中学の三者面談で話すポイント
中学生の成績の伸びをほめること
思春期にある中学生は、高校受験をひかえていることで、
小学校とは違った学習面での悩みを本人自身も感じています。
成績イコール高校受験の評価ととらえられがちです。
内申の評価が悪いと自信を無くす中学生が多くつまずきがちですが、
自信を失うような学習環境を作ることは絶対に避けなければいけません。
学習意欲が起こる環境を、保護者と教師がサポートする体制を作ることが大切です。
生徒の成績を向上させるのは教師の腕ですが、
教師も人間ですから、保護者から信頼され期待されることで、
成績が伸びる学習指導の方法を研究するものです。
やる気がおこる教材を選び、採点方法もさまざまな観点からやる気をださせ、
本人には教科のつまずきに気づかせます。
教師の熱意は生徒に伝わり、次第に成績が伸びていくでしょう。
ほめて、気付かせ、やる気を出させます。
三者面談では、親は教師に対して、生徒の成績が向上しつつあることを感謝し、
お願いする態度で臨むのが理想です。
中学3年の三者面談で話すポイントとは?
中学1~2年の三者面談で話す内容と、中学3年の三者面談で話す内容は全く違います。
中学3年の三者面談では、仮評定としての内申評価を伝えられ、
先生と保護者、本人で志望校の候補を話し合います。
内申、実力、外部の模擬試験の結果、将来に進学を希望する学部や大学、経済的事情など、
総合的に考えて選ぶようにします。
第一希望を公立にするのか私立にするのか、
単願推薦か一般試験か、併願優遇をとるのかどうかなど、
話し合うべきことはたくさんあります。
もちろん、学校説明会などにも参加し、校風や部活を見ておくと話しやすいでしょう。
先生から見た意見も取り入れ、志望校や滑り止めをいくつかに絞ります。
本評定までに足りないことなども話し合い、後半の試験に向けての指標としましょう。
志望校がある程度定まったら、その学校の学園祭などに足を運んだり、
過去問に取り組むなどで的を絞った勉強ができます。
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