中学受験をさせる際の親の心構え
中学受験は親の受験
「中学受験は親の受験」といわれているように、
小学生の中学受験は親の役割は大きく、合否も親と子どもの二人三脚でないと
いい結果には結びつきません。
日常の勉強や受験校選びなどに関しても「本人の意思を重視して」というのは
高校や大学受験からです。
まだ生まれて十年しか経っていない子どもが志望校や受験に関しての知識、
勉強まで一人でできるはずもなく、親がある程度コントロールしていかないと
乗り越えられないでしょう。
中学受験をさせる親の悩み
中学までは義務教育のため、中学受験をさせるというのは
ほとんど親の考え方です。
「受験戦争に巻き込まれないように大学までエスカレーター式の学校に行かせたい」
「いい大学に入れるためには、いい中学に入れておかなければ…」
といった“子どものためを思って”のことですが子どもが小学校三年ぐらいで考え、
受験させると決めたからには、四年生から親子での中学受験対策が始まります。
小学校四年といえば、遊びたい盛りの子どもですが、
テレビ・漫画・ゲームや友達との遊びも制限し、
塾に入れ、塾の山のような宿題と格闘させてつつ、
塾のクラス分けテストでのクラスに一喜一憂する生活を始めるのです。
疲れたり、風邪などひかないように体調管理もしなくてはいけません。
そこから六年の受験まで、何度も親子喧嘩を繰り返し、
「ここまでして、受からなかったらどうしよう?」
「もう、こんな思いをするくらいなら中学は公立でいいのではないか?」
と何度も思い悩むことも多いでしょう。
中学受験をさせる際の親の心構え
中学受験をさせた小学生の親で、最も志望校へ合格した率が高い親は
「一見無関心」タイプだそうです。
一見無関心を装いながらも、子どもを水面下でコントロールしていくことが大事です。
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