こんにちは家庭教師のガンバのTです。自己紹介をしておくと僕は医学部に通う現役大学生で、大学1年生のときからガンバで家庭教師をやっています。現在は体験のスタッフをやっていて、これから家庭教師を始めたいと思っているご家庭を訪問し、体験授業をしています。体験授業を通じてさまざまな生徒とお話をしてきた経験や僕自身の中学受験の経験に基づいて記事を書いていきます。

 

中学受験を考えて集団塾に通っているものの、なかなか成績が伸びず悩んでいるお子さんをお持ちの親御さんもいらっしゃるかもしれません。忙しい日々の中で家庭学習の時間を確保するのは難しいですが、たとえ1日30分でも、効率的に進めることで確かな効果を得ることができます。この記事では、私自身の経験をもとに「コツコツ勉強法」についてご紹介します。限られた時間でも最大限の成果を出すためのポイントと、家庭教師というサポート方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

 

このブログでは、30年以上【勉強が苦手な子】に向けて家庭教師を紹介している「家庭教師のガンバ」が、その経験を基に情報を発信しています。ご興味のある方は公式サイトをご覧下さい。

中学受験を成功させるための心構え>>

1. 1日30分の「スキマ勉強」の重要性

中学受験の準備をしていた当時、私も集団塾に通いながら、学校の宿題や塾の課題に追われ、思うように自分の苦手分野に取り組む時間が取れませんでした。しかし、成績が伸びない原因を分析したところ、単に塾の宿題をこなすだけでなく、苦手な部分を重点的にカバーする「スキマ勉強」が必要だと感じました。

スキマ時間の具体的な活用法

まずは、朝の準備中に覚えることを5分、移動中に暗記カードを活用して10分、夜寝る前に復習として15分といったように、隙間の時間を意識して勉強に使うようにしました。こうした小さな積み重ねが、塾での勉強の土台を作り、全体的な理解力向上につながりました。

2. 科目ごとの短時間でも効果的な勉強法

それでは、具体的にどのような科目別勉強法が効果的か見ていきましょう。短時間で効果を上げるためには、科目ごとに要点を押さえた方法で進めることが重要です。

2.1 算数:毎日1問の計算トレーニング

算数は問題数をこなすことも大事ですが、特に基礎的な計算力が重要です。私の場合、毎日必ず1問、計算問題や基本的な図形問題に取り組むようにしていました。例えば、整数の掛け算や分数の足し算など、基本の計算問題を一日一問解くだけでも、計算のスピードと正確さが上がり、複雑な問題にも対応しやすくなります。また、塾で扱う応用問題に対しても、基礎がしっかりしていることで取り組む自信がつきました。

2.2 国語:短い文章を読む&要約力を鍛える

国語の読解力を伸ばすには、まず短い文章から始め、素早くポイントを掴む練習が有効です。私が実践していたのは、新聞の短い記事や物語を読み、その内容を簡潔に要約する方法です。例えば「この記事の主題は何か?」を自分に問いかけながら読むことで、文章の構造が見えてきて、自然と読むスピードも向上しました。この方法は家庭でも手軽に取り組め、特に記述式のテストにも役立つと感じました。

2.3 理科:実験や観察を家庭で再現する

理科は、特に暗記だけでなく、実験や観察を通じて理解を深めることが重要です。塾で行った実験を家で再確認する、例えば小さな植物の成長観察や天気の記録をつけるなど、体験を通じて理解を深めることができます。理科の学習に時間をかけられないときでも、簡単な観察や実験を家庭で行うことで、記憶が定着しやすくなります。

3. 自分なりの「勉強リズム」を作ろう

中学受験の勉強は長期戦ですので、無理なく続けられるリズムを作ることが重要です。私の場合、「朝の10分で暗記系」「塾の授業後に問題演習」「夜にその日学んだ内容をざっと復習」というリズムを心がけました。こうしたリズムを作ることで、自然と勉強の習慣が身につき、効率が上がりました。

この方法は特に塾での課題が多く、家庭での勉強時間が限られている場合に有効です。例えば、朝の時間には理科社会の用語の暗記、夜には漢字の復習など、少しずつ異なる科目に取り組むことで、負担を軽減しながら知識が定着します。

4. 家庭教師のサポートを活用するメリット

中学受験を目指す勉強は、一人で取り組むには難しく、塾の集団授業だけではフォローしきれない部分も多いのが現実です。特に成績が伸び悩んでいる場合や、特定の教科や単元に苦手意識を持っている場合、家庭教師のサポートを活用することは、非常に効果的です。

家庭教師の持つ「個別指導」の強み

家庭教師の最大のメリットは、生徒一人ひとりの理解度や性格に合わせて、オーダーメイドの指導ができる点です。集団塾ではどうしても、カリキュラムが一定のペースで進むため、生徒がわからない部分があってもそのまま次の単元に進むことがあります。しかし、家庭教師であれば、苦手な単元や理解が不足している箇所を重点的に取り組むことで、生徒がしっかりと自信を持てるようになるまで丁寧にサポートが可能です。

