高校受験を控えたお子さんをお持ちの保護者の方の中には、
「このままだと内申点が足りないかも…」
といった悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご存じの通り、内申点は高校受験において合否を左右する大きな要素のひとつです。
内申点が足りないと悩んでいる場合、何をどう改善すれば良いか、どこから手をつければよいか分からないと心配されている方も多いと思います。内申点が足りなくても、まだまだ取り戻せるチャンスはあります。まずは焦らずに、内申点を少しでも上げるための対策をとることが大切です。
この記事では、内申点を上げるための実践的な方法について、学校編と家庭編として親としてどのようにサポートできるか詳しく解説します。
内申点とは?高校受験における重要性
まず、内申点の高校受験における重要性を簡単にご説明します。内申点は中学校の各教科の成績や生活態度、学校での活動などを基に算出されるもので、高校受験における評価項目の一つです。
内申点は基本的に中学1年~3年の成績が用いられますが、内申点については高校や各都道府県によってウェイトや反映される期間が異なるため、進学したい高校や高校がある自治体の入試情報を事前に確認することが大切です。
高校受験で内申点が加味される場合、内申点が足りないと合格ラインに達しません。特に推薦入試などでは1点に泣く場合もあります。
内申点に関しては次の記事もご参考にしてください。
【高校受験】中3・1学期の成績が大切な理由|勉強法と親がすべきサポートとは?
【高校受験の仕組みガイド】一般・推薦などの入試制度から内申点まで徹底解説
内申点ってどれくらい取れば行きたい高校にいけるの?理想の進学先を目指すために
内申点を上げるためにできること(学校編)
では高校受験にあたって「内申点が足りないかも!」と思ったときに、どんなことをすればよいのでしょうか。まずは学校でできることからお伝えしていきます。
遅刻・欠席・忘れ物を減らす
基本的なところで、遅刻や欠席、忘れ物を減らすようにしましょう。出席状況や提出物の管理は、内申点に少なからず影響を与えます。体調不良の欠席は仕方がありませんが、遅刻や忘れ物はしないように、早く寝たり準備をしておくなど前の晩から備え、評価を下げないようにしましょう。
【ポイント】
- 遅刻をしない
- 忘れ物をしない
- 前日に準備物をチェック
- 早めに寝る
提出物を確実に出す
内申点は単にテストの点数だけでなく、学校での態度も大きく影響します。中でも取り組みやすいのが提出物です。内申点をコツコツと積み上げるには、まず提出物を確実に出すことが大切です。
たとえばいくら普段の成績がよくても、提出物を真面目に出していなければ、評価がグッと下がるケースもあります。課題や授業ノートなど、とにかく提出物は確実に出しましょう。
【ポイント】
- 提出期限を守る
- 丁寧に仕上げる(適当にしない)
特に今まで提出物をきちんと出せていなかったお子さんであれば、提出物を期限までにきちんと仕上げて出すことを積み重ねていくと、真面目に取り組み始めたことが先生にも伝わりやすいです。
授業態度を改善する
授業態度を見直すことも、内申点を上げることにつながります。お子さんが普段授業中にどのような態度で臨んでいるかをいまいちどふり返り、改善できる点は対策していくとよいでしょう。
【ポイント】
- 授業中の発言を増やす
- 授業の邪魔(私語など)をしない
- 先生の目を見て話を聞く
- 姿勢をよくする(ほおづえ、ひじつき、猫背、背もたれへのけぞって座るなどをしない)
- ノートをまじめにとる
- 居眠りをしない
- 他の教科の宿題などをしない
私語が多かったり、授業中に騒いでしまいがちな場合はそれを控えるだけでも先生への印象は変わります。また、授業中に特段目立つ行動をしていない場合でも、先生の目を見てしっかりと話を聞いている様子は意外と先生の印象に残りやすいものです。
せっかく真面目にノートを取って聞いていても、ほおづえやひじをついた姿勢や、一般的なレベル以上に背もたれへのけぞった姿勢でいると、あまり態度がよい印象にならないので気をつけて直してみましょう。
居眠りやいわゆる内職(他の科目や宿題をこっそりやること)も、注意されなくとも先生に気づかれているので、控えるようにしましょう。
学校行事や委員会に参加する
文化祭や体育祭、縦割り班活動などの学校行事、係や各種委員会、執行委員などに積極的に取り組むと、「主体的に取り組んでいる」という評価につながります。
他学年と協力する活動や委員会の活動では、人との関わりも増え、評価される機会が増えます。もちろん評価のためだけに活動をするわけではありませんが、できそうな活動があれば積極的に取り組んでみるのもよいと思います。学生生活の思い出にもなります。
【ポイント】
- 学校行事や委員会などの活動に積極的に取り組む
テスト対策をする
内申点を上げるためには提出物や授業態度はもちろん、やはりテストの点数を上げることが大切です。定期テストだけでなく、授業の中で行われる小テストなども点数を積み上げていきましょう。
もしテストの点数が伸び悩んでいる場合は、早めにテスト対策を始めることが肝心です。毎日少しでも学習をするクセをつけ、テストに備えましょう。
【ポイント】
- 定期テストの点を上げる
- 小テストでも点をとる
- 毎日学習する習慣をつける(予習・復習)
- テスト範囲が発表されたら計画をたてる
- 授業や問題集で間違えた問題の解きなおしを徹底する
副教科の対策にも取り組む
副教科とは、英語、数学、国語、理科、社会の主要5教科以外の、美術・音楽・技術家庭・体育などのことです。副教科の成績も、内申点に影響します。定期テストでも期末などであれば、副教科もテストに含まれます。
また、普段の授業態度や提出物も成績に反映されます。特に副教科は高校受験に関係ないと後回しにしがちですが、授業中も積極的に取り組み、提出物やテスト対策もしっかり行うことで点を重ねましょう。
