中学受験をする子どもの勉強と親の関わり方

中学受験の勉強はだいたい小学校四年生くらいから始めます。
小学校四年生というと遊びたい盛りで、
親が放っておいても、きちんと勉強をするという子どもは少ないでしょう。
中学受験となると私立中学か、公立の中高一貫または国立の中高一貫となるため、
問題も受験する学校によってかなり癖があったり出題形式にも差があります。
選んだ学校によって勉強の内容が変わってきます。

塾に行かせずに中学受験をする場合の勉強と親の関わり方

中学受験をさせる場合、たいていの親が塾に入れます。
まれに塾に入れずに中学受験をさせて合格したという話も聞きますが、
そのようなケースの場合、100％親がきっちり勉強にかかわらなくてはいけません。
志望校の過去問も何度もやらせ、苦手な部分を徹底的に指導し、
音読や漢字練習、作文に至るまで全て親がチェックします。
しかも、起床時間から食事時間、食事内容、就寝時間、風呂の時間まで決めて
マンツーマンで行い、休みの日も特別メニューを組んでみっちりやります。
子どもが寝た後はその日の子どもの学習のチェックと
翌日の準備などで、親子共に全てを犠牲にした日々を覚悟しないといけません。

受験勉強の親の関わり方

塾に行かせずに親が見るのは大変です。
塾に行かせ、その補習を親が見るだけでも親子喧嘩に発展したりしかねません。
塾や学校の教師をしている親でさえ、
自分の子どもの勉強を家でみるのは難しいと良く聞きます。
家庭教師に頼むか、塾と家庭教師を併用し、
親は勉強に関しては補助的な役割で、時間の管理と宿題チェック、
「わからない、教えて」と言ってきた時だけヒントを与えましょう。