小学五年生の学習のポイントについて
中学受験へのタイムリミット
中学受験を解説するものでは、5年生の過ごし方の重要度を強調する
記述が目につきます。
多くの家庭で中学受験を意識し出すのは4年生頃のようですが、
5年生からの学習を効率的に進めることで、希望する学校をどこでも
狙える実力を身につける時間が十分にあります。
この1年をどのように過ごすかによって、受験勉強が本格化する6年生での
学習がかなり変わってきます。
学校の授業内容でも5年生からは高学年として、
4年生までの学習の十分な理解力が要求され、
それを基盤とする高度なものへと進んでゆきます。
基礎的な計算力や読解力などを、5年生のうちに総ざらいし、
弱点を補強しておくことが、受験勉強の下地となります。
小学生の子どもにとって、受験への道はかなりの負担になります。
思春期にかかり始める5年生は、身も心も不安定になりがちです。
学習を効果的に行うためにも、お子さんの様子をよく観察しましょう。
一時的にやる気がなくなったように見える場合も、
しかったり追い詰めたりせずに上手に気分転換をさせることが大切です。
受験までの2年をひとつの流れで考える
受験を念頭にしていると、目先のテストの結果や学習の遅れに
親の方がイライラしてしまいがちです。
5年、6年の2年間を大きなひとつのタイムテーブルにのせ、1週間、
1ヶ月単位でのスケジュールを考えます。
そのためには、受験に関する情報を学校任せ、塾任せにせず、
家族が理解しておくことが必要となります。
5年生の時点で、これまで習った内容に抜け落ちている部分がないかを
確認しておきましょう。
算数ならば単元ごとにウイークポイントとなる要素を、見直します。
複数のドリルや問題集を利用して、効率よくいろいろな角度から理解が
得られる工夫をしてください。
国語については、新聞やインターネットなどの記事を利用して、漢字知識、
読解能力をつけてゆきます。
時事問題を親子で話合う機会があれば、面接などにも役立つかもしれません。
また教科によっては、問題文になる可能性もあります。
本格的に受験用の問題に取りかかる前に、
基礎部分の不安要素を除いておくことが理想的です。
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