不登校の欠席理由の書き方に悩んでいませんか?…お子さんが不登校の場合、「欠席理由はどう伝えればいいのだろう」と思い悩む保護者の方は少なくありません。連絡の頻度が高いからこそ、

「毎回、詳しく書かなければいけないの?」

「いつも同じ理由でもいいのかな?」

「書き方によって、内申や出席日数に影響はある?」

といった疑問や不安を感じてしまうこともあると思います。気を遣いながら書いているうちに、欠席連絡そのものが心理的な負担になってしまう方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、不登校の欠席連絡では無理に詳しく説明する必要はありません。大切なのは、簡潔で誠実に伝えることです。お休みする事実が伝わり、先生と認識を共有できていれば、それで十分といえます。

この記事では、不登校の欠席理由の書き方の基本的な考え方から、連絡帳・メール・電話での伝え方、さらに連絡頻度を減らしたい場合の相談方法まで、例文を交えながらわかりやすく解説していきます。

 

不登校の欠席理由の書き方|基本の考え方

不登校の欠席理由はどう伝えればいいのでしょうか。欠席が続いていると、お子さんの状態にそれほど大きな変化がない日も少なくありません。だからこそ、「何をどう伝えればいいのだろう」と判断に迷ってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。

まずは、不登校の欠席理由を学校に伝える際に意識しておきたい基本的な考え方をご紹介します。

 

事実ベースで簡潔に!詳しく伝える必要はない

不登校の場合、欠席理由を詳しく説明する必要はありません。欠席連絡の目的は、あくまでお休みすることの報告です。事実だけを簡潔に伝えることを意識しましょう。

お子さんに目立った変化があるときだけ、少し丁寧に状況を伝えれば十分です。連絡をシンプルにすることで、保護者の方自身の精神的な負担も軽くなります。

 

感情的にならないよう注意する

欠席連絡では、できるだけ感情的にならないよう意識することも大切です。不安や心配、やり場のない気持ちを抱えていると、つい長く説明したくなることもあると思います。

しかし、連絡帳やメールでそのすべてを伝えようとすると、かえって伝わりにくくなってしまう場合もあります。できるだけ落ち着いた形で伝えることを心がけましょう。

 

不登校の欠席理由は出席日数や内申に影響する?

保護者の方の中には、進学への影響を考えて「できるだけ丁寧に欠席理由を書いたほうが良いのでは」と考えている方もいるかもしれません。では実際のところ、欠席理由の書き方は出席日数や内申に影響するのでしょうか。

 

欠席理由の書き方が出席日数に影響することはない

不登校の場合、毎日の欠席理由の書き方が出席日数に影響することは基本的にありません。理由にかかわらず、学校を休めば欠席として扱われます。学校を休んでも欠席として扱われないのは、一般的に次のような場合です。

・感染症による出席停止

・忌引

・公欠

このようなケースを除き、不登校の場合は欠席として記録されます。欠席連絡に細かな事情を書いたとしても、それによって出席扱いになることはありません。

 

内申(調査書)対策でも「心身の不調」が伝われば十分

内申(調査書)には、「出欠の記録」の備考欄や総合所見欄などに、欠席の背景や現在の取り組み状況などが記載されることがあります。

その際、先生がお子さんの状況を理解していることが大切になります。そのため、面談や日々のやりとりは参考材料になることがあります。

ただし、これは日常的な関わりの中で把握された内容が中心になります。欠席連絡の文章を細かく書くことが、直接的に内申に影響するわけではありません。

 

不登校の欠席理由の書き方|避けたいNG例

欠席理由を書く際には、いくつか避けた方がよい表現があります。詳しく説明しようとするほど、かえって不適切な書き方になってしまうこともあるため注意が必要です。

欠席連絡を書くときは、以下のような表現が含まれていないか、一度確認してみましょう。

 

学校批判

欠席理由を詳しく書こうとすると、学校に対して批判的な表現になってしまうことがあります。不登校の原因が学校にあると感じている場合には、特に注意が必要です。

実際には、クラスへの不適応やいじめなど、学校側に何らかの課題があるケースもあるかもしれません。しかし欠席連絡は、それを追及する場ではありません。目的はあくまで欠席の事実を伝えることです。

学校に対して不満や悩みがある場合は、担任との面談のほか、スクールカウンセラーなどの校内機関に相談する方法もあります。必要に応じて、教育支援センターなどの公的機関に相談するのも一つの選択肢です。

 

