受験期を迎え、どうしても勉強をしなければいけないのはわかっているのだけれどもなかなかその勉強にやる気が全く出てこなくて困っている・・・

さらに、どうにかしてやる気を出したい!

そんな受験生の方もいらっしゃることと思います。

今回は勉強にやる気が出ない原因にスポットライトを当ててその原因を解説し、さらに、受験生の方にとっておきの勉強でやる気を出すための秘訣を公開します!

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勉強にやる気がでない時の原因を探ってみよう!

それではまず、勉強のやる気が全く出ない時の原因について考えていきましょう。

勉強のやる気が出ないということを考えるにあたってまず、逆に何が揃っていると勉強ができるのでしょうか。

基本的には勉強が出来る時というのは集中できている状況であり、さらに、勉強できる環境が整っていて、それでいて勉強に集中することができる時間帯であるということが挙げられます。

つまりどういうことかというと、勉強にやる気が出ない時というのは、

  • 勉強の集中力を切らすものが周りにある状況であること
  • 環境が勉強に向いていないこと
  • 勉強に適した時間帯ではないこと

この3つが勉強に対してやる気が出ない大きな原因となっているわけです。

一番最初の部分からまず、見ていきましょう。

勉強の集中力を切らすものが周りにある状況であること

これは基本的に、携帯やテレビ・パソコン・スマホ・タブレット・Twitter・Instagram・LINEなどが挙げられます。

大原則ですが、集中している時に携帯が鳴ったり電話が来たりLINEが来たりすると、その集中というのはいとも簡単にプツンと切れてしまいます。

そして、集中が一回切れてしまうとその集中を再び取り戻すためにはかなり大きな時間もかかりますし、エネルギーもかかります。

そうなってくると結局面倒になってしまって勉強から離れてしまうというケースがほとんどなのです。

そのためまず、対策としては勉強すると決めた期間は携帯の電源を切ってしまうか、あるいは完全に音が鳴らないサイレントモードにしてしまうという方法が挙げられます。

LINEなどについては送ってこないでほしいというわけにもいかないでしょうし、人によってはわかっていてスタ爆してくることもあるでしょうから、もうそもそもサイレントにしてしまうのがおすすめです。

ちなみにバイブも駄目です。

バイブは結局着信音よりも気になるものですので、完全にサイレントにするというのが何よりも重要です。

環境が勉強に向いていないこと

これも注意しなければならないポイントです。

これはスマホも環境のひとつではあるものの、集中を削ぐもの、例えば勉強机にゲームが置いてあったり、掃除したくなってしまうような汚れがあったり、あるいはもうそもそもテレビがついていたり、ラジオがついていたり、そういった状況になってしまうと、もうほとんど集中することはできなくなります。

集中力を自分で引き出すことができないような状況にあるときはまず、音をなくして完全無音で勉強に集中するというのが基本です。

勉強に適した時間帯ではないこと

最後にあげられるのが、時間帯が合っていないということです。人間誰しも一番集中できる時間帯というのは決まっています。

これは生活リズムやその人の体質・体調などにもよって変わってくるのですが、みんながみんな夜の時間帯に勉強ができるかといえばそうではありません。

そして、脳みそというのは基本的に、疲れやすい性質を持っていることから、1日の生活が終わった夜の時間帯に勉強をすると、どうしても集中力が切れてしまうケースもあります。

さらに、この集中力が切れたことによって起こる様々な現象を思い出して自分が自己嫌悪に陥ってしまうということもあるでしょう。

これもまた、良くない話です。

例えば勉強の集中が切れてしまってテレビを見てしまい、あるいはYouTubeを見てしまい、気がついたらとんでもない時間になってしまっていた、あるいは寝落ちしてしまったというケースもあるかと思います。

この時ほとんどの人は自己嫌悪に陥ってしまいますが、この自己嫌悪に陥ってしまうと変に悪い方向に暗示がかかってしまい、自分は能力を発揮することができない人だと思い込んでしまいます。

どうせ思い込むのであれば、このテレビを見てしまったり何かしてしまったことについて、やってしまったものはやってしまったもので、まあ、いいか!

くらいに思えると、今後のパフォーマンスにより良い影響をもたらしてくれます。

失敗は失敗で受け入れるのです。

というより、笑い飛ばすくらいあってもいいかもしれません。

これは失敗学というのですが、とにかく、集中が切れてしまったことを引きずらずに切り替えていくというのも大変大事です。

睡眠時間を削っている時は集中力が途切れる!