【ポイント】
- 副教科の授業態度もふり返って改善する
- 9教科あるテストでは副教科の対策もしっかり行う
先生とコミュニケーションをとる
お子さんが先生とコミュニケーションをとる時間はあるでしょうか?可能であれば、分からない問題などがあれば先生に質問するなど、先生とのコミュニケーションをとる機会を意識的に増やしてみましょう。特に普段からおとなしい性格のお子さんの場合、努力していても目立ちにくいケースがあります。なるべく積極的に質問をしたり、手伝いなどに参加する機会を増やすのもひとつです。
先生との面談の機会や保護者を交えた三者面談で、頑張っていることや志望校に関する意欲を伝えるのもよいと思います。志望校が決まらない場合などは先生に相談してみたりと、高校受験に際して真面目に考え取り組んでいる姿勢は、先生にも伝わるはずです。
【ポイント】
- 授業後に分からない点を質問する
- 進路について聞きたいことがあれば相談する
内申点を上げるためにできること(家庭編)
続いて、内申点を上げるために家庭でできるサポートなどについてお伝えします。
学習環境を整える
普段の勉強やテスト時期などに集中して勉強ができるよう、自宅のどこかへ学習に集中できるスペースを確保しておきましょう。
お子さんの個室でもよいですし、リビング学習の方が集中できるならリビングに学習できるスペースを作っておくとよいと思います。
ついつい手が伸びがちなスマホやゲーム機は、話し合って時間を決めたりおいておく場所を固定したりして、誘惑を減らすようにしておくと効果的です。
【ポイント】
- 静かな(静かにできる)環境を準備
- スマホやゲームなどの誘惑を減らす
- 他の家族との兼ね合いも考える
学習習慣の定着
テスト対策の項目でも少し触れましたが、内申点を上げるためには家庭での学習習慣を定着させることも大切です。短時間でも毎日机に向かう習慣を作れるよう、保護者の方の声掛けや前の項目でお伝えしたような学習環境を整えておくとよいのではないでしょうか。
たとえば「朝学習→夜は復習」というようにリズムをつけたり、月間・週間の学習計画を一緒に立てるのもおすすめです。学習習慣をつけておくことは内申点を上げるためだけでなく、高校受験に向けて受験勉強に取り組む際にも大いに役立ちます。
【ポイント】
- 毎日少ない時間でも必ず机に向かう習慣をつける
- 学習計画をたてる
提出物の管理をサポート
提出物の締め切りを守るのが苦手なお子さんは、意外と多いです。苦手なお子さんにとって、提出物の管理はハードルが高いものだったりします。
スケジュール表を作ったり、提出物を置く場所を作ったりと、締め切りを守るために保護者の方も一緒に管理して出す習慣をつけるようにサポートするとよいと思います。
【ポイント】
- スケジュール表を作り見えるところに貼る
- 締め切りのある課題を置く場所を設ける
生活リズムを整える
中学生は部活や塾、習い事などで理想的な早寝早起きは難しいかもしれません。それでもお子さんが十分な睡眠と食事からの栄養がとれるように、家族で協力して生活リズムを整えましょう。
たとえば食事やお風呂に入るだいたいの時間帯を決めたり、「何時までには就寝する」といった守りやすいルールを作って実践するだけでも、生活のリズムがなんとなくできてきます。可能であれば朝型にシフトしていったりと、お子さんの性格や適性に合わせてリズムを作るのがおすすめです。
【ポイント】
- まずはしっかり寝てきちんと食べる
- 生活時間の守りやすいルールを作り実践する
- 家族みんなで協力
塾・家庭教師の活用
高校受験を意識して内申点の足りない部分を上げるためには、やはり普段の小テストや定期テスト、模擬テストで点数を上げていきたいところです。
学校の授業だけではどうしても追いつかない部分は、塾や家庭教師などに手を借りるのもひとつです。すでに塾に行っているお子さんで点数がなかなか思うように伸びない場合は、塾と併用して家庭教師でサポートする方法もおすすめです。
これから塾や家庭教師を活用する場合は、その塾が目指す方向とお子さんのニーズがあっているかや、通いやすさ、費用、今のスケジュールとの兼ね合いなども考慮して、お子さんに合ったところを選ぶとよいでしょう。
多くの塾や家庭教師では体験授業があるはずなので、気になるところで試してみるのもおすすめです。
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【ポイント】
- 塾、家庭教師などの力を借りる
- 塾と家庭教師の併用も検討
- 費用や日程
- 塾の方向性とお子さんのニーズがマッチしているか
- 通いやすさ、送迎の有無
- 体験授業の有無
精神的なサポート
「内申点が足りないかも」と思って一番不安になっているのは、高校受験を控えたお子さん本人だと思います。もちろん、保護者の方も不安になるとは思いますが、保護者の方が焦るとよけいお子さんがプレッシャーに感じるかもしれません。
落ち着いて、お子さんへの適切な声掛けや、ここまでお伝えしてきたような対策に沿ったサポートを試みるとよいのではないでしょうか。
まとめ
高校受験を目前にして「内申点が足りない」と感じるときこそ、これまでをふり返る良い機会でもあります。普段の学校生活での行動を見直し、少しずつ努力を積み重ねることで、内申点を上げるチャンスはたくさんあります。
保護者の方は焦らず冷静に対策を取り、お子さんをサポートしていくことが大切です。内申点を上げて、合格へ着実に近づいていきましょう。
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家庭教師のガンバ 編集チーム ありま
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