高校生の勉強についての基本情報
高校生になると、何かと忙しく勉強時間がなくなります。
そして科目数も多く、試験前に詰め込むには限度があります。
テストで思ったような点数が取れないのは、
普段の勉強時間・習慣が全くないことと、効率の悪い勉強法が原因です。
AOや推薦入試を考えている人は1年の初めから気を引き締め、
授業もしっかり聞き、普段から勉強習慣をつけて、
定期テストに備えましょう。
また、1年の時から自分の興味のある方向性から大学や学部を決め、
情報収集を早めに行い、2年ではオープンキャンパスに参加しましょう。
そして3年の初めには志望校を絞り、傾向と対策を考えた勉強をします。
こちらでは、希望大学別や入試試験方法に合わせた勉強法を
ご紹介しています。
理系国公立大学を目指すのであれば、1年のうちから予習と復習をして、定期テストでも常に上位を狙うように心掛けます。3年になったら不得意教科が無いよう、まんべんなく勉強する必要があります。
文系国公立大学を受ける場合、不得意科目をなくし、センター試験でしっかり点数を取れるように、センター対策と志望校の過去問を何度も解き、二次試験のために記述力もつけておきましょう。
AO入試を目指す高校生は高校１年の成績から重要です。センター試験が課せられている大学志望者は、まんべんなく勉強しておく必要があります。必ずある小論文は、文章力が必須です。
定期テストには最低限、学校の授業はまじめに受けてノートをマメにとり、テスト前に自分なりに新しいノートにしてまとめ直してみましょう。過去問を見て先生の出題傾向を研究するのも大切です。
自分の興味・関心のある方向性から大学や学部を決め、情報収集を早めに行いましょう。学校の雰囲気、場所、学費などの条件と偏差値・試験科目を考慮して3年の初めには志望校を絞りましょう。
難関私立大学を目指すのなら、高校１年から希望校を決め、高校２年にはセンター試験の勉強までは終わらせておきましょう。残りの１年間は、目標大学に合った実力をつけていく期間です。
理系私立大学の必須科目、数学は、入試問題の半分近く数IIIの微積分です。しかも、問題の演習量が得点に直結します。よって、数III 微積分の早期完成こそが、理系入試のカギとなります。
文系私立大学の勉強法は、受験科目を「広く深く」勉強しなければなりません。志望校の出題形式や傾向を早い段階で把握し、適した勉強法が必要です。こちらでは、一般的な勉強法をご紹介します。
最近は、多種多様の大学・学部・学科があります。大学入学後に後悔しないように、事前にオープンキャンパスに参加して、雰囲気や施設を確認し、視野を広げておくことをおススメします。
高校での勉強は科目数が多く、試験前に詰め込むには限度があります。テストで思ったような点数が取れないのは、普段の勉強時間・習慣が全くないことと、効率の悪い勉強法が原因です。
大学も高校同様義務教育ではありません。自分の将来を考えて進学するか否かを考えることになります。大学については様々な問題が指摘されていますが、通うメリットというものも十分にあります。
センター試験の正式名称は大学入試センター試験で、毎年1月中旬頃に2日間全国一斉に行われ、毎年約500万人以上が受験をする日本国内でも最大級の試験と言われているものです。
近年、自己推薦入試とAO入試を導入している大学が増加している傾向にあります。これは高校生の卒業後の進路に対して幅を広げる、選択肢を増やすために考えられたものです。
推薦入試にはいくつかの種類が存在しますが、その中に指定校推薦システムというものが存在します。受け入れる高校を指定して、優秀な高校生だけを厳選して確保するという入試システムです。
公募制推薦入試とは、大学側から入試に関して特に定められた規定もなく、指定された条件を満たしていれば全国どこの高校であったとしても入試を受けることができるものです。
国公立大学の場合、一般的にはセンター試験と2次試験の合計得点によって合否が決定されています。また多くの受験生は、この2次試験が行われる前期に第1志望校を受験する流れとなっています。
近年では私立大学の入試にも様々な試験方法が採用されており、国公立同様に選択科目が増えています。ここでは、私立大学の入試の流れとその内容について解説していきます。
家庭教師と言えばマンツーマン体制でしっかりと勉強を教えてくれるということだと思われます。しかし近年では塾でも個別指導のシステムが導入されるようになってきています。
推薦入試において欠かせない要素の一つである小論文ですが、小論文にはどういった内容を書けばいいのか分からない方も多いことでしょう。小論文の書き方についてご紹介します。
受験に追い込まれて目標を見失ってしまうことはないでしょうか？もし目標が存在するならば偏差値を上げることにつながる可能性もあります。今回は受験対策とその内容についてご紹介します。
高卒認定試験とは、様々な理由によって高校を休学して高卒資格を得られなかった場合に高卒認定試験を受験して大学進学を目指すことができる制度です。高卒認定試験について解説します。
高１だからという理由で勉強もまだまだ必死ならない生徒が多いですが、早い段階から取り組んでいかなくては学習レベルの高さについていけず取り残されてしまうケースがあるので注意が必要です。
