大学受験に対する親の心構え
大学受験に対する親の心構え
反抗期も終わり、「大学受験だから本人の希望通りで…」
「親がもう口出しする年でもないし…」と思っている方も多いと思います。
しかし、実は親が思っているよりもこの時期の子どもは
いっぱいいっぱいで無理を言ったりもするし、
無関心すぎると八つ当たりもしてきます。
この頃になると子どもは漠然とでもやりたい方向性というのが見えてきています。
話しを良く聞いてあげ、子どもが行きたいという大学の
オープンキャンパスには一緒に参加するようにしましょう。
受験制度の選択
行きたい大学、学部が決まったら次に考えるのは受験制度です。
親の世代と今の時代では、大学に対する考え方や受験制度が違います。
今は70%の子どもがどこかしらの大学に入っているようです。
しかも、そのうちの30%以上がAO入試、自己推薦、指定公推薦で大学を決めています。
AO入試も四回まで同じ大学を受験できるなど、
少子化だけあって、かなり手厚い制度になっており、
大手予備校が経営難になるほど浪人する人は減ってきています。
大学も多様化してきており、大学に行きながら資格が取れる、
高齢社会のために、福祉や医療系の学部を増やすなどしており、
学費の面でもいろいろ考えられています。
親の時代での偏差値も変わってきており、
親も一から情報収集するくらいの気持ちで臨みましょう。
一般受験の子どもの親の心構え
志望校に関しては親の意見を押し付けるのではなく、
あくまでも子どもの希望を優先して、前向きな考え方をしましょう。
そして学校任せにせず、親も一緒に入試制度や大学について考えることが大切です。
一般受験を決めた後は、完全に実力勝負の世界なので、
勉強しやすい環境作りと体調管理をして、温かく見守っていきましょう。
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