公募制推薦入試とは

公募制推薦入試とは、大学側から入試に関して特に定められた規定がなく、
指定された一定の条件を満たしていれば
全国どこの高校であっても入試を受けることができるというものです。
しかしこれには高校側からの推薦書というものが必要となっており、
高校生活での能力や成績、生徒自身の人間性も非常に重視されます。
ですが、特に高校や地域を限定しての推薦入試ではないため、
幅広く全国から優秀な高校生を募集することができるので、
大学側にも優秀な人材が集まるきっかけとなり、
また希望する大学に進学することができるチャンスが広がるのが
大きな特徴と言えるでしょう。

公募制推薦入試の特徴とは

高校側に指定がないため幅広く進学を受け入れているのが
公募制推薦入試の特徴ですが、
この他にも高校生活においてしっかりと実績を残しているか、
また学業に専念しているか、進学に対する熱意があるのかなどが
非常に重視される部分でもあります。
これは日頃から好成績を残して、高校側から推薦書を提出されるほどであれば
非常にお勧めできる入試方法ではありますが、
総合評価が平均値よりも低くある場合には控えるほうがよいでしょう。
また第1志望校とは別に、第2志望の進学先としてこの公募制推薦入試を
選択する高校生もいます。

公募制推薦入試の選抜方法

公募制推薦入試では主に書類審査のほか、学科による試験をしっかりと行い、
面接でのコミュニケーション能力も判断対象として盛り込まれています。
自身の進学に対する志望動機をしっかりと言葉で伝える能力の高さ、
人前でアピールできるスキルも合否判定に大きく左右されます。
高校生活である程度実績を残し、学科試験のみで良い結果を出せたとしても、
総合的な能力の高さが問われる試験となっている点に注意が必要です。
またAO入試と比較しても募集人数もはるかに多いため、
公募制推薦入試を視野に入れるならば
早い段階から準備をしておくことをお勧めします。