中学一年生の学習のポイントについて
子供時代に別れを告げる季節
「中1ギャップ」ということばがあります。
日本の教育制度にあって、小中学校の接続時期に起こる様々な問題を
表現していますが、確かに6年間の「子ども生活」から革新的な変化の
起こる1年となります。
担任の他に教科ごとの教師がいたり、教室移動があるといった外観上の
変化も大きく、何から何まで指示されていた小学校と違い、自己管理の
範囲が広がります。
授業内容も格段と難易度が増す上に、進度も速く、学習に対する不安を
持つ生徒も少なくありません。
学期ごとの定期試験もあり、学科ごと、単元ごとの出来不出来が明確に
認識されるようになります。
違う学校からの生徒も多く、これまで気にしていなかった自分の能力に
急に自信がなくなる子どももいるでしょう。
人間関係も複雑になり、自分自身の心の成長とともに多感な時期に突入
するタイミングでもあります。
順調な中学生活を送るために
多くの子どもは、楽しさと同等の不安を胸に、
次第に中学生活に馴染んでいきます。
勉強に関しては、小学校から自宅学習の習慣がついている生徒は、
そのまま授業の進化に合わせ、必要な時間感覚を自分で培っていくようです。
宿題程度しかして来なかった場合は、
この時期のうちに必ず復習だけでも習慣化してください。
学年とともに課題も増えます。
今のうちに積み残しがないよう、授業内容を確実に理解できる体勢を
家庭でも促すことが大切です。
最初のうちは小学生当時と同様に、いろいろな話をしてくれた子どもも
次第に自分たちの世界を作り上げる時期です。
友人関係が良好か、学校に適応できているかなど、様子を伺う程度にし、
話したそうにしている時を見計らって詳細を確認しましょう。
大人びてきてはいても、まだまだ心細い思いをしていることも多いので、
目を離さずに見守ることをしてください。
また、部活なども始まり、生活時間も変化してきます。
身長の変化が激しい思春期、成長期には成長ホルモンの分泌に
十分な睡眠が必要です。
13~18歳の理想は8.5~9.5時間と言われていますが、
それが無理でもなるべく近づけられるよう、アドバイスをしてあげてください。
成績の伸び率の良い子ほど、睡眠時間が安定しているとの調査報告もあります。
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