スポーツ推薦制度と学習について
入学後の学力維持は必須
技能に秀でた生徒が、スポーツ推薦を受けて高校入学をする場合、
確かに入学試験を免除されますが、その後の学力についてはあるレベルを
維持する必要があります。
子どものことですから、推薦が決まれば入試をしなくて済むのを良いことに、
まったく勉強しなくなるということがあります。
しかし、入学後もそれを続ければ当然授業には、ついてゆけなくなります。
いくら推薦を受けたからと言っても、高校生活のほとんどは授業時間で
占められますので、理解できない授業を聞くのは本人も苦痛でしょう。
また、学業レベルが一定水準に達しない場合、留年してしまう可能性も
出てきます。
実際に、大学でもスポーツ推薦が決定していながら、
高校卒業が危ういという笑えない状況となった人も存在します。
人生は高校で終了するわけではありません。
プロのスポーツプレーヤーになれる保証はどこにもありませんので、
高校では学業と両立し、未来の進路を複数確保できる状態にして
おかなければならないのです。
高校のスポーツレベルは高い
中学と違い、スポーツを目的にして、多くの優秀な人材が入学してきます。
スポーツ枠があるほどの高校であれば、他にもライバルは多いでしょう。
スポーツ推薦を受けて入学したからと言っても、
花形プレーヤーになれるというわけでもありません。
部活以外に自分の居場所を作っておかなければ、
学校自体が楽しいところではなくなってしまいます。
また、万が一スポーツができない状況になってしまった場合、
推薦で得た特例扱いはすべて解除されます。
その時に成績が標準以下ということであれば、
その学校に在籍しづらい環境となるでしょう。
入る時が楽だからと言って、3年後も安泰であるとは限らないのです。
高校はあくまで「学校」です。
学ぶべきことを、しっかり身に付けてこそ通う意義があります。
スポーツ推薦を受けて入学しても、自分の人生にとって必要な学力はしっかりと
身に付けて卒業しなければなりません。
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