「テスト開始の合図と共にページをめくると、びっしりと書かれた英文…それを見た瞬間、頭が真っ白になる」

「必死に読んで解いているつもりなのに、いつも時間が足りなくて、最後の大問は適当にマークしてしまう」

「単語は覚えているはずなのに、文章になると意味がつながらない」

 

はじめまして。「家庭教師のガンバ」の体験スタッフのTです。

私たちは日々、勉強が苦手なお子さんや、受験に向けて不安を抱えるご家庭に伺い、勉強の「やり方」から一緒に見直すお手伝いをしています。

高校受験の英語において、合否を分ける最大のカギ。

 

それは間違いなく「長文読解」です。

近年の高校入試(公立・私立問わず)は、長文の語数が年々増加傾向にあります。

「ゆっくり読めばわかる」では、もう通用しません。「速く、正確に読む力」がなければ、土俵に上がることさえできないのです。

 

しかし、「長文が苦手」という生徒さんに「どうやって勉強している?」と聞くと、多くの答えは「とりあえず過去問をたくさん解く」というものでした。

残念ながら、これでは実力はつきません。マラソンの練習をしていないのに、いきなりフルマラソンを走ろうとしているようなものです。

 

長文読解ができないのには、明確な「3つの壁」があります。

  1. 単語の壁(そもそも言葉を知らない・遅い)
  1. 文法の壁(文の構造が見えていない)
  1. 速読の壁(読み方のテクニックを知らない)

お子さんが今、どこでつまずいているのか。それを特定し、正しいトレーニングをすれば、英語の長文は必ずスラスラ読めるようになります。

この記事では、この「3つの壁」を乗り越え、入試本番で時間が余るくらいになるための最強の勉強法を徹底解説します。

 


第1章:【第1の壁】単語力不足…「知っている」だけでは戦えない

「単語帳はやりました」

そう言う生徒さんでも、実際に長文を読ませてみると、単語でつまずいているケースが非常に多いです。

長文読解における単語力とは、「意味を知っている」だけでは不十分なのです。

1. 「0.5秒」で意味が出なければ「知らない」と同じ

長文を読んでいる時、

「apple…えーと、りんご」

という変換スピードでは遅すぎます。「apple」を見た瞬間に、脳内に「赤い果物の映像」が浮かぶレベル、つまり0.1秒〜0.5秒で反応できる状態でなければ、長文読解では使い物になりません。

1つの単語を思い出すのに3秒かかっていたら、500語の長文を読むだけで、単語の変換だけで1500秒(25分)もロスすることになります。これでは時間が足りなくなるのは当然です。

【攻略法:タイムアタック単語テスト】

  • 単語帳を使う時、英単語を見て「瞬時(1秒以内)」に日本語が出てこないものは、容赦なく「×(覚えていない)」に分類してください。
  • 「えーと…」と考えた時点で負けです。
  • この「瞬発力」を鍛えることで、読解スピードは劇的に上がります。

2. 「わからない単語」が出ても止まらない力

高校入試の長文には、注釈がついていない「未習単語」や「難単語」が必ずいくつか混ざっています。

英語が苦手な子は、ここで「うわっ、知らない単語だ…もう無理!」とフリーズしてしまいます。これが時間のロスの原因です。

【攻略法:推測力を鍛える】

前後の文脈から「良い意味なのか、悪い意味なのか」「名詞なのか、動詞なのか」を推測する練習が必要です。

例えば、「I went to the pharmacy to buy some medicine.」という文なら、

「薬(medicine)を買うために行った場所」だから、「pharmacy」は「薬局」かな?と推測できますよね。

わからない単語に出会っても、「まあ、なんか薬関係の場所だろう」とスルーして読み進める勇気を持つことが大切です。

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第2章:【第2の壁】文法・構文…「返り読み」が時間を奪う

