大学進学は個人の自由

大学は、高校同様義務ではありません。
多くの人は大学へ進学を希望しますが、
就職をする人、専門学校へ行く人などもいるので、
中学から高校への進学に比べると、行かなくてはいけないという意識は薄れます。
また、日本の大学は大衆化していて、モラトリアムとなっている、
就職予備校となっている、というような批判も多く聞かれるので、
ますます進学に疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

自分の将来から考える

その場合も高校進学の時と同様、自分の将来を考えて進学すべきか判断します。
まず、大学に通わないととることのできない資格というのが存在します。
これを目指す場合、とりたい資格に合わせて大学を選びます。
一般企業に就職を考える場合でも、高卒と大卒では収入に差が出てきます。
高卒では入社できない場合もあります。
大学であっても、特にいわゆる一流大学でなくては就くことが難しい職業もあります。

大学の教育内容から考える

とはいえ、一般に知られていない大学の中にも素晴らしい教育プログラムを持っていたり、
優秀な教授がいたりする大学もあります。
大学はモラトリアムと言われていますが、
理系の場合は研究室に籠って実験や論文に関わるなど非常に忙しくなりますし、
文系でも出席が厳しくなったり学生にとって有意義になるよう変わってきていると言えます。

社会に出てからのことを考える

教育自体以外にも同じ大学を出ているということは社会に出てからも意味のあるネットワークになります。
このように見ていくと、大学に行く意義は充分にあると考えられるのではないでしょうか。