適切な睡眠時間は何時間?良い睡眠をとるためのポイントは?>>

また、睡眠時間を削って受験勉強に勤しむ人が多いのも昔から変わらないことなのですが、集中力というのは睡眠時間をしっかりとっていなければどんどん低下していきます。

昔は根性で寝なくても大丈夫という風潮がありましたが、最近は新たな研究によって睡眠時間を削るとどんどん脳の活動量が低下し、集中力が途切れやすくなってしまうというデータが上がってきています。

そのため一夜漬けの場合も含めて、できる限り睡眠時間というのは取るようにしましょう。

徹夜で勉強すると勉強した気になりますし、満足感もあるかもしれませんが、実際勉強したことが頭に入っていないというケースの方がほとんどです。

また、一夜漬けをどうしてもしなければならない場合には原則的に少なくとも4時頃までで切り上げて、あとは3時間でも睡眠をとるようにしたいところですね。

なぜかと言うと、一度脳にインプットした記憶というのは睡眠中にデータの保存を行うような仕組みになっているからです。

データの保存がなければどんどんそのインプットしたデータは飛んでいってしまいます。

そのため出来る限り3時間でも睡眠をとるようにしたいところです。

モチベーションが下がるくらいの量をこなさないこと

そして、どんなにやる気でもいきなり自分のキャパシティを超える勉強量を持ってくると完全にモチベーションが下がってしまい、また、一度そういう思いをしたことから、深層心理に恐怖を覚えてしまい二度と同じだけの勉強ができなくなってしまいます。

いきなりマラソン経験のない人がフルマラソンを走ろうとするのと一緒です。

剣道で言うと全く防具もつけたことのない初心者が、やる気があるからといっていきなり有段者に本気で勝負を申し込むのと同じです。

結果的にまず、無理ですよね。

どんなにやる気があっても、そのやる気を押しつぶすくらいの物量でかかってこられては、二度とモチベーションは上がらなくなってしまいます。

人間はそのようにできています。

そのためまず、自分でできる範囲のことを持ってくるようにするとよろしいでしょう。

やる気というのは出てくるのを待つものではなく、小さな作業を行うことで徐々に出てくるようなものなのです。

受験生に朗報!勉強にやる気が出ない時にしておくべきこと

そして、受験生の方に朗報です。

勉強にやる気が出ない時にしておくべきことというのがいくつかありますので、こちらを解説していきます。

まず、先ほども少し解説しましたが、いきなり難しいことに手をつけないというのは何よりも重要なポイントです。

いきなりモチベーションはだだ下がりするくらいの大きな勉強を持ってきても、勉強や仕事には手がつけられません。

これは社会人も同じことで、出来るビジネスマンはなんと、簡単にできそうな仕事が終業時間間際に入ってきた時、それをわざと翌日の朝一番の仕事に回すことすらあります。

なぜかと言うと、翌日の朝一番、モチベーションが上がらない時に簡単な仕事が一番手に入ってきていれば、それをまずこなせるからです。

そこから徐々にテンションを上げることができるからです。

このようにやる気が出ない時というのは簡単なミッションを用意しておき、そこから手を付けるというのが有効な方法ですが、勉強であれば、現在の自分のレベルよりも低いレベルの

問題集を用意しておきそれをまず、一通り解いてみるところから始めるなどすると、徐々にやる気が出てきますよ。

また、楽しい時間は楽しい時間できちんと持つこと、そして、何もかも全て受験に捧げるというような強迫観念にとらわれることなく、少しでもいいので自分の時間というのを持つことも大事です。

人間の脳や体は全く休みのないストレスに打ち勝つことがなかなかできません。

それであれば、少しでもリラックスできる時間を用意しておくことでエネルギーを回復させるというのが重要です。

そして、この受験勉強が自分の将来にどう作用するかということを考えるのも重要です。

志望校に合格することができればどのような未来が待っているでしょうか。

そして、どのような楽しいことが待っているでしょうか。

最終的にどんな大人になることができるでしょうか。

この辺りの事を妄想するのもとても重要です。というより楽しい作業ですよね。

このように楽しい未来をイメージしてそのイメージから逆算して今を頑張るというのも今まで数多くの受験に成功してきた人が実践してきた方法でもあります。

まとめ

今回は受験生の方にオススメしたい勉強にやる気が出ない時の秘訣についてご紹介しました。

また、それと同時に勉強がやる気が出ない時の原因についてもご紹介していきました。

様々な原因がありますが、基本的には大きく分けるといくつかの原因に絞られますので、まずは、この原因を排除するところから始め、そして簡単な問題集などを解くところから徐々に始めていきましょう。何も焦ることはありませんよ!

家庭教師のガンバ  竹田 一成

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