「単語は全部わかるのに、文章の意味がわからない」

「日本語に訳そうとすると、行ったり来たりしてしまう」

これが第2の壁です。

日本の英語教育では、きれいな日本語訳を作るために、後ろから前に戻って訳す「返り読み」を習うことがあります。

しかし、これを長文読解でやっていては、読む量が実質2倍になり、絶対に時間は足りません。

1. 英語は「前から後ろへ」読むのが鉄則

ネイティブスピーカーは、後ろから戻って読んでいません。話された順、書かれた順に理解しています。

あなたも「英語の語順のまま」理解する脳を作らなければなりません。

【攻略法:スラッシュリーディング】

これが長文読解の最強の武器です。

英文を、意味のかたまり(チャンク)ごとに「/(スラッシュ)」で区切り、前から順に訳していきます。

  • (普通の訳し方=返り読み)

    I went to the library to study English yesterday.

    (私は/昨日/英語を勉強するために/図書館へ/行った。)

    ※目線が何度も後ろへ飛んでいます。

  • (スラッシュリーディング)

    I went / to the library / to study English / yesterday.

    (私は行った/図書館へ/英語を勉強するために/昨日。)

きれいな日本語にならなくてもいいのです。「誰が・どうした・どこで・何のために」という情報が頭に入ってくればOKです。

この読み方をマスターすれば、読むスピードは今の2倍以上になります。

2. 「接続詞」は道路標識だと思え

長文の中で迷子にならないために重要なのが、「接続詞(But, So, Because, Howeverなど)」です。

これらは、話の展開を予告する「道路標識」です。

  • But / However(逆接):

    「ここから話が変わるぞ!」「ここから重要な主張が来るぞ!」というサイン。長文問題の答えは、Butの後に隠されていることが非常に多いです。

  • For example(例示):

    「ここからは具体例だから、話の本筋じゃないよ(軽く読んでOK)」というサイン。

これらに〇や△をつけるクセをつけるだけで、文章の構造が立体的に見えるようになります。

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第3章:【第3の壁】速読テクニック…「全部読む」のをやめよう

「真面目な子ほど損をする」のが長文読解です。

一言一句、すべての単語を完璧に訳そうとしていませんか?

入試の長文読解は、「翻訳家」になるテストではありません。「必要な情報を探し出すゲーム」です。

1. 「設問」を先に読む(先読み)

本文を読み始める前に、必ず「設問(質問文)」を読んでください。

「何を聞かれているのか」を知ってから本文を読むのと、知らずに読むのとでは、雲泥の差があります。

  • (例) 設問:「ケンが公園に行った理由はなんですか?」

    本文を読む時:「ケンの行動」と「理由(Becauseやto〜)」を探そう!というアンテナが立つ。

これだけで、関係のない部分は「流し読み」し、答えになりそうな部分だけを「精読(じっくり読む)」するというメリハリがつきます。

2. 「スキャニング」と「スキミング」

速読には2つの技術があります。これを使いこなしましょう。

  • スキャニング(探し読み):

    特定の情報(年号、人名、場所など)を探す読み方。ウォーリーを探せ!と同じ感覚です。設問に「1990年」とあったら、本文中の「1990」という数字だけを高速で探します。

  • スキミング(すくい読み):

    全体の大まかな内容を掴む読み方。各段落の「最初の一文」と「最後の一文」だけを読むだけでも、話の流れはだいたい掴めます。

3. 日本語に訳さず「イメージ」で読む

いちいち「Dog=犬」「Run=走る」と日本語に変換していると、脳の処理が追いつきません。

「Dog」を見たら「🐕」の映像を、「Run」を見たら「走っている動作」をイメージする。

英語を英語のまま(あるいはイメージのまま)処理する練習をすると、読解スピードは極限まで高まります。

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第4章:今日からできる!長文読解「1日15分」トレーニングメニュー

