中学受験のための社会の学習|家庭教師のガンバ

中学受験のための社会の学習

社会は暗記、は間違い?

受験勉強において、「社会は暗記すれば良いから後回し」にされる傾向が
どうしてもあるようです。
確かに、年号や国名など暗記することである程度の点数を取ることは
できるでしょう。
しかし、だからと言って受験勉強の中で社会科をないがしろにすることは
合格を遠ざけることにもなりかねません。
確実に合格ラインにいる生徒というのは、
各教科のバランスが非常に良いものです。
主要教科のみにごりごりと力押ししても、希望校に入れるとは限りません。
また、ぎりぎりになって膨大な社会科の項目を暗記しようとしても、
混乱するばかりです。
あなどらず効率の良い学習をおこなうことで、
確実に点数を取れる教科に仕上げることができます。

付帯する知識をあわせる

入学試験ともなれば、社会科といえども単純な暗記だけでは答えられない
問題が出題されます。
たとえは、地名・都市名だけでなくそこを産地とするブランド米の銘柄や、
戦争の発端となる事件、時代背景、現代の日本社会の抱える問題など
かなり詳細にわたります。
これらをぽつぽつと細切れに暗記することなど、とても不可能です。
対策としては、主だった出来事や地名について、自分なりにまとめ
ひとかたまりのエピソードとして覚えてしまいます。
ストーリー性をもって覚えることで、詳細を忘れても連想から引き出して
答えを探ることができます。
また、昔ながらの手法の語呂あわせをご家族で新しく発明し、
ゲームのように覚えるのも意外と効果があります。
情報量を付け足したり、家族だけで通じることばを交え、
笑い合いながら楽しく覚えることで、より強く記憶されます。
受験のための社会科は暗記だけで済ませられると考えるのは、間違いです。
丸暗記は時間の経過とともに抜け落ちるものですし、
関連性のない覚え方では効率が悪すぎます。
安易に考えて社会科を取り残し、ぎりぎりで慌てないように親子で工夫して
取り組んでみてください。

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