こんにちは家庭教師のガンバのTです。自己紹介をしておくと僕は医学部に通う現役大学生です。

大学1年生のときからガンバで家庭教師をやっています。現在は体験のスタッフをやっていて、これから家庭教師を始めたいと思っているご家庭を訪問し、体験授業をしています。体験授業を通じてさまざまな生徒とお話をしてきた経験や僕自身の中学受験の経験に基づいて記事を書いていきます。

 

このブログでは、30年以上【勉強が苦手な子】に向けて家庭教師を紹介している「家庭教師のガンバ」が、その経験を基に情報を発信しています。ご興味のある方は公式サイトをご覧下さい。

算数の成績が伸びない子の勉強法>>

はじめに

中学受験において、夏休み明けは一つの大きなターニングポイントです。特に、SAPIXや四谷大塚などの大手塾に通う生徒にとっては、9月からの学習が本格的な受験対策のスタートラインとなります。この時期にどのように勉強を進めるかが、その後の成績や志望校合格に大きく影響します。

僕自身も、中学受験を経験した一人です。塾に通いながら、夏休み明けの学習の重要性を実感し、効率的な勉強法を模索していました。焦りや不安を感じながらも、コツコツと勉強を積み重ねることが成功への近道だと学びました。この経験をもとに、4年生から6年生のそれぞれの段階で、どのように学習を進めていくべきかをお伝えしたいと思います。

この記事では、僕の実体験を交えながら、夏休み明けの勉強法について、学年別に具体的なアドバイスを紹介します。学年ごとに求められる学習内容や勉強のポイントを抑えながら、志望校合格に向けての効果的な学習法を提案していきます。これからの受験勉強に少しでもお役立ていただければ幸いです。

【実体験】夏休み明けの勉強法とスケジュール管理:学年別アドバイス

中学受験を経験した僕が、自らの体験を基に、夏休み明けからの学習法についてアドバイスをします。夏休み明けは、中学受験に向けての大切な時期です。気持ちを切り替えて、学校生活と塾の勉強を両立させつつ、次のステップに進むことが求められます。ここでは、僕自身が4年生、5年生、6年生時代に経験した具体的な勉強法と、それぞれの学年で心がけるべきポイントを詳しくご紹介します。

【4年生】夏休み明けの勉強法:勉強習慣の確立と基礎固め

4年生の夏休み明けは、勉強の習慣づけを重点的に行う時期です。中学受験の本格的な勉強はまだ始まっていませんが、この時期に基礎をしっかり固めることが、後の成績向上に大きく影響します。僕も4年生の時、特に算数や国語の基礎部分を徹底的に復習しました。4年生の時に基礎をしっかり押さえておくと、5年生、6年生になってからの学習が格段に楽になります。

実体験:毎日の小さな積み重ねが自信に繋がる

僕が4年生だったとき、母親と一緒に毎日少しずつ復習を行う習慣をつけました。塾の授業や宿題に加えて、毎日30分ほど、学校で習ったことや塾で出された課題を少しずつ復習するようにしました。特に算数の基本的な問題や、漢字の書き取りなどは、毎日やることで確実に身についていきました。

最初は「毎日勉強するなんて無理!」と思っていましたが、少しずつ慣れてくるとそれが習慣化し、1週間、1ヶ月と続けるうちに、自分でも驚くほど学習がスムーズに進むようになりました。今振り返ると、この時期に学んだ基礎が、後の応用問題にも役立ったので、やはり4年生の間に基礎を固めておくことがいかに大切かを痛感しました。

4年生の勉強法ポイント:

  • 復習時間を毎日設ける:夏休み明けは、特に復習を重視しましょう。新しい内容に進む前に、夏休みに学んだことをきちんと確認することが大切です。
  • 勉強の習慣化:無理なく毎日勉強を続けることで、徐々に習慣となり、効率が上がります。最初は30分程度から始めて、徐々に時間を増やしていくのがおすすめです。

スケジュール例:

  • 平日:学校後に30分の復習+30分の塾の宿題
  • 週末:1時間のまとめ学習+親子での勉強時間

 

