「うちの子、勉強は苦手だけど、好きなことにはものすごい集中力を見せるんです。」
「勉強は苦手だけど、得意なことを活かして何かできるんじゃないかって思うんです。」
今まで多くの小中学生のお子さんのお母様とお話をさせていただいた時に、このようなことを言われることがありました。でも、テストの成績を見て「絶対に無理!」とか「諦めた方がいい!」のようなことを言っていませんか?
テストの点数だけで、お子さんの未来を決めてしまうのはもったいないです。今回はお子さんの「好き」を応援して、勉強以外でも将来の夢に繋がることがあるということの例を挙げてみます。
「夢だけを見て好きなことだけやった方がいい」という訳ではありません。最低限の勉強は必要になってくると思いますので、今回の話は「将来の可能性を捨てないで」ということが中心になってきます。
「好き」は、未来・将来の夢へと繋がります
お子さんの「好き」は、将来の夢へと繋がる可能性があります。
好きなことを深掘りする
レゴが好きなら、建築やデザインに関する本を読んだり、ワークショップに参加してみるのも良いかも知れません。デザインが好きなら、美術館に行ったり、デザインに関する書籍を読んでみたりすると良いかも知れません。また、最近ではデザインに関するワークショップも多く開催されています。そのような場所へ行き、様々なデザインに触れることで、お子さんのデザインへの興味を刺激し、才能を伸ばすことができるのではないでしょうか。
ダンスが好きなら、様々なジャンルのダンスに触れたり、発表会に挑戦したりしてみるのも良いかも知れません。ダンススクールに通うことで、様々なジャンルのダンスに触れることができます。また、ダンスの発表会に参加することは、お子さんの表現力を高め、自信をつける良い機会になるのではないでしょうか。
「好き」を仕事に繋げる
好きなことを仕事に出来れば、情熱を持って取り組めるので充実した毎日を送れると思います。これからの時代は、AIやテクノロジーの進化により、新しい仕事がどんどん生まれることも考えられます。お子さんの「好き」が、未来の仕事に繋がる可能性も十分にあります。
例えば、ゲームが好きなお子さんは、将来ゲームクリエイターやeスポーツ選手として活躍できるかもしれません。絵を描くことや物を作ることが好きなお子さんは、将来イラストレーターやデザイナー、または職人として活躍できる可能性があります。
夢探しの旅をサポートする
「うちの子、まだ『好き』が見つからないみたい…」と悩むお母さんもいるかもしれません。そんな時は、焦らずに、夢探しをサポートしてあげましょう。
五感を刺激する体験を
美術館で美しい絵画に触れたり、音楽コンサートで生の演奏を聴いたり、自然の中で美しい景色を見たり、美味しいものを食べたり、様々な体験を通して、お子さんの感性を刺激しましょう。
五感を刺激することで、新たな興味や関心が芽生えることがあります。例えば、音楽コンサートに行ったことをきっかけに、楽器を演奏することに興味を持つかもしれません。
「好き」を表現する機会を
絵を描いたり、楽器を演奏したり、文章を書いたり、プログラミングをしたり、自分の「好き」を表現する機会を意識しましょう。
表現することで、「好き」がより深まり、新たな発見があるかもしれません。例えば、絵を描くことが好きなお子さんは、絵画教室に通うことで、より本格的な絵を描くことができるようになるかもしれません。
多様なロールモデルとの出会いを
歴史上の偉人、スポーツ選手、芸術家、起業家など、様々な分野で活躍している人たちの伝記やインタビュー記事を読んだり、講演会に参加したりしてみるのも良いと思います。
「こんな生き方があるんだ!」という発見が、お子さんの視野を広げ、夢を持つきっかけになることがあります。例えば、スポーツ選手が好きなお子さんは、その選手の伝記を読むことで、夢を叶えるために努力することの大切さを学ぶかもしれません。
親子の夢トークを習慣に
夕食時や寝る前に、将来について語り合う時間を作るのも良いと思います。「どんな大人になりたい?」「将来どんなことがしてみたい?」など、夢を語り合うことで、親子の絆も深まります。
親御さん自身の夢や、仕事のやりがいなどを話すことも、お子さんの刺激になるのではないでしょうか。例えば、親御さん自身の仕事の経験や、仕事を通して得たやりがいなどを話すことは、お子さんの視野を広げる良い機会になります。
勉強苦手は個性という名の才能
「うちの子、勉強は苦手だけど…」と、後ろめたく思う必要はありません。勉強が苦手なことは、個性という名の才能です。
得意なことで勝負する
苦手なことは、得意な人に助けてもらえば大丈夫。得意なことを伸ばして、それが誰かの役に立てれば、強みになります。
これからの社会は、多様な人材が求められています。例えば、コミュニケーション能力が高いお子さんは、将来営業職や接客業で活躍できるかもしれません。
専門スキルを身につける
大学だけが、未来への選択肢ではありません。高校や専門学校で手に職をつければ、即戦力として活躍できる道もあります。
IT、デザイン、料理、介護など、専門スキルを持った人材は、社会で必要とされています。例えば、料理が好きなお子さんは、調理師専門学校に通うことで、将来料理人として活躍できるかもしれません。
自分の道を切り拓く
自分のアイデアを形にすれば、新しい仕事を作ることもできます。失敗を恐れずに、チャレンジする気持ちを応援しましょう。
起業家精神を持った人材は、社会に変革をもたらします。例えば、プログラミングが好きなお子さんは、将来IT企業を起業するかもしれません。
親は最高の応援団長!
やはり、お子さんは親に応援されるととても嬉しいです。
夢を応援する環境づくり
お子さんが「好き」に没頭できるような環境を整えましょう。必要な道具をそろえたり、活動場所を提供したり、応援する気持ちを伝えましょう。例えば、絵を描くことが好きなお子さんには、絵を描くための道具やスペースを用意してあげましょう。
成功体験を積み重ねるサポート
小さな「できた!」を一緒に喜んであげましょう。成功体験は、自信につながり、次のステップへの原動力になります。
失敗した時は、励まし、次の挑戦を応援しましょう。例えば、発表会で失敗してしまった時は、お子さんの頑張りを認め、次の発表会に向けて一緒に練習するなど、サポートをしてあげましょう。
信じる気持ちを言葉と行動で伝える
どんな時も、お子さんの可能性を信じてあげてください。親の愛情と信頼は、お子さんの夢を叶える力になります。
言葉だけでなく、行動で示すことも大切だと思います。例えば、お子さんの作品を家に飾ったり、お子さんの活動を積極的に見学に行ったりすることで、応援する気持ちが十分伝わるのではないでしょうか。
お子さんの成長と共に、親御さん自身も新しいことに挑戦したり、学び続ける姿勢を見せるということも良い結果が出る可能性があります。
例えば、お子さんと一緒に新しい趣味に挑戦したり、新しい知識を学ぶことで、お子さんの好奇心を刺激し、学習意欲を高めることができます。
まとめ
テストの点数だけで、お子さんの未来は決まりません。もちろん勉強は大切です。テストの点数が上がることや志望校に合格することはとても大切なことだと思います。ですが、勉強が苦手でも夢を否定したり、悲観することはありません。
お子さんの「好き」を信じて、一緒に未来を作っていくことも可能なはずです。親はお子さんの最高の応援団長。お子さんの可能性を信じて、応援していければ必ずお子さんの自信につながるのではないでしょうか。
【参考文献】
- 「新13歳のハローワーク」(幻冬舎・村上龍著)
- 「マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」(PHP研究所・エミリー・ワプニック著)
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