中学のテスト問題にもよく出てくるのが時差の求め方です。この時差の求め方、今すぐにパッと出てきますか?知らないと恥ずかしいかもしれません。
そこで今回は、時差の求め方の公式や、簡単に時差を計算する方法についてご紹介していきます。これがあれば、テスト問題も怖くはありません。
理解している?公式の時差の求め方は数字を覚えればOK!
まず、時差の公式の求め方は数字を覚えるだけでOKなのですが、いまいち、その数字や方法を覚えていない、という人も多いのではないでしょうか。
基本的に、時差というのは経度が15°違うと1時間の時差が発生します。この15という数字がとっても重要です。反対にこれさえ覚えておけばなんとかなります。
なぜ15という数字が重要なのかと言うと基本的に、地球は丸い球体ですので、1周は360°です。そして、地球は1日1周します。さらに、1日は24時間しかありません。
ということで360を24時間で割ると1時間あたり15°ということになるわけです。これにより15°移動すると1時間の時差が発生する、というわけですね。
とにかく、この15という数字さえ覚えておけば時差の計算は可能ですので、覚えておくようにしましょう。
どこの国にいても簡単に時差を求める方法
ちなみに、どこの国にいても簡単に時差を求める方法があります。よく、社会のテスト問題だと現在地が東京に指定されていないケースがあり、様々な場所から出題されることがあります。
これによって、混乱し問題を解くことができなくなってしまうというケースも、よく見られます。また、反対に東京が出発地になってはいるものの、日付変更線をまたぐような出題がなされている場合に、うまく答えを出すことができないケースもあるのではないでしょうか。
この簡単に時差を求める方法はこれらの問題も全て解決してくれますので、是非覚えておくようにしましょう。ここでは例題を使ってみてみましょう。
例え問題:
芸能人のSさんは12月31日午後3時に、東京羽田空港からハワイホノルル空港に向けて旅行をすることになった。
飛行機のフライトは12月31日午後3時で、フライト時間は7時間30分の予定である。
この時、Sさんは現地時間の何月何日・何時にホノルルに到着するか求めよ。
ただし、東京は東経135度、ホノルルは西経150°とする
求め方:
まず、ホノルルの現地時間をベースに、飛行時間を足すことで答えを出すことができます。
まず、ホノルルは、東京から西に135°、さらに、そこから150°進むので、合計280°ずれていることになります。
その280°を15で割るとおよそ18.6、つまりおよそ19時間の時差ということになります。
つまりSさんは、現地時間12月30日の午後8時に東京を出発したことになります。
そこから+7時間30分ということになると、ホノルルには12月31日の深夜3時30分頃の到着ということになります。
日付変更線をまたいでいる国どうしの求め方
ちなみに、日付変更線をまたぐ国同士の求め方ですが、これは今回の例題と同じくどちらも東経にいる国同士の場合は、大きい方の経度から小さい方の経度をマイナスすることによって時差を求めることができます。
また、今回のように東経と西経が交わるようであれば、その2つの地点の経度を足すというのが重要です。
つまりイメージとしては今回のように、東京からまず、日付変更線まで135度西に行き、さらに、日付変更線から西に150度進む、という考え方です。
これにより合計が280°ということになるわけですね。
あとはそれを15で割るだけで結構です。
こうしてみると非常に簡単ですね。
まとめ
今回は、数字を覚えておくだけで求めることがすぐにできる!時差の求め方の公式について紹介しました。
日付変更線をまたぐ問題になると、途端に問題を解くことができなくなってしまう方もいらっしゃいますが、公式と数字さえ覚えておけば何の心配もなく問題を解くことが可能です。
キーワードは、15!ですよ。