単位制高校のメリットとデメリット|家庭教師のガンバ

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単位制高校のメリットとデメリット

単位制高校とは

単位制高校とは、学年毎に教育課程を区分せず、
定められた単位を修得すれば卒業できる高校のことです。
単位制は、学年制の反対概念です。
単位制高校は、1988年から定時制・通信制課程で導入されました。
その後、1993年からは全日制課程でも設置が可能になりました。
東京都では、単位制高校は44校あり、
これは東京都の高校の約1割に当たります。

単位制高校のメリット

学年制にはない単位制高校のメリットとは何でしょうか?

第一のメリットは、自分で学習のスケジュールを立てて、
自分の興味や関心に沿った科目を選んで履修できることです。
第二のメリットは、学年という区分が存在しないために、
マイペースで学習が出来ることです。
第三のメリットは、留年せず進級できることです。
第四のメリットは、学校が決めた人間関係を強制されないことです。
第五のメリットは、自分のライフスタイルに合わせて
時間割を組むことが出来ることです。
第六のメリットは、大学受験を考えている人は
志望校に合わせて履修科目を選択することが出来ることです。
私立大学を受験する人は、特定の受験科目を集中的に
学習することも出来ます。
第七のメリットは、自分が得意な科目を中心に履修すれば、
成績がよくなることです。

単位制高校のデメリット

単位制高校にはこのようにメリットがたくさんありますが、
実はデメリットもあります。

単位制高校の第一のデメリットは、
学年制のようなクラスメイトがいないことです。
人間関係が希薄な分、友達を作りにくい面もあります。
第二のデメリットは、高校生という実感を持ち難いことです。
第三のデメリットは、惰性や孤独感が生まれやすいことです。

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