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推薦入学のときの作文と小論文の違い

推薦入試の作文と小論文の違い

推薦入試の対策として欠かせないのが、面接と作文・小論文です。
この場合、注意する必要があるのは、作文と小論文の違いです。
作文の試験で小論文を書いたら評価されません。
逆に小論文の試験で作文を書いても評価されません。
これらを書き分けるには、
作文と小論文の違いをきちんと理解する必要があります。
しかし、両者の違いをよく理解していない中学生もいます。
違いが理解できないと推薦入試の対策も出来ません。
そこでここでは作文と小論文の違いについて説明します。

作文

作文はある出来事から自分の心境や感想を述べた文章です。
具体的には、「私は~だと思う」、「このリンゴは美味しい」
などの文章です。
作文のポイントは自分がどう思ったのか、どう感じたのかにあります。
論理や根拠などはそれほど求められません。
推薦入試の作文の評価基準は、
文章の展開のうまさ、感性の豊かさ、表現力などです。

小論文

小論文は、あるテーマについての自分の意見を
根拠や理由を示しながら論理的に展開して相手を説得する文章です。
例えば「クジラの肉を日本人が食べることは正しいのか?」
というテーマが与えられているとします。
小論文では、イエスかノーで自分の意見を述べなければいけません。
しかし、意見だけでは言いっ放しになってしまいます。
意見の根拠や理由がないと、なぜイエスなのか、なぜノーなのかが
分からないからです。
そうすると相手を理性的に説得することは出来ません。
推薦入試の小論文の評価基準は、論理性や説得力の高さです。

小論文の対策

小論文は論理的思考能力がないと書けません。
論理的思考能力を養うには、小論文を沢山読む必要があります。
作文・小論文の指導は、家庭教師にお任せ下さい。

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