こんにちは。今日は、テストに向けた日々の過ごし方についてお話ししたいと思います。特に小・中学生の皆さんに向けたアドバイスです。テスト勉強は、どうしても苦手、面倒だと感じているお子さんが多いと思います。でも、少しの工夫と計画で、思っているより毎日をラクに過ごしながらテストに備えることができます。 

 

1、計画を立てる

まず、テストに向けて計画を立てることが大切です。計画を立てることで、何をいつまでに勉強すれば良いのかが明確になり、無駄なく効率的に勉強を進めることができます。以下に、計画の立て方の具体例をご紹介します。

目標を設定する

まず、テストで取りたい点数や達成したい目標を設定しましょう。例えば、「次の算数のテストで80点以上を取る」といった具体的な目標を立てると良いでしょう。目標を持つことで、勉強のモチベーションも高まります。

学習内容・範囲を整理する

どの教科をどの範囲まで勉強するのかを整理します。定期テストなど範囲が決まっている場合は、その範囲をリストアップしましょう。 

スケジュールを作成する

1週間ごとや1ヶ月のスケジュールを作成し、毎日の学習時間、学習内容を決めます。余裕を持った計画、無理のない計画を立てることがポイントです。せっかくの計画も三日坊主で終わってはもったいないです。例えば、はじめは1日の勉強時間を30分と決め、慣れてきたら少しずつ時間を増やすとか、取り掛かりやすい得意な教科からスタートして徐々に苦手科目の時間を増やすとか…、自分に合った方法を見つける工夫が大切だと思います。

 

2、毎日のルーティンを作る

計画を立てたら、次に毎日のルーティンを作りましょう。ルーティンを作ることで、勉強の習慣が身につきやすくなります。具体的なルーティンの例をいくつか紹介します。

朝の時間を活用する

朝は脳が一番リフレッシュされている時間と言われています。10分でもいいので、例えば、朝の時間を使って前日の簡単な復習をするとか、英単語や漢字を覚える時間にするといったことも効果的ではないでしょうか。

勉強時間を決める

毎日決まった時間に勉強を始めることで、習慣化しやすくなると思います。例えば、帰宅後の1時間を勉強時間にするなど、自分に合った時間を見つけてください。習慣化することで、机に向かう抵抗が徐々に減ってくると思います。

休憩を取る

長時間勉強するのは大変ですし、集中できないままダラダラやっていても身につきづらいです。なので、適度に休憩を取りましょう。例えば、30分勉強したら10分休憩するなど、自分に合ったペースで休憩を挟むことが大切です。休憩中にはストレッチをするなど、リフレッシュする方法を取り入れると良いでしょう。

 

3、効果的な勉強方法

勉強方法にも工夫が必要です。以下に、効果的な勉強方法をいくつか紹介します。

アウトプットを増やす

ただ教科書を読むだけではなく、実際に問題を解いたり、誰かに説明したりすることで理解が深まります。友達や家族に教えてみるのも良い方法です。また、自分で問題を作って解いてみるのも効果的です。

視覚的に覚える

図や表、イラストを使って覚えると、記憶に残りやすくなります。例えば、歴史の年表や理科の実験結果を図で整理するなど、自分なりに工夫してみましょう。カラーを使うとさらに記憶に残りやすくなると思います。

復習をする

一度覚えた内容も、時間が経つと忘れてしまいます。定期的に復習することで、記憶を定着させることができます。復習のタイミングとして、翌日、一週間後、一ヶ月後などとあらかじめ決めておくのがおすすめです。特に重要なポイントは、何度も繰り返し復習することが大切です。

 

4、自分に合った学習環境を整える

勉強する場所や環境も大切です。自分に合った学習環境を整えることで、集中しやすくなります。以下に、学習環境の整え方をご紹介します。

静かな場所で勉強する

集中できる環境を作るために、静かな場所で勉強するようにしましょう。騒がしい場所では、どうしても集中力が散漫になりがちです。自分の部屋や図書館など、集中できる場所を見つけましょう。

必要なものを揃える

勉強に必要な文房具や教材をあらかじめ揃えておきましょう。勉強中に必要なものを取りに行くことで集中力が途切れてしまうこともあります。例えば、ペン、ノート、参考書などを手元に置くなどして、すぐに使える状態にしておくと良いです。

