高校入試の面接でのポイント
面接前から面接後まで気を抜かない
学校側が何のために面接をするのか、
というと学力だけではない面を見たいからです。
礼儀、態度、思考力、コミュニケーション能力、そしてある程度性格まで
判断の対象となるのが、面接です。
気をつけたいのは、面接に至るまでと、面接後までを観察されている、
ということです。
待っている間の態度が悪かったり、
面接会場を出た瞬間に大声を出したりすることはNG。
気を抜くのは校門を出てから、くらいの気持ちで臨んでください。
基本的な礼儀作法は、おそらく面接練習でたっぷりと
指導されることでしょう。
ポイントは、練習を本番だと仮定することです。
顔見知りの先生相手であっても決してふざけたり、
にやけたりすることのないように。
練習で出来ないことは、本番でできるわけがありません。
声の小さい人は、滑舌、発生練習まで行ってください。
家でも家族を相手に練習しておくことです。
リハーサルは多ければ、多いほど効果を発揮します。
質問内容を想定する
面接に向けた情報収集は重要です。
必ずと言って聞かれるのは、志望動機です。
この時、自分のことばかりを話すのではなく、
学校の特徴を必ず織り込みます。
そのためには、学校のことを良く知らなければ話ができません。
「自分がこうなりたい、自分はこのような気質をもっている、
だからこの学校のこのような点が合うと思いました」と
理論立てた話には説得力があります。
また、自分の性格、短所・長所も質問されがちです。
物事をよく考えているかどうかが、問われます。
自分ではこのように思っていたが、こんなことから意外な一面を見出した、
と言ったエピソードなどを交えると具体性が増します。
どんな質問を受けても、必要以上に見栄を張ったり嘘を述べるのは最悪です。
多くを面接している目には、ごまかしや嘘は通用しません。
これまでの活動などに印象的な内容がないと感じたら、未来に向けて
希望すること、を話せば良いのです。
この学校に入学するからこそ実現できるのだ、
と話すことで積極的な学校生活を送る意志を感じさせることができます。
面接は、やる気のある生徒を選ぶための場でもあります。
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