親の学歴は影響する?
進路を決定する時期には、親にも大きな重圧がある
小学生高学年・中学生など、子どもが進学のことを考え始める時期は、
親御様にとっても大きなプレッシャーがあるものでしょう。
親心としては、子どもが自分の力で進路を決断して行くということは、
たいへん心強い事柄の一つと言えるのではないかと思います。
しかし一方で、ご両親の学歴が子どもの希望する学校よりも低いという場合、
「子どもがきちんと授業について行けるか」
「勉強を教えてあげられないが問題ないか」
などのお悩みを持つ方も少なくないようです。
親の学歴は、子どもに影響を及ぼすのか
結論からお話してしまいますと、親の学歴は子どもに対して「影響を及ぼしません」。
ご両親が高校卒業後に進学を行わなかった世帯の子どもが
難関校への受験を成功させる、
というような事例は、実にたくさん存在しています。
勉強することや知識に対する好奇心を育てて行けば、
自力で学習することも自然と身についていきますので、
様々な不安も払拭できる可能性が高くなるのでしょう。
逆に親が一流大学を卒業している場合でも
必ずその子どもが一流大学に入るということもありません。
あくまでも、子どもの性格や考え方でしょう。
子どもの学力は、親と子のかかわりから
子どもの勉強したい!という気持ちは、
親御さんの普段のライフスタイルからも培われて行きます。
例えば、新聞を読むことが好きなお父さんがいる、読書を日常的に行うお母さんがいる、
など、学習に対する刺激を両親の姿から得ることができるのです。
まだ子どもが小さいうちであれば、絵本の読み聞かせを行うことも効果的でしょう。
子どもと一緒に考えたり、調べごとを楽しんだり、
そのような普段のかかわりから、子どもの学力は育って行くのです。
どんなことでもそうですが、親が無理に勉強をさせようとしても身に付きません。
そればかりか、勉強を嫌いになってしまうケースも存在しますので、
学習はできる限り自分から「やりたい」
と思ってもらうことが大切であると言えるのです。
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