みなさんはどのくらいスマホを使っていますか?中学生の一日当たりのスマホ使用時間はなんと4時間だそうです。インスタやTwitter、YouTube、TikTokなど、今や小学生でもインターネットを使いこなす時代ですよね。ネットはすごく便利ですが、同時に犯罪に巻き込まれたりする危険性もあります。自分や家族、友達を守るためにネットリテラシーを学んで、うまく使えるようになりましょう!
ということで今日はネットを上手に使う方法を紹介します
インターネットによるデメリット
SNSトラブル
いじめ問題はかつて学校内だけのトラブルでした。しかし現代では家に帰っても、SNS上のいじめや誹謗中傷のリスクがあります。例えば、Twitterでの悪意あるつぶやき、インスタでの「親しい友達リスト」の仲間外れなど、本当に些細なことでもいじめにつながります。学校にも家にも逃げ場がなく、精神を病み不登校になってしまう例も少なくありません。
金銭的な被害
人気のゲームにはほぼ課金要素があります。課金をすれば強いキャラが手に入ったり、ガチャをたくさん回せたりと、ゲーム好きには大きな誘惑です。課金は悪ではありませんが、お金を稼いだことのない子どもの内からやってしまうと正しい金銭感覚が身につかない恐れがあります。また、悪質サイトにアクセスして高額請求を科されることもあります。これにはフィルタリングが有効です
犯罪に巻き込まれる
ネットを介して知り合った人が、すべて善良な大人とは限りません。外で会おうと言われる誘い出しや、それに応じたことで起こる犯罪被害などもあります。また、未成年が闇バイトをして犯罪者になってしまうケースを聞いたことがありませんか?ネット上には判断力の低い子どもをだます手口がゴロゴロあります。
まずは家族でネットリテラシーについて話し合う機会を持ったほうがいいでしょう
小中学生の安全なネット利用
では、安全にインターネットを使う方法についてお話します
家族での話し合い
インターネットを使うなと言っても、それは年齢に関わらず現代ではほぼ不可能です。そのため家族間での話し合いが重要になります。
絶対に決めたほうがいいポイントを3つご紹介します
- スマホ・タブレットの使用時間
お子さんと話し合って、平日は何時間休日は何時間使えるのか決めましょう。また、スマホの設定で夜の何時以降は使用できないようにするなどの制限をかけることも有効です。
- 個人情報
SNSで本名を教えてしまったり、個人を特定できるような情報を公開したりしないよう、ネットリテラシーを教える必要があります。これによって、犯罪に巻き込まれる可能性もぐっと減ります。
- フィルタリング
フィルタリングサービスの利用は危険アクセス回避の有効手段になります。アダルトサイトや危険な情報など、不適切なサイトを閲覧できるので不法請求の予防にもなります。
アプリの年齢制限をかけることで課金もできなくなります。
しかし、すべてにおいて大事なのはお子さんの承認を得ることです。不服なまま強制的に制限をかけると成人したとたんに羽目をはずす可能性があるからです。年齢とともに制限を緩くして、自然に自律できるようコントロールしましょう。
まとめ
今回はお子さんが安全にインターネットを使う方法を解説しました。
危険が多く潜んでいるため不安も大きいテーマですが、参考になったでしょうか。
リスクを避けて安全を重視した設定やルール作りを行うことで、ネットをうまく活用しましょう!
家庭教師のガンバ 今村 剛