こんにちは、家庭教師のガンバ「やる気アップ隊」隊長の竹田です。
国語というと、「日本人なんだから、たいして勉強しなくてもテストで点数が取れるでしょ」と思われがちです。
しかし、実は中学生のテストで、点数の変動が激しいのが国語と言われているのです。
なんとなく「勉強をしなくても、ある程度の点数は取れる」というイメージがありますが、テスト対策をしっかりしておかないと、なかなか点数が伸びないのです。
逆に言えば「対策をしっかり立てて勉強をすれば、点数が取れるのが国語」ということでもあります。
ここでは、中学生の国語のテスト対策や勉強の仕方などについてお話ししましょう。

国語のテストで点数が取れないのはなぜ?


国語は点数が取りやすい教科ではあるものの、点数が変動しやすい教科でもあります。
「それはなぜ?」と思うかもしれませんが、そこが国語の難しいところなのです。
「日本人の言語=国語だからいつも使っているし、特に勉強しなくてもわかるだろう」と考えてテストを受けたら、全然わからないということもあるでしょう。
また、国語の勉強の仕方がわからないということも、点数の伸び悩みに大きく関係しています。
「漢字を覚えることはするけれど、あとは教科書を読むくらいしかできない、それでテストで点を取れと言われても無理!」という気持ちも理解できます。
しかし、開き直るもの考え物です。
国語のテストで点が取れない人は、おそらく、やるべき勉強ができていないからではないでしょうか。

国語のテスト対策の基本


国語のテスト対策として、よく行われているのが「漢字の暗記」ではないでしょうか。
もちろん、これはとても大切で、漢字は必ずテストに出題されます。
それも点数の配分は10~30点くらいあるはずですから、これを落としてしまうのはもったいないですよね。
ですから、漢字の暗記は確実にやっておきましょう。
そして、教科書をしっかり読んでおくことも重要です。
中学の国語のテストは、教科書から出題されることが多く、読解力を試される問題では本文そのままを出すことが多いのです。
高校入試ではそれはありませんが、定期テストなどではかなり教科書を使った問題が多くなるので、テスト範囲の部分はしっかりと読んでおくと安心です。
さらに、国語の授業で使ったプリントも忘れてはいけません。
テストは教科書から出るのがほとんどと言いましたが、授業で使われたプリントも教科書の一部だと考えておいてくださいね。
プリントの中身や文章など、頭に入れておくといいでしょう。
また、中学の国語では、文法や倒置法など、普段気にせずに使っている言葉が、接続詞や修飾語などといった問題として出題されます。
自分が会話している言葉がどれに当てはまるのか、テスト対策として考えておくと点数を伸ばすことができるようになるでしょう。

国語のテスト勉強のポイント


では、国語のテスト勉強として、もう少し具体的にお話ししましょう。
漢字を覚えるためには暗記が重要と言いましたが、ただノートに漢字を書き連ねていても、なかなか暗記ができません。
漢字の暗記には、単語カードを使うと便利です。
ノートに書いて覚える方が得意という人はそれでも大丈夫ですが、時間効率が悪くなります。
テストで漢字の成績が悪い人は、方法を検討する必要がありますよ。
そして、教科書をしっかり読むということについては、できるだけ声を出してやってみましょう。
教科書の文章を目で追うだけでは、読んだつもりになっているだけで、実際には内容が頭に入っていないことがほとんどです。
音読をすると不思議と頭に入るのでおすすめです。
次に、問題集を使うことです。
教科書に沿ったワークを使うのもおすすめですし、問題集を1冊準備して、それをとことん使い倒します。
問題集は1度解いただけでは意味がありませんし、間違えたところの復習は必ずやっておきましょう。

国語のテストでもう少し点数を上げる工夫


国語のテストで点数を上げる、これは教科書や漢字を丸暗記すればかなり可能になるはずです。
ただし、国語は普段の生活の中でも勉強できる教科でもあります。
点数に結び付くというよりも、言葉に慣れるという点で、新聞を読むことをおすすめします。
中学生にはちょっと難しい内容も新聞には書かれていますが、難しい漢字があれば調べて覚えることもできますし、新聞は伝えたい内容がしっかりまとめられています。
文章の書き方やまとめ方が、新聞を読むことで身につくということもあるのです。
毎日でなくても、目にする機会を持つことは大切だと言えます。
同じように、読書も有効です。
ただし、テスト勉強よりも読書が優先されないように注意しましょうね。

まとめ


国語のテストで点を取っている人は、点数の取り方がわかっているからです。
漢字の暗記や教科書の音読など、やるべきことを頑張ってみると、意外と点数が伸びる可能性があるのです。
わかりやすい問題集を1冊持っていると、勉強もはかどりますし、点数が上がれば国語も好きな教科になるでしょう。
テスト勉強の方法がわからない、点数が伸びないからつまらないと思っている人は、試してみてはいかがでしょうか。