか。

 

▢さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。家庭教師をご検討されているご家庭の方の中には、相性を一番重視したいとお考えの方も多いと思います。ですが、具体的に「何を基準に選べばいいのか?」「どんな先生がいいのか?」は意外と難しい判断ですよね。もし、今回の内容が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

私たち家庭教師のガンバでも、お子さんとの「相性」にはトコトンこだわっています。「うちの子にはどんな先生が合うの?」など、先生を選ぶ時の判断基準などのご相談も受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

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