学校での勉強にはなかなか集中できないものの、やはりテスト勉強などはきちんと集中しないと結果を出すことができません。
そこで、何とか集中できそうな自分の部屋で、きちんと勉強をやろうとしてでいなかったという人もいるのではないでしょうか?
実は、「勉強部屋のレイアウトを変える」だけで、勉強の効率が「劇的に変わる」ことがあるのです。机の配置や様々な小物の配置など、勉強しやすい環境について今回は紹介します。
この記事の情報を参考に、あなただけのオリジナルの勉強しやすい環境を作ってみることから、始めてみませんか。
シンプルなほうが集中しやすい?必要なものだけを選んで配置してみよう
そもそも勉強部屋のレイアウトで1番良いのはどのようなレイアウトなのでしょうか。これは様々な方面の研究に基づき、最近ではシンプルな方が集中しやすい環境であることがわかりました。
このシンプルというのは、勉強以外のものは極力置かないようにする、ということです。 机や、部屋の中の目に入るところは特に何も置かないことがいいとされています。もちろん、整理整頓されていることと、キレイに清掃していることが大前提です。
例えば、勉強をする時、机の上に漫画や携帯電話、タブレットなど、勉強以外に使うものを置いておくのはよくないということはわかりますよね。
もちろん調べものをするのに最近はインターネットを使うのも非常に有効ですが、それでも調べ物をしている時に何か友達からLINEが来てしまってはそちらの方に注意が向いてしまうかもしれませんし、調べ物をしていたつもりが、ついつい気がついたらYouTubeで動画を見ていたということもよくあるのではないでしょうか。
どうしても置かなければならないという場合には、自分の後ろに置くなどして、勉強中には最低限視界に入ってこないようなレイアウトにしましょう。
勉強部屋といえども自分の目の前にあるのは勉強すべき教科書やノートあるいは、勉強に関係するもののみ、としておき、その他集中を妨げそうなものについては、排除するというところから始めましょう。
窓についても、窓やカーテンが開いていると、外の景色に目がいったり、外からの騒音が気が散る原因になったりすることもあります。基本的に勉強をするときには、カーテンや窓は閉めたほうが集中しやすくなります。
ただずっと閉めきって勉強していると、息が詰まりますので、数時間に一度は外の空気を吸ったり、部屋を出て気分転換をすることはもちろん必要です。
また、ドアを真後ろにして勉強すると言うのもなんとなく、後ろから誰か入ってくるのではないかとそわそわして気が散りがちですので、自分の視界に部屋のドアがあるような状況にしておくと良いでしょう。
机や本棚の位置を少し変えるだけでも勉強効率が変わる
とはいうものの、自分のいつもの勉強部屋だと、どうしても集中することができない、目が慣れてしまってなかなか気が散ってしまう、ということもあるでしょう。
ただ、テスト前やテスト期間中に思い立ってできることは限られています。やりすぎて、勉強がおろそかになると、元も子もありません。
少しの変化で気分も変わり、また新たな気持ちで勉強に集中できるようになります。少しの変化とは、勉強机を窓際から壁際に変えてみる。本棚をベッドの横から机の横に移動してみる。など本当にちょっとしたことです。
机や本棚など比較的大きなものを移動すると、それだけで部屋のイメージが変わりますので、勉強効率も大きく変わります。
さらに、机と本棚の位置をある程度、調整することによって本棚から参考書などを取りやすくなるなど、勉強に関する動線が出来るようになりますので、より効率的な勉強ができる、というわけです。
また、ドアを開けてすぐに机があると、学校から帰ってきてすぐに机に向かえます。ベッドが一番に目につくと、ちょっと休憩してから・・・ひと眠りしてから・・・ということになりかねませんので家具の配置はとても重要ですね。
勉強部屋に風水やお洒落を取りいれるとさらに、やる気もUP!
シンプルなだけでは、面白くない、逆に集中できない、という人もいるかもしれません。勉強部屋にオシャレを取り入れたいという人もいることでしょう。
勉強部屋にオシャレを取り込むと言っても集中を妨げるものでは良くありませんし、何かいい方法はないだろうかという場合には観葉植物などを置いてみるという方法があります。
観葉植物は空気を浄化する効果もありますし、自然な緑色が心理学上も集中して勉強できる精神状態を作り出してくれます。また好きな観葉植物を置くことで目についたとしても癒しになるでしょう。
また、風水などを取り入れるというのも、おすすめの方法です。風水と言うと、難しい気がしますが、実際には簡単にできる風水もあります。
例えば先ほどご紹介した通り、ドアの配置に関しても自分の後ろにドアがあるというのは何となく、そわそわするものです。これを風水では背空殺(はいくうさつ) といい、背後から受ける気に対して目の前の集中力を欠いてしまうことを言います。
これを和らげるために、ドアを見える位置に机やいすを移動したり、どうしても移動できない場合は、いすとドアの間にパーテーションを挟むなど、背後から気を受けないようなレイアウトにしましょう。こうすることで、集中力も変わってきます。
部屋の色についても、寒色系の方が落ち着き、集中できるとされています。そのため、赤や黄色の刺激的な色はできる限り避けたいですが、女の子は特にオシャレとしてカラフルなものを選ぶことが多いでしょう。その場合は小物を選び、勉強中はクローゼットにしまっておくなど、工夫できるようにすることをおすすめします。
この他、風水の考え方で行くと、可能であれば、西日が当たる部屋には勉強部屋をそもそも置かないというのも、重要な点でもあります。自分の部屋で勉強しづらいというのであれば、リビングで勉強したほうがはかどる、いうこともあります。
そして、風水で最も大事な、空気(気)の流れについても、考えるようにしましょう。教室でよく、授業中に眠くなることがあるというのは二酸化炭素の濃度が上がっているからで脳が酸欠状態になっているという最新の研究データもあります。
そのため、自宅の勉強部屋も酸素濃度が薄くなってしまわないように、換気なども定期的に行うようにすると、眠くならずに勉強に集中し続けることができるようになります。
このように風水なども出来る範囲で取り入れ、さらに、観葉植物などのオシャレを取り入れると自分の環境が良くなり結果的にやる気がupするという好循環に繋がるわけです。
まとめ
今回は勉強部屋のレイアウトについてご紹介をしてきました。勉強部屋には、最低限勉強に必要なものを配置するようにし、さらに、無意識に気になってしまいそうなものはなるべく置かないことがポイントです。
その上でオシャレなどを取り入れるのであれば、観葉植物などを配置してさらに、風水にも気を使ってみると、やる気や勉強効率が上がり、さらには成績のアップが期待できるでしょう。