他責表現

他の人を責めるような表現も、欠席連絡では避けた方がよいでしょう。特定の生徒や先生の名前を挙げて批判するような書き方は、受け取る側にとっても気持ちのよいものではありません。感情的な表現にならないよう、落ち着いた書き方を意識することが大切です。

学校に対応を求めたい場合は、面談の機会を設けてもらい、その場で状況を丁寧に説明するようにしましょう。

 

曖昧な表現

連絡帳やメールで欠席を伝える際には、曖昧すぎる表現もできるだけ避けた方がよいでしょう。たとえば次のような言い方です。

・私用につき

・家庭の事情で

・諸事情で

こうした表現では、お子さんの状況がほとんど伝わりません。もちろん家庭の事情など、詳しく説明したくないケースもあると思います。ただ、不登校の場合は「体調不良」「心身の不調」など、最低限の状況がわかる言葉を添えておくと安心です。

学校はお子さんと保護者の方を支える立場でもあります。必要以上に詳しく書く必要はありませんが、基本的な事実だけは伝えるようにしましょう。

 

不登校の欠席理由の書き方例文【連絡帳・メール・電話】

お休みする事実を簡潔に伝えるには、具体的にどのような形で連絡すればよいのでしょうか。ここでは、

・連絡帳

・メール

・電話

の3つにわけて、欠席連絡の書き方を例文を交えてご紹介します。

 

連絡帳での欠席理由の書き方【例文】

基本のタイプ

◯年◯組 <氏名>

本日も体調不良のため欠席いたします。

<保護者名> 印

 

本文には結論のみを書きます。理由は「体調不良」で問題ありません。短すぎると感じるかもしれませんが、この程度の簡潔さで十分です。

 

医療機関連携タイプ

◯年◯組 <氏名>

医療機関の指示により、自宅療養を続けています。

<保護者名> 印

 

医師からの指示がある場合は、その旨を書いておくと状況が伝わりやすくなります。長期間休む場合でも、学校側が状況を理解しやすくなるでしょう。

 

休む期間が決まっている場合

◯年◯組 <氏名>

◯月◯日(曜日)まで、体調不良のため欠席いたします。

<保護者名> 印

 

お子さんの状態がある程度見通せている場合は、休む期間を記載しておく方法もあります。一度欠席連絡をしておけば、その期間は毎日連絡する必要がないケースもあります。

 

欠席理由をメールで送る場合【例文】

基本のタイプ

件名:【欠席連絡】◯年◯組<氏名>

本文:

いつもお世話になっております。

◯年◯組<氏名>の母(父)です。

本日、心身の不調のため欠席いたします。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

ポイントは、件名に「要件(欠席連絡)」と「名前」を書き、誰からどのような連絡なのかが一目でわかるようにすることです。また、相手への配慮として「お手数をおかけしますが」など、短い一言を添えると丁寧な印象になります。

 

休む期間が決まっている場合

件名:【欠席連絡 ◯月◯日まで】◯年◯組<氏名>

本文:

いつもお世話になっております。

◯年◯組<氏名>の母(父)です。

心身の不調が続いているため、本日より◯月◯日(曜日)まで欠席いたします。

来週以降のことは、様子を見てまた改めてご連絡いたします。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

休む期間が見通せる場合は、本文だけでなく、件名にも期日を記しておきます。こうしておくことで、より確実に伝達できるようになります。

 

欠席を電話で伝えるときのポイント

電話で欠席理由を伝える場合も、基本的な考え方は同じです。長く説明する必要はなく、「体調不良」「心身の不調」といった簡潔な理由で問題ありません。

電話で欠席連絡をする場合は、始業の15〜30分前にかけるとつながりやすいことが多いです。また、伝達ミスを防ぐため、できるだけ担任の先生に取り次いでもらうようにしましょう。その上で、次のポイントを意識して伝えます。

【ポイント】

・クラス、名前をはっきりと伝える

・理由は「体調不良」「心身の不調」など簡潔で問題ない

・先生から質問があった場合のみ、必要な範囲で説明する

・休む期間が見通せる場合は、その期限も伝える

もし「体調不良」といった表現が使いづらいと感じる場合は、

「今日は学校に気持ちが向かない様子です」

「午前中は体調がすぐれない状態が続いています」

など、少し具体的な言い方で伝えても問題ありません。

 

不登校が続く場合、連絡の負担を減らす工夫を【例文付き】

毎日の欠席連絡を負担に感じる場合は、連絡の頻度について学校に相談してみるのも一つの方法です。可能であれば、面談の機会を設けてもらい、担任の先生と直接話し合うのがおすすめです。面談が難しい場合は、メールで相談しても問題ありません。文面は次のような形にすると伝えやすいでしょう。

