勉強嫌いの子どもへの対応について
親の言う「勉強しなさい」は子どもにとっては逆効果
親となった方でも、子どもの頃を思い出すと
親に「勉強しなさい!」といわれると「今やろうと思ったのに…」
「もう、やる気がなくなった」と思ったことはあるでしょう。
そういったことは繰り返すもので、子どもも今まさにそう感じていることでしょう。
「勉強しなさい」という言葉は逆効果にしかならないのです。
勉強嫌いで学校の宿題すら言われないとやらない子どもや、
ダラダラとやる気なく、ただ勉強机に座っているだけの子どもへの対応は
親の言動次第で変わります。
勉強嫌いの子どものメカニズム
勉強嫌いの子どもは、勉強というだけで、難しい、楽しくない、つらい
だから、「やりたくない」となってしまいます。
そして、そのやりたくないものを無理やり
やらなくてはならないということがストレスとなり、
拒否反応を起こして余計やらなくなるという悪循環につながっていくのです。
親はもちろん、子どものためを思って「勉強しなさい、頑張りなさい」
というのですが、勉強嫌いの子どもには全く逆効果で、
親子喧嘩や反抗、うつなどに発展する可能性まで出てきてしまいます。
勉強嫌いの子どもへの対応について
勉強嫌いの子どもへの対応で一番理想的なのは、
子どもにやる気ださせ、「勉強が楽しい」「またやりたい」と思わせることです。
それには、クイズやゲームのように「できた、わかった」から
「やった!うれしい!」そして「面白いからまたやりたい」というように
ステップアップさせていくことが大事です。
ストレスと感じずに、「成し遂げた」という快感を得られれば
自然と勉強習慣がつきます。
「頑張ったね、やったね!」と前向きな声かけをしたり、
何気ない子どもとの会話を大切にしましょう。
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