高２は部活動や学校行事が盛んに行われる時期でもありますが、学習の基礎を学ぶための大事な時期でもあります。これを並行して行っておくことで大学受験も有利に進めるることができます。
大学選びはあらゆる面を考慮して最適な大学を選ぶ必要があります。例えば立地条件や環境、興味のある分野、有名校などといったように自身が魅力的と思える大学を見つけることが大切なのです。
三者面談は高校生と保護者にとって大事な行事の１つですが、あまり意識してしまうと面接官の顔色ばかりを窺ってしまう結果となるので、リラックスして的確な受け答えができると高評価を得られます。
センター試験の内容が大幅に変更となったために、高校生は1年生の時から受験対策のための勉強を行っておくことがベストであると言えます。なぜならば試験内容はほとんどが基礎的学習を含んでいるからです。
国公立大の場合は基礎的学習から応用編の記述力まで学んでおく必要があります。これはセンター試験と二次試験の内容が異なっているため広範囲にわたって勉強する必要があるのです。
英語は大学入試に求められる大切な教科ですが、英語力を高めることができないと悩まれる受験生が増えています。これは英語の勉強法に問題があるために結果に繋がらないと言えます。
数学は大学入試において必要不可欠な教科ですが、分かる問題から順番に解いていき、理解できない問題については理解できるまで考えるのが能力を引き上げるためのポイントであると言えるでしょう。
現代文は大学入試の中でも特に対策が難しいとされている科目ですが、正しい日本語を理解していれば問題なく受験勉強を進めていくことができます。また正確な答えを導き出す能力も必要です。
古文は単語や文法を機械的に暗記していくことから始まります。これを一通り覚えることで解読する能力、意味を深く追求する能力、読解力を高めていくことにも繋がるのです。
歴史は物語となっていますから、全てを覚えることは非常に難しいと言えます。なので、初めから詳細を暗記しようとはせず、部分的に覚えるようにしていけば大学入試でもよい結果を得られることになります。
物理は理解できる人、理解できない人、の2種類に分かれる分野でもありますが、確実に意味を把握することができれば知識がなくとも完璧に物理を習得することができるようになります。
化学は大学入試においても比較的取り組みやすい分野でもありますが、最初は時間をかけてじっくりと覚えて行かなくてはミスが増える結果となるので注意が必要でもあります。
文学部系の教育は正解だけに囚われず、あらゆる角度から物事を追求していく人間学です。これは人間の在り方について深く理解をすることを目的としている分野となっています。
教育学部系は教員免許を取得できるコースであることから非常に需要があるのですが、教員として活動していくにはそれに相応しい教養と人物像でなくては務まらないというのもまた事実です。
経済・経営学は人々の生活やお金の動きと大きく関わっています。経済が成り立たなくては世の中のお金が上手く回らなくなってしまうため、この経済学と経営学は非常に重要な研究を行っているのです。
法学部系は法律・政治に関する学問ですが、日常生活では教わることのできない模擬裁判などを身近に体験することができるので非常に生徒にとって素晴らしい科目であると言えるでしょう。
社会学部系は人間との関わり方、プレゼンスキル、情報の配信に加えて、社会や文化にも触れることができる非常に幅広い学問であると言えます。好奇心旺盛な生徒は社会の奥深さを知ることができるチャンスです。
人類が誕生してから発展するまでには様々な文化との交流、発展、そして戦争がありました。国際学部系ではこのような人類の歴史を学ぶことができる視野を広げた学問となっています。
工学部系はその名の通り理系の学問ですが、単純に物理や化学といった科目だけではなく、開発や情報通信などの様々な分野に精通している理系を極めた学問であると言えます。
農学部系は化学から環境、生産、加工といった幅広い技術力と研究力を高めることができる学問です。そのため、研究者として活躍する人や医薬品メーカーなどに就職する人が多い傾向にあります。
看護・保健学系は医療分野のエキスパートですが、進化していく医療技術についていけるように高度な知識、能力、技術などを高めて行けるように幅広いことを学んでいく学問と言えます。
家政学部系は生活に欠かせない暮らし、料理、環境、裁縫といった幅広い角度から生活に必要な知恵を学んでいく学問ですが、これを知ることで生活により豊かさが増していきます。
体育学部系はスポーツを全般に学んでいく学問ですが、スポーツを万全に行うための健康維持、食事、メンタル、トレーニングにも力を注いでいる分野であるためトータルで身体をサポートできます。
芸術学部系は芸術に特化しているだけの学問ではなく、自由な発想を原点として切り開いていく分野です。技術力、創造力、表現力その全てをトータルで鍛えることで優れた能力を発揮します。
医学・歯学・薬学はそれぞれに分野が異なってはいますが、医療に携わることのできる素晴らしい学問と言えます。この分野を選択すると後々は医師や薬剤師として活動していくことができます。
志望校に落ちてしまったら浪人と滑り止めのどちらかで悩むと思いますが、大学進学をする上で何が重要なのかを自分自身の中で考えてみると自ずと答えが見えてくることでしょう。