理屈はわかっても、練習しなければできるようにはなりません。

机に向かって何時間もやる必要はありません。毎日15分、以下のトレーニングを続けてください。

1. 「音読」こそが最強の長文対策

「読むスピードが遅い」という子に一番おすすめなのが「音読」です。

  • なぜ音読がいいのか?
    1. 返り読みができなくなる:声に出すと、強制的に「前から後ろへ」進むことになります。英語の語順感覚が体に染み込みます。
    1. 速読のリズムがつかめる:CDなどの音声と同じスピードで読む(シャドーイング)練習をすれば、ネイティブの思考スピードに近づけます。

【やり方】

  1. 一度解いたことのある長文(意味がわかっているもの)を用意する。
  1. スラッシュ(意味の区切れ)を書き込む。
  1. スラッシュごとに意味をイメージしながら、声に出して読む。
  1. つっかえずに読めるようになるまで、同じ文章を5回〜10回繰り返す。

騙されたと思って、1週間続けてみてください。初見の文章を読む時の「景色の見え方」が変わるはずです。

2. 制限時間を設けて「焦る練習」をする

家でダラダラ勉強していると、本番のプレッシャーに負けます。

長文問題を解く時は、常に「目標時間マイナス5分」でタイマーをセットしてください。

「急がないと間に合わない!」という状況を人工的に作り出すことで、脳の情報処理スピードは鍛えられます。

 


第5章:それでも時間が足りない君へ。「家庭教師のガンバ」からの提案

ここまで、長文読解を攻略するための「単語」「文法」「速読」の壁について解説してきました。

しかし、実際には

「自分がどの壁でつまずいているのか、自分ではわからない」

「スラッシュリーディングのやり方が合っているか不安」

「そもそも、単語を覚えるのが苦手すぎて先に進まない」

という悩みを持つお子さんも多いと思います。

そんな時は、どうか一人で悩まず、私たちプロの力を頼ってください。

ガンバなら、あなたの「本当の悩みのタネ」を一瞬で見抜けます

私たち家庭教師は、お子さんが長文を読んでいる時の「視線の動き」や「訳し方」を見るだけで、

「あ、この子は単語で止まっているな」

「この子は返り読みの癖が強いな」

「内容はわかっているけど、設問の意図を読み違えているな」

という「つまずきの原因(ボトルネック)」を正確に診断できます。

原因がわかれば、対策は簡単です。

  • 単語が弱点なら、効率的な暗記法を教えます。
  • 文法が弱点なら、長文に必要な文法だけを重点的に復習します。
  • 速読が弱点なら、一緒にスラッシュを引く練習をします。

集団塾ではできない、「あなただけの攻略法」を提案できるのが、家庭教師の強みです。

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まとめ:長文読解は「才能」ではなく「技術」だ!

最後に、もう一度伝えます。

英語の長文が読めないのは、あなたの頭が悪いからでも、英語の才能がないからでもありません。

「読み方の技術(ルール)」を知らなかっただけです。

  1. 単語:0.5秒で意味が出るまで「瞬発力」を鍛える。
  1. 文法:スラッシュリーディングで「前から」理解する。
  1. 速読:設問を先読みし、必要な情報だけを「探す」。

この3つを意識して、毎日の音読トレーニングを積み重ねれば、入試本番で「時間が余った!」「見直しの時間が取れた!」という状態は必ず作れます。

長文読解は、配点が高い分、できるようになれば一気に偏差値が上がる「おいしい」分野です。

苦手意識を捨てて、今日から「技術」を磨いていきましょう。

もし、「一人では続けられる自信がない」「具体的なやり方を隣で教えてほしい」と思ったら、ぜひ「家庭教師のガンバ」の無料体験授業を受けてみてください。

たった1回の授業で、「英語ってこうやって読めばよかったんだ!」という目からウロコの体験をお約束します。

英語の壁を越えて、志望校合格への扉を開きましょう!

私たちは、頑張る受験生を全力で応援しています。

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