こんにちは!家庭教師のガンバ代表の今村です。
今回は、英語の勉強方法についてお話していこうと思います。自分の経験を基にしてお話を進めていきますので、参考程度に読んでみて下さいね。
自分自身の中学時代は・・・
今は小学生から英語の勉強をする子は多いと思いますが、私自身は英語の勉強をしたのは中学の授業が初めてでした。当時、勉強に対してやる気もなくやり方もわからず、ただボーっと授業を聞いているだけの生徒でしたね。
私は、埼玉県の川口市というところ出身なんですけど、埼玉の中学生なら必ず受ける「北辰テスト」という模擬試験があるんですけど、中学1年最後に受けたその北辰テストで英語の偏差値が“36”を取るほど英語を苦手にしていました。点数としては40点満点中6点。しかも、テスト自体は全力で受けていたのにこの結果・・・
まず最初にやったことは
それまで危機感は感じていなかったのですが、さすがにこのときは危機感を少しは感じました。「このままじゃ高校行けないかなー」とか考えていたと思います。
でも、まわりに教えてくれる人もいないし、どうしたらいいのかもわからない状態で・・・とりあえず、学校の教科書でできることを始めたんですね。でも、これが結果としてよかったのだと思います。
やったのは、授業を受ける前日に単語の意味を調べて本文を日本語訳してみること、これをとりあえず的に始めたのですよね。最初はナカナカうまく訳せなかったのですが、「わかんない所は授業で聞こう」という気楽な気持ちでやっていたので、そんなに負担にも思わなかったですね。そして、これを続けているうちに授業もわかるようになって、テストでも少しずつ点数が上がってきたのです。
わかるようになると世界が変わります
そして、そんな感じで英語の授業にもついていけるようになってテストの点数も上がってくると、(英語に限らずですけど)、英語が楽しくなってくるんですよね。中学2年の3学期ごろには積極的に英語の勉強をしていました。そして、中学3年生になったころには、さっき話に出した北辰テストで、英語の偏差値が60を超えるようになっていたのです。使ったものはほとんど学校の教科書です。ちょっとした問題集とかも買ったような記憶がありますが、メインは教科書。他の難しいことをいろいろ手を出していたら、絶対に中途半端になっていたと思います。教科書だけを集中的にやっていたから、負担も感じず、割と短期間で成果を出せたのだと思います。
成果を上げるために間違いやすい重要なこと
他の教科でも言えることですが、いろいろ手を出して広げすぎていると負担が増えて中途半端になります。今、私自身が家庭教師の派遣業という仕事をしていて、多くの生徒さんと接点を持っていますが、中途半端にしている生徒はとても多いです。
もちろん、実力的に学校の教科書以上の勉強を求める生徒もいると思います。それは大いに頑張って欲しいと思います。ただ、授業についていけていない、学校のテストも振るわない、そんな生徒が教科書とは別のものに手を出すのは逆効果になります。成績は特別なことをしなくても、目の前にある英語の教科書で十分上げることができることを知ってほしいですね。
私が言うのもなんですが・・・
塾や家庭教師センターはセールストークで、特別なことが必要だと伝えるところが多いと思います。ある一定のレベルに達するとそういうこともありますが、それは上位15%ほどの生徒の話です。定期テストでいうと90点以上。偏差値でいうと63以上を取れている人たちですね。確かにそれ以上望む場合は、教科書以上のことも必要になることもあると思いますが、そこまでに達していない子はまずは教科書からしっかり勉強しましょう。
まずは、教科書の単語を調べて覚える。試しにそこから初めてみて下さい。必ず変化はありますよ。
覚えておいて欲しいポイント
ポイント① 中学の英語は教科書の内容をしっかり押さえるだけ成績は上がる!
ポイント② 授業の予習として単語を調べて本文を訳す!
ポイント③ 難しい問題集には手を出さない!
ガンバ 今村 剛