例えば、算数の図形問題が苦手な場合、家庭教師が一緒に図を描きながらわかりやすく説明するなど、個別に時間をかけて指導できます。また、わからないところをその場で質問し、すぐに解決できるので、学習のスピードが上がるだけでなく、勉強に対する不安やストレスが軽減されるのも大きな利点です。

家庭教師が提供する「効率的な勉強法」

家庭教師は、生徒の苦手分野を見抜き、その克服に向けた効率的な勉強法を提案してくれます。私も家庭教師をつけた際、自分の勉強法が非効率であることに気づかされ、無理なく続けられる計画を一緒に立ててもらいました。その結果、短時間で効果を感じられる学習リズムを構築することができ、限られた時間でも成績を伸ばすことができました。

特に中学受験においては、効率的に暗記する方法や、解法のコツをつかむことが合否に直結します。家庭教師と一緒に取り組むことで、集団塾では学べない個別の勉強法を習得でき、自然と学習効率が上がります。

家庭教師の「ペースメーカー」としての役割

家庭教師は、勉強のペースメーカーとしても大変役立ちます。毎週決まった曜日や時間に家庭教師が来ることで、自然とその時間を中心に勉強計画を立てる習慣がつき、計画的な学習が身に付きやすくなります。また、定期的に家庭教師と勉強の進捗や目標を確認することで、自分のペースを見直し、必要に応じて軌道修正を行えるのも大きなメリットです。

私も家庭教師の先生に算数の苦手分野を週に一度集中して見てもらうことで、徐々に苦手意識が薄れていきました。毎週の指導時間が「ここまで頑張ろう」という目標になり、集中力も上がりました。定期的な指導を受けることで、自分の成長を実感しやすくなるため、学習意欲も維持しやすくなります。

家庭教師がいると「質問しやすい環境」が整う

集団塾では、どうしても質問のタイミングが限られたり、他の生徒の目が気になって質問しにくいこともあります。その点、家庭教師との学習は完全なプライベート環境なので、気兼ねなく質問ができ、わからない部分をその場で解消できるのが大きな強みです。私も、家庭教師の先生にわからないところを細かく聞きながら進められる安心感から、学習に対するストレスが軽減されました。

特に中学受験は内容が難しく、塾の授業でわからなかった部分を放置すると次の授業に影響が出やすくなりますが、家庭教師のサポートがあれば、疑問をすぐに解決でき、安心して授業についていけるようになります。

家庭教師が「家庭での勉強習慣」をサポートする存在に

家庭教師は、学習面だけでなく、家庭での勉強習慣を整える手助けをしてくれます。中学受験のための勉強は継続がカギですので、計画的な学習習慣を身につけることがとても大切です。家庭教師がいれば、自宅での学習環境が整い、自然と勉強の習慣が定着しやすくなります。親御さんが忙しい場合も、家庭教師がサポートしてくれることで、勉強面での安心感が得られます。

家庭教師の先生と一緒に学習する時間が毎週のルーチンになり、徐々に自分から勉強に取り組む姿勢も身についてきます。こうしたサポートがあることで、勉強が苦手なお子さんでも、自然と勉強の流れに乗れるようになり、苦手意識が薄れていくことが多いです。

5. コツコツ勉強を続けるためのモチベーション管理

短時間の勉強を続けるためには、達成感を味わえる工夫が欠かせません。私は、毎日30分の勉強を達成したらカレンダーにシールを貼る「勉強カレンダー」を作っていました。毎日続けると、シールが増えていく達成感がモチベーションになり、次の日も頑張ろうと思えるようになります。最近ですと、「勉強カレンダーアプリ」などもありますので、そういうのを利用してもいいと思います。

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また、勉強に集中できた日は小さなご褒美を設定するなど、ちょっとした楽しみを用意しておくと良いです。こうした工夫は家庭でも簡単に取り入れられますし、お子さんが勉強を楽しんで続けられるようになるでしょう。

家庭教師を利用する際のモチベーション維持

もし家庭での勉強が難しいと感じたら、家庭教師にお願いして一緒に学習するのも一つの方法です。家庭教師がいることで、定期的にフィードバックがもらえ、苦手科目の克服にも力が入ります。私たち家庭教師は、生徒一人ひとりの特性に合わせ、楽しく学習できる工夫を提供し、モチベーションを維持するお手伝いができます。

 

6. 効果を実感するまで諦めない

最後に、短時間の勉強を続けることが成果に結びつくまでには、多少の時間がかかることもあります。私自身、最初は点数の変化がなく焦りを感じたこともありましたが、毎日の小さな積み重ねが、数か月後には確実に力になっているのを実感しました。特に、算数や国語などの基礎がしっかりと固まってきたことで、応用問題にも自信を持って挑めるようになったのです。

コツコツ勉強法を続けていけば、どんなに短い時間でも結果がついてきます。焦らずに、自分のペースで進んでいきましょう。

 

家庭教師のガンバ  T

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