地方の国立大学?近くの私立大学?
家から通えなくても国立の費用は安いのか
子どもの大学進学には、喜びとともに大きな出費がともないます。
特に、私大の方が卒業までの費用がかかるという印象も根強いものです。
実際、価格面だけを比べてみると確かに断然国立はリーズナブルですが、
家から通える範囲にないという場合ではどうでしょうか。
実家から通える私大と比較検討してみましょう。
県外の国立大学に通うときの出費
例えば実家を出て、県外の国立大学に通うという場合、
学校で用意される寮や下宿、賃貸アパートなどを借りて
生活することがほとんどではないかと思いますので、
家賃・食費・光熱費等の援助などを行わなくてはならないでしょう。
子どもが自発的にアルバイトをするというケースも少なくはありませんが、
実際の学業とのバランスを鑑みなくてはなりませんので、
やはり、親からの仕送りなどは必要になる場合が多いと考えられます。
すると、学費の他にかかる費用も大きくなってきますので、
一概に国立の方がリーズナブルである、とは言えない現状が浮かび上がって来ます。
ご自宅近くの私大に通えるというケースと比較すると、
学費以外の面で私大の方が安くなるということもあるでしょう。
最終的には、子どもの意思を大切に
国立と私大、どちらにするべきか決めかねる…。
というときには、子どもとじっくりと話し合う時間を持ちましょう。
あの大学は高くなってしまうけれど特定の授業をどうしても受けたい、
就職などに有利な資格を取るためにこの大学を選びたい、
など、進学する本人として様々な希望があるかと思いますので、
お互いに意見を交換しながら最終的な判断を行うようにされると良いでしょう。
大学は社会に向けた第一歩となる大切な進学ですから、
子どもの意見・意思を尊重することは、非常に大切なポイントとなるのです。
ゆっくりと検討して、より良い進学先を選びましょう。
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