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夫婦間での子どもの進路の考え方が違う場合

夫婦間で子どもの進路の考え方が違う場合

子どもが成長するにしたがって、受験の話が具体化してきます。
両親が同じような学歴だと夫婦間で受験する学校の考え方も似る傾向にありますが、
そうでない場合は進路のことで悩むことになるかもしれません。
例えば、妻が中学受験をして有名私立大学の付属中学に入り、
そのままエスカレーターで大学まで行ったとします。
中学受験の時は大変でしょうが、
後は比較的楽に進学できたという経験を持っていたとします。
これに対して夫は、公立で進み、大学ももちろん一般受験で国立大学へ行き、
その都度、きちんと受験というものを経験した方がよいという考え、
というケースもあります。
こういう内容のことで夫婦が対立してしまうことが実際によくあります。
これが学歴格差夫婦だといわれることもあり、
結局どちらの選択も子どもが希望しているものではないでしょう。
一番重要なのは子供の意見を尊重して決めるということです。
意見を必要とされれば親の意見も伝えると良いでしょうが、
そうでなければ子どもにとっては重荷になることでしょう。
親のいうことを聞いたがために自分の意見を消す!というのは悲しいものです。

親の学歴経験が違っても問題ないケースもある

夫婦とも、愛するわが子のことを思ってこその考え方で、
「小さい時に多少苦労しても、大学まで楽に進ませてあげたい」と考えるか、
「苦労は買ってでもしろ」と考えるのかの違いなのです。
夫婦間に進学に関しての考え方の違いがあると、
通常よりも揉め事が起こりやすくなりますが、必ず起こるわけではありません。
自分の人生ではなく子どもの人生だから、
きちんと決めさせる!という方針で行けば、子どもも自分の意見を伝えやすいですし、
自分を1人の人間として認めてもらえたと感じるでしょう。
夫婦の学歴など関係なく、しっかりと子どもに話を聞いてみてください。

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