毎日の予習・復習や、テスト勉強を頑張らなきゃいけないのに、

「なんだか勉強に集中できない・・・」

「つい、ケータイをいじってしまう・・・」

「気が付けば他のことを考えている・・・」

こんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
もっと集中して、効率よく勉強しなければいけないと分かっていても、なかなか難しいものですよね…

こんな時、押すだけで集中力がグンと高まる、『集中力スイッチ』なるものがあれば便利ですが・・・残念ながら、そんなスイッチは存在しません・・・。

でも、この『集中力』、時間の使い方を工夫することで『高める』ことができるんです!!そこで今回、集中力を高めるための方法をご紹介します。

《48:12の法則》

この法則、聞いたことはありますか?

48:12という数字は、時間を表しています。

簡単に言うと、「48分勉強したら、12分必ず休む」というサイクルを守って勉強をすると、集中力を切らさず勉強が出来るというものです。

48分間は集中して勉強に取り組み、12分間は休んでください。

重要なポイントは、時間になったら「12分、必ず休む!」という事。気分がノッてきても、内容が中途半端でも、48分たったら、いったん12分休んで下さい。

休む時はメールやLINEのチェックをしてもいいし、飲み物を飲んだり、お菓子を食べてもいいし、ゲームをやってもOKです。ただし、12分たったらどんなにゲームが中途半端でも切り上げて勉強に集中することが大切です。(難しい部分ですが、後ほどお伝えするタイマーを活用して頑張ってください。)

人間の集中力が持続する時間は、1時間弱と言われています。それ以上集中しようとすると、その反動でその後集中力が下がり、何時間も切り替えられず、ぼーっとしたり、ネットを見てしまったり、現実逃避をしてしまう可能性があるそうです。

この時間活用法のポイントは、48分間の勉強時間においてはとことん集中してやろうと決めることです。やるべき勉強内容を決めたら、限られた時間の中でその内容の完成を目指して集中してやり切ることが大切になります。

同じ3時間勉強するにしても、集中力が続かず180分だらだらと勉強するよりも、『48分勉強+12分休憩』の3セットで進めた方が、机に向かっている時間は少なくても、集中して、より質の高い勉強ができる可能性があります。

時間を制限(意識)することで効率が上がり、しっかり休息を取ることで集中力が持続するのです。

そういえば学校も50分授業して、10分の休憩ですよね(^^)

実際にタイマーを準備してやってみよう!!

「48:12 タイマー」や「作業効率 タイマー」などで検索すると、いろんなフリーソフトが見つかります。

100円ショップのキッチンタイマーを2つ用意して、1セットごとに、1つを48分にセットしてもう1つを60分にセットして行う方法でもいいと思います。

いずれにしても、時間に対する意識も強まり、効果あると思います。もちろん、何事も自分に合った方法が大切ですので、実際に集中力が高まるか試してみて下さい!!

~おまけ~

黄色は私たちの集中力を高めてくれる色なんです。黄色だらけの部屋では落ち着かなくなってしまいますが、ワンポイントで取り入れるようにすると効果的です。例えば、ノートやシャープペンシルなど視界に入る文房具に取り入れるのがおすすめです!

あと、1説にはかわいい子猫や子犬の画像を見ると集中力がアップするらしいです。『かわいい』、というところに集中力の幅がせばめられるとか…

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