高校受験勉強の悩み

高校受験というと中学三年という一番難しい年頃です。
親が「勉強しなさい」とか「やってる？」といった声かけをするのが効果的なのは
せいぜい中学一年くらいまでです。
また、高校受験はほとんどの人が体験するため、子どもも親も友達と比べがちになります。
上に兄弟がいる場合は、兄弟と比較してしまうこともあります。
子どもは「何がわからないかわからない」「不安でいっぱい」「内申が足りない」
「勉強しても成績が上がらない」といった悩みを抱えています。
しかし、親もまた「口出しし過ぎてしまった」「友人と比べてしまった」
「上の子と比べてしまった」「親の不安を子どもに言ってしまった」
「危機感がまったくない」「受験生とは思えない生活をしている」
というような反省や悩みを持っています。
高校受験の勉強に関しての悩みは、親の関わり方を変えることで、
子どもの態度も変わり、それが勉強や成績にもつながっていくので重要です。

親子で成長する高校受験

中学生という時期は、肉体的にも精神的にも人生で最も成長する時です。
この時の親の関わり方が、その後の子どもの自立にも繋がります。
親も義務教育内だということや、少し前まで小学生だったという思いからも、
何かと口出ししたり先回りして用意したりしてしまいがちです。
特に勉強に関しては、勉強時間ややり方について、
ついつい口に出してしまい、ケンカや口きかないといった結果になってしまいます。
この時期の子どもは塾や家庭教師から勉強を学び、
自分なりに吸収しようと頑張っています。
ある程度の距離を持って見守り、イライラは受け止めるくらいの覚悟で臨みましょう。
高校受験と受験勉強は親子で成長する、よい機会なのです。