高校入試の社会勉強法
今どきは暗記だけじゃダメ
社会と言えば暗記、暗記と言えば社会というほど覚えることイコール
試験勉強のように言われる教科ですね。
確かに、基本的には丸暗記してしまえば点数はとれますが、
よほどの記憶容量をもった頭脳でも、
3年分の公民、地理、歴史を完璧に覚えることは不可能です。
では社会科を得意とする人はどのような記憶の仕方をしているのか、
というと、関連する出来事をひとかたまりで覚えているのです。
例えば歴史の場合、
その出来事ひとつが点としてあるわけではありません。
時間の流れの中で、なぜそれが起こったのかを巡り、時代背景や、
その以前の状況、ひきがねとなった出来事のかくれた事実、
その後どのような変化がおき、影響を受けた人は誰か、
など一連の大きな時間枠を自分の覚えやすい形でくくっているのです。
基点とするところをいくつか頭の中に置くことで、
新しく覚えた出来事を整理して入れ込むことができます。
地理も同様にして、ばらばらの項目ではなく関連するつながりを
地域でまとめます。
白地図に自分なりの書き込みをすると、整理しやすいでしょう。
それでも覚えるのは苦手、という人は問題や定期テストで
必ず取り上げられたような、重要事項を中心にチェックをしてください。
分野別重点学習法
受験が近づいてやはり頼りになるのは、志望校の過去問題です。
傾向を確認すると共に、くりかえし問題を解いて弱点を強化します。
また、分野ごとに重点を置く学習法もみておきます。
地理ならば、グラフは外せません。
必ず特色のある地域の気候、産業などのグラフを頭に入れましょう。
歴史はやはり年代です。
近接する出来事の後先が混乱しないように、系統だてて覚えましょう。
昔ながらの語呂合わせなど、工夫をして暗記を逃さないように。
公民は現代ネタが多く取り上げられます。
ここ数年の大きな政治のニュース、地震や災害も忘れずに確認をして
覚えるようにしましょう。
教科書の最初から暗記しようとする学習法は、途中で必ず挫折します。
各分野ともポイントをしぼり、確実に覚えたところで、
余裕があったら広げる、をくりかえしてください。
問題集はまず1冊を十分に網羅してから、
別のものに手をつけるようにしましょう。
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