【メール例文】

件名:【ご相談】欠席連絡につきまして ◯年◯組<氏名>

本文:

いつもお世話になっております。

◯年◯組<氏名>の母(父)です。

心身の不調により、学校に行けない日が続いております。本人とも話し合い、しばらくの間は自宅で様子を見ることにいたしました。

つきましては、欠席連絡についてご相談がございます。

現在、毎日の連絡が保護者にとって大きな負担となっております。心身に大きな変化がある場合を除き、しばらくの間「週に一度(月曜日)」のご連絡とさせていただくことは可能でしょうか。

こちらの都合によるお願いとなり恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

ポイントは、お願いする形で丁寧に伝えることです。強い言い方にならないよう注意しましょう。このようにあらかじめ学校と合意しておくことで、毎朝の欠席連絡の負担を大きく減らせる場合があります。

 

不登校の欠席理由についてよくある質問(FAQ)

最後に、不登校の欠席理由についてよく寄せられる質問にお答えします。

 

Q.不登校の欠席理由は毎回同じでもいい?

A.問題ありません。

不登校のお子さんの場合、欠席連絡の回数もどうしても多くなります。お子さんの状態に大きな変化がなければ、毎回同じ理由で伝えて問題ありません。

学校側が支援の都合で詳しい状況を知りたい場合には、先生から連絡が入ることもあります。その際に誠実に状況を伝えれば十分です。

 

Q. 不登校の欠席理由に「体調不良」と書いても大丈夫?

A.「体調不良」や「心身の不調」と書いて問題ありません。学校にとっても、その方が簡潔でわかりやすいです。お子さんの状態を無理に詳しく説明しようとすると、保護者の方の負担が大きくなってしまいます。

 

Q. 不登校の欠席理由に嘘を書いてもいい?

A.原則としておすすめできません。学校はお子さんを支える立場でもあり、保護者の方と先生の信頼関係はできるだけ大切にする必要があります。

欠席理由に嘘を書いてしまうと、学校側がお子さんの状況を正しく理解できず、サポート体制にも影響する可能性があります。基本的には「体調不良」「心身の不調」など、無理のない範囲で事実に近い形で伝えるようにしましょう。

 

Q. 欠席連絡の際に病院の診断書は必要?

A.必須ではありません。多くの場合、通常の欠席連絡に診断書を提出する必要はありません。ただし、欠席が長期化する場合や、学校外での活動を出席として認めてもらう「出席扱い制度」を利用する場合には、医師の診断書が参考資料として求められることがあります。

必要かどうかは、担任の先生や学校に確認すると安心です。

 

Q. 不登校の場合、毎日欠席連絡をしないといけない?

A.学校のルールによりますが、必ずしも毎日必要とは限りません。担任の先生と相談し、週1回の連絡や、状態が変わったときのみ連絡する形にしている家庭もあります。

 

Q. 学校に欠席連絡をしないとどうなる?

A.学校から連絡が来ることが多いです。無断欠席の場合、学校側はお子さんが事故やトラブルに巻き込まれていないかを確認する必要があります。

そのため、電話などで家庭に連絡が入るケースが一般的です。たとえ不登校の状態であっても、基本的には欠席連絡を入れておく方が安心です。

 

まとめ|不登校の欠席理由は「簡潔・誠実」で問題ありません

不登校のお子さんの欠席理由に迷った場合は、「簡潔に・誠実に伝える」ことを基本に考えれば問題ありません。具体的には、

・欠席理由は事実ベースで簡潔に書く

・感情的な表現は避ける

ことを意識すると安心です。連絡の頻度が高いことを考えると、「体調不良」「心身の不調」といった簡潔な表現でも十分です。学校側にも状況はきちんと伝わります。また、欠席理由を簡潔に書いたからといって、出席日数や調査書に影響することはありません。

ただし、学校から詳細を求められた場合には誠実に対応する姿勢を大切にしましょう。お子さんの様子に大きな変化があったときも、できるだけ早く学校と共有しておくと安心です。

保護者の方の負担を減らすためには、あらかじめ学校と連絡方法を相談しておくのも一つの方法です。たとえば、週に一度まとめて連絡する方法や、「登校できる日に連絡する」という形にしておくケースもあります。毎日の連絡がなくなるだけでも、保護者の方の負担は軽くなります。無理のない形で学校とのつながりを保ちながら、お子さんのペースに合わせたサポートを続けていくことが理想だと思います。

 

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