【5年生】夏休み明けの勉強法:応用力と弱点克服

5年生は、基礎が固まった後、次のステップとして応用力の強化弱点克服に取り組む時期です。僕自身も5年生の時に、特に理科や社会の暗記分野に苦戦しましたが、夏休み明けから本格的に復習を始め、少しずつ苦手を克服していきました。5年生は勉強量が一気に増えるため、効率よく時間を使うことが求められます。

実体験:苦手分野を洗い出し、徹底的に克服

5年生の夏休み明け、塾での確認テストや模試の結果を見るたびに、特に理科の電気回路や社会の歴史に苦手意識が芽生えていました。そこで、親や先生と相談しながら、毎週末に自分の苦手な単元だけを集中的に復習する時間を作りました。具体的には、塾で配られた教材や問題集の中で、自分が間違えた問題を中心に繰り返し解くようにしました。

苦手だった電池や電気回路の問題も、解き方を理解して何度も練習するうちに、次第に正答率が上がっていくのが実感できました。自信がつくと同時に、次の模試や確認テストでも成果が出るようになり、苦手意識が徐々に薄れていきました。この経験から、苦手な分野は早めに対策し、集中的に取り組むことが大切だと学びました。

5年生の勉強法ポイント:

  • 弱点を把握して克服:模試や確認テストの結果を見て、苦手な分野を見極めます。そして、その分野に重点を置いて復習しましょう。
  • 応用問題に挑戦:基礎がしっかり固まったら、次は応用問題にチャレンジします。特に算数や理科の応用問題は、解法を覚えるだけでなく、自分で考える力を養うことが大切です。

スケジュール例:

  • 平日:1時間の復習+30分の応用問題演習
  • 週末:2時間の学習+模試対策

 

【6年生】夏休み明けの勉強法:過去問演習と本番対策

6年生の夏休み明けは、いよいよ受験直前期です。この時期に僕が重視したのは、志望校の過去問演習模試の結果を基にした学習調整です。僕もこの時期、塾の先生から過去問を何度も解くようにアドバイスされ、毎週末に過去問を解く時間を取りました。

実体験:過去問演習と時間配分の習得

6年生の9月、志望校の過去問を初めて解いたとき、時間配分がうまくいかず、全問解き終わることができませんでした。そこで、先生にアドバイスをもらい、過去問を解く際には「時間を測る」ことを徹底しました。問題を解く順番や、時間配分を考えながら解くことで、次第にスムーズに解けるようになり、実際の試験で焦らないための練習ができました。しかしながら最初は時間通りに終わらせることは難しいので、時間を測ってといたのち時間無制限で解いてみるといいと思います。

また、模試の結果をもとに、特に算数の応用問題や国語の記述問題を徹底的に復習しました。模試の結果は、自分の弱点を正確に把握するための貴重な情報源です。間違えた問題は必ず見直し、解き方をしっかり理解することで、次回の模試では点数が上がるという手応えを感じました。

 

6年生の勉強法ポイント:

  • 過去問を繰り返し解く:過去問演習は、志望校の出題傾向を理解し、時間配分を身につけるための絶好の練習です。最初は点数にこだわらず、回数を重ねることで自信をつけましょう。
  • 模試の結果を活用:模試は、自分の現在の実力を知るための重要な指標です。結果を分析し、苦手な分野を重点的に復習することで、確実に点数を上げていくことが可能です。

スケジュール例:

  • 平日:2〜3時間の過去問演習+復習
  • 週末:模試対策+塾での特別講座(4〜5時間)
 

まとめ

夏休み明けからの学習は、中学受験に向けての重要なステップです。学年ごとに異なる目標を設定し、それに向けてしっかりと勉強を進めていくことが大切です。僕自身の実体験を通して感じたのは、勉強の習慣をつけ、苦手を克服することが合格へのカギだということです。4年生から6年生まで、それぞれの段階で適切な勉強法を取り入れ、最後まで諦めずに努力を続けることが、中学受験成功の秘訣だといえます。どの学年でもこの時期は夏期講習も終わり、中だるみしてしまう時期だと思います。秋に勉強していくことが冬の時期に飛躍することにつながるので気合を入れ直し頑張っていきましょう。応援しています。

 

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