リラックスできる空間を作る

勉強する場所がリラックスできる空間であることも大切です。お気に入りのクッションやアロマを使うなどして、自分だけの快適な学習スペースを作りましょう。リラックスできる環境で勉強することで、集中力も高まるはずです。

 

5、自分を褒める

勉強が終わったら、自分をしっかり褒めてあげましょう。頑張った自分を認めることで、次へのモチベーションが高まります。例えば、勉強が終わったら好きなアニメを観る、ご褒美のお菓子を食べるなど、自分へのご褒美を用意しておくと良いでしょう。また、目標を達成した際には、少し大きめのご褒美を設定しておくとさらにモチベーションが上がります。

 

6、悩みとその解決方法

勉強に取り組む中で、悩みや困難に直面することもあるかと思います。以下に、よくある悩みとその解決方法をご紹介します。

集中力が続かない

長時間集中するのは難しいものです。そんな時は、勉強と休憩のバランスを見直しましょう。適度に休憩を入れることで集中力を持続させることができます。ただ「10分休憩」というように時間を決めないとズルズル時間が経ってしまうので「〇〇分休憩」と時間を決めることも大切です。また、勉強環境を見直して、集中しやすい環境を整えることも大切です。

理解できない部分がある

わからないことがあったら、そのままにせず、すぐに先生や友達に質問しましょう。また、インターネットや参考書を使って自分で調べることも大切です。理解できるまで諦めずに取り組むことができれば「わかる楽しさ」が実感でき、必ず自信につながります。

やる気が出ない

勉強に対するモチベーションが低い時もあります。そんな時は、目標を見直したり、勉強の合間に好きなことを取り入れたりして、気分転換を図りましょう。「これが終わったら思いっきりゲームするぞ!」と達成後のご褒美を決めるのもいいと思います。また、勉強の成果を感じられるように、定期的に自己評価をすることも効果的です。例えば、テストの結果を見直し、どの部分が改善されたかを確認することで、やる気が出てきます。

勉強の進め方が分からない

勉強の進め方が分からない場合は、まずは基本から始めることが大切です。基本をしっかり理解してから、次のステップに進むことで、スムーズに勉強が進みます。また、勉強の進め方については、先生や先輩にアドバイスを求めることも有効です。

 

具体的な一日の過ごし方の例

具体的な一日の過ごし方の例をご紹介します。これを参考にして、自分に合った毎日の過ごし方を見つけてください。

朝の時間

7:00に起床し、朝食を取ります。朝食後、10分間の短い復習時間を設けます。前日に学んだ内容をササッと復習することで、記憶の定着が期待できます。

学校の時間

学校では、授業に集中し、分からないことがあればその場で質問します。また、授業中にノートをしっかり取ることも大切です。ノートは後で復習する際に役立ちます。

放課後の時間

帰宅後、まずは30分間のリラックスタイムを取ります。その後、1時間の勉強時間を設けます。この時間には、計画に従って各教科を勉強します。例えば、月曜日は国語、火曜日は数学(算数)といった具合に、日替わりで勉強する内容を変えるのも一つの方法だと思います。

夕方の時間

勉強が終わったら、夕食を取ります。夕食後は、好きなアニメを観たり、ゲームをしたりしてリラックスします。リラックスした後、もう一度30分間の復習時間を設けます。この時に、学校で習った内容や放課後に勉強した内容を再確認します。

夜の時間

夜更かししないように心掛けます。十分な睡眠を取ることで、翌日の集中力が高まります。

 

まとめ

テストに向けた日々の過ごし方について、いかがでしたか?計画を立て、毎日のルーティンを作り、効果的な勉強方法を取り入れることで、テストに対する不安も少しずつ解消されるはずです。そして、何よりも大切なのは、自分を信じて頑張ることです。どんなに小さな進歩でも、それは大きな一歩です。みなさんのテスト勉強がうまくいくことを心から応援しています。皆さんの日々の勉強のお役に立てれば幸いです。頑張ってくださいね! 

 

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家庭教師のガンバ 編集チーム 有馬

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