中学受験には体力が必要!
受験勉強は体力勝負の持久走
中学受験は早ければ小学3年生くらいから、
塾通いを始めたりする人もいます。
小学校後半はだんだんタイトスケジュールになり、
最後の1年はほぼ息つく暇もないような状況でしょう。
未だ大人の身体が出来上がっていない小学生にとっては、
週の予定がみっちりつまっているだけで疲れます。
それが数年間の間続くとなると、
たびたび体調を崩す子がいてもおかしくはありません。
普段元気な子でも受験に向けた取り組みをすることで、
相当体力を奪われます。
体質的に風邪をひきやすい、呼吸器が弱いなど気になるようであれは、
余裕のある低学年のうちから、
水泳を習わせるなどの対策を打っておく必要があります。
疲れをためない・睡眠管理を
塾通いが始まると夜の時間がないからとシャワーだけで済ませることも
多くなったりしますが、極力湯船に入らせるようにしてください。
疲れをなるべくその日のうちに解消する必要があるのは、
大人も子どもも同じです。
最近は体温が低くて、自分の身体の機能を正常に保てないという子どもが
増えているようです。
1日のサイクルが不規則になるのは、自律神経異常が起きる原因となります。
塾の宿題が残っているからと言って、無理やり夜遅くまで起こしておくことの
ないように、睡眠時間の確保は親の責任です。
5年生までは8時間以上を目処に、6年生でも7時間は睡眠をとらせて下さい。
受験勉強をするからと言って、体がガタガタになってしまっては本末転倒です。
疲労が溜まった状態は効率的な学習の妨げにしかならないことを、
親が良く理解しておいてください。
親も体力勝負
塾通い、習い事などの時間ロスをなくすために、
送り迎えをすることが多くなる時期です。
本人の体調管理や栄養状態に気をつけることはもちろんですが、
母親自身が身体を壊すことのないように気をつけましょう。
よく受験勉強を親子の二人三脚に例えますが、片方の精神状態や体調の悪さに
お互いが引っ張られるものです。
お母さんの元気がないと、子どもは頑張れません。
家族みんなが元気でいられるように、普段以上に自己管理にも
気を配ってください。
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