総合高校のメリットとデメリット
総合高校とは
総合高校ってご存知ですか?
意外に知らない人がたくさんいます。
総合高校とは総合学科を設置している高校のことです。
1994年に総合高校は制度化しました。
「総合」とは、従来の普通科と職業科の総合という意味です。
総合高校では普通教育と専門教育の両方が行われ、
生徒は選択して履修することが出来ます。
英語が好きな生徒なら、英語の授業をたくさん受けることが出来ます。
総合高校のメリット
総合高校の第一のメリットは、学年制ではなく単位制であるため、
自分が勉強したい科目を集中的に履修出来ることです。
第二のメリットは、将来目指す道が決まっている生徒は、
それに向けた勉強を自分でカスタマイズして履修出来ることです。
第三のメリットは、授業が豊富で少人数で、施設も充実していて、
多くは公立校のために授業料が安いことです。
第四のメリットは、大学進学以外に色々な目的をもった
生徒達が集まっていて、よい刺激を受けられることです。
第五のメリットは、大学のように自分が将来やりたいことを
ゆっくりと模索することが出来ることです。
第六のメリットは、授業は社会人が講師を担当することも多く、
その分野の専門分野に早くから触れることが出来ることです。
総合高校のデメリット
総合高校の第一のデメリットは、
現実には将来何になりたいのか明確な目的意識をもたずに
入学する生徒も多いことです。
第二のデメリットは、第一のデメリットの結果として
生徒が主体的に授業を選択するのが難しいことです。
第三のデメリットは、大学進学には不利なことです。
2013年度に「専門高校・総合学科卒業生入試」を行った大学は、
国公立大学9大学10学部、私立大学31大学57学部に留まっています。
第四のデメリットは、退学者が多いことです。
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